SAS、コニカミノルタジャパンにIoTデータ分析環境を提供


アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀田徹哉、以下 SAS)は、コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:原口 淳、以下 コニカミノルタジャパン)が、「SAS(R) Analytics」を導入し、複合機データなどのIoTデータをはじめとするビッグデータ・アナリティクス環境を構築して、導入後1年未満にもかかわらず既にシステム投資額を大きく上回る効果をあげていることを発表しました。

コニカミノルタジャパンは、複合機やその消耗品の販売およびサービスを手がけ、顧客の価値創造と事業成長への貢献を目指して、オフィスやプリントにかかわる顧客課題にワンストップでこたえられる体制作りを進めています。更なる顧客満足度と業務の効率化を目指し、複合機からのマシンデータに加え、基幹データや外部データを加えたビッグデータ分析環境をSAS Analyticsで構築しました。

本プロジェクトでは、アナリティクスで解決すべき経営課題や現場課題を調査・特定し、売上予測・在庫予測・故障予測・顧客離反予測・営業最適化の5つを基軸モデルとして設定しました。さらにリアルな現場の声をアナリティクスに生かすため、GUI画面で分析モデルの構築フローを共有できるSAS Analyticsの機能を最大限に活用し、分析モデルの構築から効果検証まで一連のデータ分析作業に現場部門も参画する体制を整えました。またSASの機械学習や時系列予測などの高度な分析手法を駆使し、トライ&エラーの繰り返しで“使える”分析モデルの構築を実現しました。この結果、導入後1年を待たずして、顧客ごとの出力枚数予測に基づくトナーなど部品交換の最適化やコールセンターのコール履歴分析など60種以上の分析モデルを構築し、システム投資を大きく上回る効果を生むことに成功しました。

本プロジェクトを統括するコニカミノルタジャパン 情報機器事業統括本部データサイエンス推進室室長の矢部 章一氏は次のように述べています。「導入検討時には、SASを含めた代表的なアナリティクス製品を完全にフラットな視点で評価しました。実際に分析モデルを作り業務で使用する大量データで処理パフォーマンスをテストした結果、ビジネスでの活用に耐えうるレベルの処理速度と予測精度を得ることができたのはSASだけでした。
さらにSASがデータ準備から分析モデルの構築、実行、効果検証まで一連のアナリティクス・ライフサイクルをサポートする統合プラットフォームを提供しているという点は、分析のPDCAを高速化するだけでなく、グローバル展開やIoTデータの更なる活用など今後の拡張性を考える上でも非常に重要と考えています」

SASは今後も最先端のIoTデータのストリーミング処理や機械学習テクノロジーの提供・活用支援を通じて、コニカミノルタジャパンの先進的な取組みを支援していきます。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、80,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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