CINEMA EOS SYSTEMの最上位機“EOS C700/EOS C700 GS PL”を発売 広いダイナミックレンジを持つ4K映像を撮影可能

キヤノンは、映像制作機器CINEMA EOS SYSTEMの新製品として、広いダイナミックレンジを持つ4K映像を撮影可能な“EOS C700/EOS C700 GS PL”を2016年12月下旬より発売します。



新製品は、CINEMA EOS SYSTEMの最上位機としてデザインを一新し、ユーザーが撮影現場に応じて自由にカスタマイズできるモジュールデザインを採用したデジタルシネマカメラです。映画やドラマ、ドキュメンタリーの撮影など、幅広いプロのニーズに応えます。

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■4K映像を高画質に撮影可能
スーパー35mm相当の大判CMOSセンサーや、高い演算処理能力を持つ映像処理プラットフォームなどにより、広いダイナミックレンジを持つ4K/60Pの映像を本体内記録できます。記録フォーマットは従来のXF-AVC(※1)に加え、新たにApple ProRes(※2)にも対応しています。さらに、Codex社製のレコーダー「CDX-36150」を装着することで、最大4K(※3)/120fpsのRAW記録が可能です。

■HDR(※4)映像の制作をサポート
キヤノン独自のLogガンマ「Canon Log 3」、「Canon Log 2」、「Canon Log」を搭載し、HDR映像制作に必要な最大15ストップの広いダイナミックレンジを持つ映像を撮影できます。さらに、キヤノンの業務用4Kディスプレイ“DP-V1710/2420/2410/3010”を用いることで、撮影現場で「SMPTE ST 2084(※5)」規格の映像を確認することができます。

■プロの制作ニーズに応える機能を搭載
CINEMA EOS SYSTEMで初めてアナモフィックレンズ(※6)に対応し、2.39:1の映画特有のアスペクト比で映像を確認できます。また、フルHD/最大240fps(クロップ撮影(※7))のハイフレームレート記録ができることで、スロー再生時でも滑らかで情緒的な映像表現が可能になります。


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※1 動画データを圧縮し効率的に記録するキヤノン独自のビデオフォーマット。
※2 Apple Inc.により開発された、動画データの圧縮フォーマット。
※3 ファームウエアの更新により、4.5K(EOS C700)/4.2K(EOS C700 GS PL)のRAW記録にも対応。2017年3月下旬提供予定)
※4 「High Dynamic Range」の略。映像の明部と暗部の輝度差(ダイナミックレンジ)を向上させる技術。
※5 「Society of Motion Picture & Television Engineers(米国テレビ技術者協会)」提唱の広いダイナミックレンジを持つ映像規格。
※6 画面の横方向を圧縮して撮影し、特有のボケ味を表現できるレンズ。
※7 センサーの一部の面積を用いることで疑似望遠効果を得られる撮影機能。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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