アナログ・デバイセズ、新しい中間周波数レシーバ / トランスミッタ HMC8100/8200を発表

アナログ・デバイセズ株式会社 2016年09月26日 11時10分
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このプレスリリースは、2016年9月21日(現地時間)に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は、以下のURLでご覧になれます。
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アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、マイクロ波とミリ波を利用する無線通信事業者および通信機器メーカー向けに、信頼性、コスト、製品開発時間を大きく改善する高集積中間周波数(IF)レシーバ / トランスミッタ HMC8100並びにHMC8200を発表しました。多彩な機能が集積された両製品は、従来複数のディスクリート製品を配置していたところを単一製品に置き換え、マイクロ波バックホール機器向けの高性能ソリューションを開発できるようにしたものです。必要部品点数が減少することで設計が簡素化され、より短期間で製品化できるようになります。また、基板の小型化と消費電力の低減により、製品の信頼性が一層高まるとともに、製造コストと運用コストの双方を削減できます。さらに、通信機器の運用上の信頼性が向上する結果、無線通信事業者は自社の加入者に、高品質で利便性の高い携帯電話サービスを提供できるようになります。

最適なアプリケーション (HMC8100/8200共通)
•ポイント to ポイント通信
•衛星通信
•ワイヤレス・マイクロ波バックホール・システム

主な機能と特長 
•最大 1024 QAM の変調に対応する高いリニアリティ
•対応帯域幅 HMC8100:IF 80MHz ~ 200MHz、 RF 800MHz ~ 4,000MHz
HMC8200:IF 200MHz ~ 700MHz、 RF 800 MHz ~ 4,000 MHz
•小型LFCSPパッケージ HMC8100 :6mm x 6mm、 HMC8200 :5mm x 5mm

HMC8100は中間周波数レシーバで、800~4,000 MHzのRF入力信号を、140 MHzのシングル・エンドIF信号に変換して出力します。2個の可変ゲイン・アンプ(VGA)、3個のパワー・ディテクタ、プログラマブル自動ゲイン制御(AGC)ブロック、および帯域幅14 MHz、28 MHz、56 MHz、112 MHzを選択できるバンドパス・フィルタが集積されています。HMC8100は、6~42 GHzの標準マイクロ波周波数帯域全てに対応しています。

HMC8200 は中間周波数トランスミッタで、業界標準の300~400 MHzのIF入力信号を、800~4,000 MHzのシングル・エンドRF信号に変換して出力します。−31~+4 dBmの IF入力範囲で、35 dBのデジタル・ゲインを1 dBステップで制御でき、その間アナログ電圧ゲイン・アンプが、トランスミッタの出力パワーを−20~ +5 dBmの間で連続的に制御します。本デバイスにも、3個のパワー・ディテクタが集積されています。

価格と提供時期
下記表中の価格は米国での価格です。

製品:HMC8100LP6JE
サンプル出荷:出荷中
量産出荷:出荷中
1,000個受注時の単価:19.98ドル
パッケージ:6 mm × 6 mm、40ピン LFCSP

製品:HMC8200LP5ME
サンプル出荷:出荷中
量産出荷:出荷中
1,000個受注時の単価:17.06ドル
パッケージ:5 mm × 5mm、32ピン KFCSP

【関連資料】
・HMC8100、HMC8200の製品概要、データシートのダウンロード、サンプル、評価用ボード等の詳細

HMC 8100
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HMC 8200
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