手塚プロが冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』とコラボ “手塚治虫タッチの初音ミク” イラストを公開冨田が手がけた手塚アニメ音楽の貴重な音源集も初CD化

株式会社キョードーメディアス 2016年09月30日 16時06分
From PR TIMES

冨田勲×手塚治虫×初音ミク



手塚プロが、11月11&12日に行われる「冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」のために描き下ろした“手塚治虫タッチの初音ミク”イラストを公開した。
今年5月に他界した作曲家・世界的シンセサイザー・アーティストの冨田勲は、60年代より、「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」など、手塚治虫の数多くのアニメ作品の音楽を手掛けたことで知られる。当時実写よりも下位にみなされていたアニメというジャンルの音楽にあって、冨田は斬新な技法と豊かなメロディを惜しげもなく投入し、世代を超えた多くの人々に広く支持された。
手塚プロは、手塚アニメの音楽面における代名詞ともいえる存在であった音楽家の逝去にあたり、哀悼とその活躍への敬意を表すべく動いた。同じく冨田の創作に携わってきた、クリプトン・フューチャー・メディアがこれに協力。そしてこの度、冨田の晩年のパートナー的存在である初音ミクとコラボレーションし、本公演に向けた“手塚治虫タッチの初音ミク”イラストを制作するに至ったのだ。
[画像1: リンク ]

来年2017年は、冨田勲の生誕85年、そして手塚治虫の生誕90年、さらに初音ミクの最初のソフトウェアが発売されてから10年という、三者それぞれにとっての記念イヤーにあたり、それぞれ今後の展開も期待されている。なお、この“手塚治虫タッチの初音ミク”イラストはグッズ化され、11月の「冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」公演の会場で特別限定発売される予定。

[画像2: リンク ]

さらに、冨田が手がけた手塚アニメ音楽の貴重な劇伴音源を集めたCD-BOX(5枚組)が、11月9日にリリースされることも発表された。「ジャングル大帝」、「リボンの騎士」はもちろん、「どろろ」、「ビッグX」のほか、劇場公開された大人向けアニメ「千夜一夜物語」「クレオパトラ」なども系統だてて収録。これまで、これらの劇伴音楽は音盤用に再録音されたことはあったものの、フィルムにつけられた当時の“オリジナル”な音源が音盤化されたことはなく、まさにファン待望のリリースとなる。

CD情報
「冨田勲 手塚治虫作品 音楽選集」
2016年11月9日発売予定  CD(blu-spec CD)5枚組 ¥10,000  COCX-35885-9
■Disc 1 ジャングル大帝
■Disc 2 リボンの騎士
■Disc 3 どろろ
■Disc 4 千夜一夜物語(1969 冨田勲)  クレオパトラ(1970 冨田勲)
■Disc 5 銀河少年隊(1963 製作・虫プロ、竹田人形座)
     ビッグX(1964 製作・東京ムービー) ほか


冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』
【日時】2016年11月11日(金)開場18:00 / 開演19:00
    2016年11月12日(土)開場12:30 / 開演13:30
    2016年11月12日(土)開場17:00 / 開演18:00
【会場】Bunkamuraオーチャードホール
【演目】第1部:『イーハトーヴ交響曲』 「惑星 Planets Live Dub Mix」
    第2部:『ドクター・コッペリウス』
【キャスト】
[第一部]
■『イーハトーヴ交響曲』
作曲:冨田勲
リアルタイム3D映像投射技術:クリプトン・フューチャー・メディア
指揮:渡邊一正
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
バーチャル・シンガー:初音ミク

■「惑星 Planets Live Dub Mix」
Dub Mix: エイドリアン・シャーウッド

[第二部]
■スペース・バレエ・シンフォニー『ドクター・コッペリウス』
制作・ストーリー原案:冨田勲
リアルタイム3D映像投射技術:クリプトン・フューチャー・メディア
エレクトロニクス:ことぶき光
振付:辻本知彦
出演:初音ミク、風間無限
指揮:渡邊一正
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

【料金】S席¥10,000 A席¥8,500(全席指定) ※未就学児童入場不可
【主催】キョードー東京、クリプトン・フューチャー・メディア、日本コロムビア
【協賛】日本カーバイド工業株式会社
【協力】東京フィルハーモニー交響楽団
【HP】オフィシャルサイト リンク
【問い合わせ先】キョードー東京0570-550-799 平日11:00~18:00 土日祝10:00~18:00

★2012年初演:世界中で話題になった初音ミクとの初コラボレーション「イーハトーヴ交響曲」
リンク


【ドクター・コッペリウスとは】
「ドクター・コッペリウス」は、冨田勲が、上演を夢見て他界直前まで創作を続けていた舞台作品です。
他界前にストーリー原案と音楽の構想のほとんどを遺しており、冨田氏が長年追い求めてきた「宇宙への夢と希望」に満ち溢れた壮大なストーリーが、オーケストラとシンセサイザー、そして冨田の遺したオリジナルのエレクトロニックサウンド、さらにバレエと3DCGを伴いながら展開されます。
宇宙へ飛び立つことを夢想する主人公コッペリウスと、それを叶えるべく異界からやってきた初音ミクが織りなすストーリーとなっており、小惑星イトカワ、そしてその先の未知なる星へ、宇宙を自在に行き来しながら展開される、時空を超えたスペース・バレエ・シンフォニーです。
この作品では、「イーハトーヴ交響曲」と同じく、バーチャル・シンガーの初音ミクも登場。最新の技術で、空中に像として浮かび上がる初音ミクが、生身のダンサーとバレエを踊る場面がみどころとなります。
初音ミクと共演するコッペリウス役は、ドイツ名門ジョン・クランコバレエ学校で学び、アメリカのタルサバレエ団を経て日本に活動の場を移した、新進気鋭のダンサー風間無限氏に決定。
振付は辻本知彦氏が担当。コンテンポラリーダンサーとしても活躍し、日本人で初めてシルク・ドゥ・ソレイユにダンサーとして出演した経歴を持つ辻本氏。ミュージカルの振付・演出でも活躍する、世界レベルのアーティストが、この未知なる世界を演出します。
指揮はオペラ、バレエの分野で目覚ましい活躍を繰り広げる渡邊一正氏。演奏は、渡邊氏が2015年4月からレジデント・コンダクターを務めている、東京フィルハーモニー交響楽団が担当します。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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