世界心臓連合が心臓血管の健康について直ちに行動するよう各国政府に呼び掛け
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【ニューヨーク2016年9月23日PR Newswire=共同通信JBN】
*9月29日のワールド・ハート・デーを1週間後に控えて世界心臓連合は各国政府に心臓血管疾患(CVD)の広がりを予防するための努力を増大させるよう呼び掛ける
世界心臓連合(World Heart Federation、WHF)は23日、各国政府がCVDの観察・監視システムを実行し、世界最大の死因であるこの病気の予防、治療、管理を強化する世界政策(リンク )を発表した。
CVDは世界トップの死因であり、毎年1750万人の命が奪われている。しかし、CVDによる早過ぎる死の少なくとも80%は習慣リスク要因に対処し、心臓発作や脳卒中後に簡単な治療を利用することによって回避することができた(1)。
政策立案者と政府に対するこの呼び掛けは、同日の世界保健機関(WHO)世界心臓イニシアチブ会議で発表された。このイニシアチブは政府がCVD発症率を引き下げるための努力を住民レベルと臨床インターベンションの両面で実行するのを助ける。
政策立案者がCVDをめぐって信頼できるデータを収集し、正確でインパクトのある政策を形成するためにとれる以下の3つの実際的な手段をWHFは提示している。
1)人口動態登録、死因登録システムの強化
2)CVDの主要インターベンションに関する部分を既存の健康情報システムに含めること
3)高血圧、CVD患者の罹患率とケアの質について住民の代表サブサンプルに関する情報の収集、および習慣リスク、代謝リスク要因(アルコールの有害な使用、運動不足、喫煙、不健康な食事、過体重と肥満、血圧の上昇、血糖値の上昇、高脂血)や、住民のサブサンプルにおける食品、たばこ、アルコールの販売などリスクにさらされる決定要因に関する定期的なデータ収集の実施
ワールド・ハート・デーにWHFは世界のCVD監視・観察システムのギャップとニーズを特定する政策信条(リンク )も発表する。
WHFのサリム・ユスフ会長は「しっかりしたモニタリング、監視がわれわれの実行する方針、戦略を導くカギであり、CVD発症率減少に成功するかどうかのカギであることをわれわれは知っている。これらの率を測定する国はCVDの最大の減少を示す国でもある」と語っている。
同会長はさらに「われわれは各国政府に対し、自国民のよりよい観察のためにいくつかの重要な措置をとることによって早すぎる死へのコミットメントを強化するよう呼び掛けている」と述べている。
#HealthyHeartSelfieで@worldheartfedにツイートしてワールド・ハート・デーへのサポートを示してほしい。
世界政策呼び掛けの全文を読み、信頼できて目的に適したCVD向けの観察・監視システムを実行するよう各国政府に呼び掛けるWHFのテンプレート・レター(リンク )をダウンロードしてほしい。
リンク
(1)リンク
ソース:The World Heart Federation (WHF)
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