大人のADHD 当事者に学ぶ啓発動画を公開

日本イーライリリー株式会社 2016年09月27日 16時30分
From PR TIMES

~当事者によるディスカッション、当事者と医師の対談を講座形式で~



日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:パトリック・ジョンソン、以下、日本イーライリリー)は、大人のADHDに関する正しい理解を促し、当事者が適切なサポートを受けられるよう支援する目的で、啓発動画「当事者が語る 大人のADHD講座」を制作いたしました。本日9月27日(火)、ウェブサイト「大人のためのADHD.co.jp」(リンク)にて公開を開始いたしました。

※動画のダイジェスト版をこちらからご覧いただけます。
[動画: リンク ]



発達障害のひとつである「ADHD」は、子ども特有のものとみなされてきましたが、近年では成人期ADHD当事者の存在と、当事者の日常生活における困難が知られるようになってきました。ADHDは、不注意、多動性、衝動性を特徴とする症状により、失敗を繰り返し、職場や家族にも迷惑をかける等の経験を重ねることで、自尊心の低下から2次障害(うつ病、不安障害等)に発展するケースも報告されています[1]。ADHDの症状は、性格や努力不足によるものと誤解されがちで、本人も多くの場合「自分が何に困っているのかわからない」「自分の困り感を周囲の人にうまく説明できない」という状況にあるのが実情です。
今回制作した動画「当事者が語る 大人のADHD講座」では、発達障害の当事者が主体となって活動するNPO法人DDAC(発達障害をもつ大人の会)(代表:広野 ゆい氏)が運営する当事者サロン「関西ほっとサロン」の参加者によるグループディスカッションや、ADHD当事者である執行 泉さん(株式会社いづみカンパニー 代表取締役)と主治医の原田 剛志 医師(パークサイドこころの発達クリニック 院長)の対談を中心に構成し、まず自分の特性を知ることで仕事や日常生活に道が拓ける可能性を、ADHDの当事者自らが語ります。
日本イーライリリーは、本動画を通じてADHDについての正しい理解を促進するとともに、当事者が適切なサポートを受け、その特性を活かして活躍できる社会の実現を願い、今後も活動を続けて参ります。

[1] Kooij SJ, Bejerot S, Blackwell A, et al. European consensus statement on diagnosis and treatment of adult ADHD: The European Network Adult ADHD. BMC Psychiatry. 2010 Sep 3;10:67.

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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