訪日外国人客の観光支援をするためのプラットフォームを開発

パナソニック 2016年09月01日 12時30分
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株式会社ジェイティービー(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 高橋広行、以下JTB)と、パナソニック株式会社(所在地:大阪府門真市、代表取締役社長 津賀一宏、以下パナソニック)は、訪日外国人客が4,000万人に到達すると予測される2020年に向け、2015年6月より開始した観光関連分野における協業の一環として、外国人客の旅程情報などを統合管理する情報基盤(プラットフォーム)「Traveler Relationship Management(以下TRM)」を開発しました。外国人客が国内観光をする際に利用する様々なサービスを統合して管理・運営することで、提供するサービスの利便性と質の向上が見込めます。このTRMの新しいサービスとして、多言語での観光案内・接客を支援する「JAPAN FITTER(商標登録出願中)」と、大型手荷物を携えた外国人客の国内移動・周遊観光時の煩雑さを緩和する「LUGGAGE-FREE TRAVEL(商標登録出願中)」と、2つのサービスを2016年9月から試験導入し2016年度中に商用化します。

訪日外国人客が急増するなか、東京など大都市圏だけでなく地方を訪れる個人旅行者が増える傾向にあり、受け入れる事業者や自治体側のおもてなしを地域一体となって支えていくための基盤整備が喫緊の課題となっています。このような課題を解消するため、JTBとパナソニックは、外国人客の属性・旅程などの情報を様々なサービスで使えるようにするためのプラットフォーム「TRM」を開発。TRMを利用して外国人客にサービスを提供することで、例えば、サービス申し込み時の氏名や宿泊先住所などの記入作業が不要になり、言葉の壁を気にせず手軽にサービスを利用することができます。またTRMを利用すれば、提供元の事業者が異なるサービスを一元管理できるため、利用する外国人客の利便性が向上します。まずは宿泊施設を基点に、様々なサービス提供のタッチポイントとなる「JAPAN FITTER」と、TRMを活用したサービス「LUGGAGE-FREE TRAVEL」の試験導入と商用化を推進します。今後は、TRMを利用する事業者、およびサービスを拡張することで、外国人客が日本国内の周遊中に受ける各種サービスを「日本のおもてなし」という一連のサービスとして体感いただけることを目指します。

JTBは、人々の交流を創造し感動と喜びを提供する「交流文化事業」を、パナソニックは、2020年とその先に向けた「未来の暮らし」を実現するハードウェアとソフトウェアが一体となったソリューションの提案に取り組んでいます。今後は魅力ある着地型旅行商品やモビリティシェアリングなど、関連サービスも含めた観光分野での事業連携を拡大し、広域連携による地域活性も視野にいれた訪日外国人観光客向けサービス事業基盤構築と着地型サービスの開発を加速していきます。

▼[プレスリリース] 訪日外国人客の観光支援をするためのプラットフォームを開発(2016年8月31日)
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<関連情報>
・パナソニック [プレスリリース]訪日外国人客向け「手ぶら観光支援サービス」の実証実験を開始(2016年8月31日)
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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