モンサント、農業による温室効果ガス排出量の削減を定量的に明らかにするシステムの開発に$160万投資

日本モンサント株式会社 2016年09月30日 17時00分
From 共同通信PRワイヤー

2016年9月30日

日本モンサント株式会社

農業生産者に気候変動の影響を軽減させる農法についてより深い理解と活用を促す目的

USDA-NRCS(米国農務省-自然資源保全局)も、農業生産者対象プロジェクトのためにConservation Innovation Grant (保全イノベーション補助金)を通して100万米ドルを確約。
セントルイス(2016年9月23日)–米国農務省-自然資源保全局 (USDA-NRCS) は、農業生産者に対して気候変動の影響を軽減させる農法についてより深い理解とその活用を促すため、全米トウモロコシ生産者協会(NCGA)とその関連団体である土壌健全化パートナーシップ(SHP)に100万米ドルの保全イノベーション補助金(CIG)を授与しました。モンサントはこれに賛同し、160万米ドルの追加投資を行う予定であると本日発表しました。この投資は、カーボン・スマート農法によって温室効果ガスの排出量が削減されることを検証し、削減温室効果ガスを定量的に測定するするシステムの開発を更に進めるために、専門家、手法またそれに必要とされる資源を提供していくこの協働プログラムに用いられます。
米国農務省のCIG(保全イノベーション補助金)プログラムは、水質改善や気候変動の軽減に対する市場ベースの戦略と同様に、農作業中のエネルギーや肥料使用といったものを改善する手法や戦略のイノベーションを培うものです。
「気候変動は地球規模で直面しているグローバルな課題です。農業はこの問題解決に向けた大切な役割を握る可能性を持っています。私たちは、米国農務省 自然資源保全局の本補助金に関して、全米トウモロコシ生産者協会ならびに土壌健全化パートナーシップと協働できることを大変うれしく思います。力を合わせることによって、現代農業が持続可能性を牽引するために必要な集中力と資源を生み出すことができます」と、モンサント社長兼最高執行責任者であるブレット・ベグマンは語っています。さらに、「私たちは、現場で温室効果ガス削減に向けた実践を率先しておられる、進歩的な農業生産者やその関係者と協働していけることを楽しみにしています」と続けました。
モンサントはCIG(保全イノベーション補助金)プロジェクトパートナー(NCGA、AgSolver、Applied GeoSolutions、DNDC-ART、Climate Smart Group、CropGrowers)と連携し、保全に向けた実践を活用し、農業生産者による温室効果ガスの削減を検証するために、現行の温室効果ガスモデリング科学、新興の検証技術(衛星データ)および定評のあるビジネス計画を基軸とした枠組みを策定します。
「温室効果ガス排出の回避を大規模に実践できるようにするためには、農業生産者にとってよりシンプルでより経済的な持続可能な農業システムのアプローチが必要です」とモンサント農業環境戦略担当主任科学者であるマイケル・ロハウス博士は述べています。「開発されるシステムは、成功事例を活用し、革新的な農業実践によって空気、土壌および水質に与える効果を定量的に明らかにし、様々な障害を取り除いてくれるでしょう」
モンサントは、カーボン・ニュートラル(温室効果ガスを増加させない)農業をより大規模に実践できるようにするため、これまでに学んだ主要事項を世界中の農業生産者の方々と共有していくことをお約束します。また、モンサントでは、2021年までに自社の事業活動をカーボン・ニュートラル(温室効果ガスを増加させない)にする公約をした持続可能な農業システムにおいて、農業生産者と密接に連携します。先月、「カーボン・ニュートラルな農業への道筋を示す:作物に着目した温室効果ガス削減戦略の可能性」というタイトルで科学的報告書を発表いたしました。これは、米国内での農業による温室効果ガス排出量の削減の可能性について調査を実施したものです。報告書の中で、被覆作物(カバークロップ)、保全耕起、精密な施肥(施肥養分)管理およびデータ科学のような革新的な生産実践の活用により、米国内だけで温室効果ガス排出量を二酸化炭素換算で1億トン以上削減できることが示されています。
モンサントの気候変動に対する取り組みおよび協力に関する詳細については、モンサントの2015年サステイナビリティ報告書「Growing Better Together」をご参照ください。ICFの報告書は、こちらよりご覧いただけます。
モンサント・カンパニーについて
モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産しています。当社は農業生産者が天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや当社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.com リンク およびmonsanto.com リンクをご覧ください。ツイッターwww.twitter.com/MonsantoCo リンクやブログwww.monsantoblog.com リンクのBeyond the Rows(R)、或いは当社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。
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