パナソニックが株式会社三松に「Location Data Analyzer」を納入~280個のビーコンでモノの流れをつかみ、生産工程を見える化

パナソニック 2016年08月30日 10時10分
From PR TIMES



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パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、パナソニック)は、このたび、在席・所在管理システム「Location Data Analyzer」を株式会社三松(以下、三松)に納入しました。
「Location Data Analyzer」は、ビーコン(小型の発信機)の電波を利用して、ヒトやモノの位置情報を把握するIoTシステムです。
三松では、280個のビーコンを台車に取り付け、工場内60カ所の受信機で検知・収集することで、台車の所在、モノの流れを確認し、工程の見える化、生産性向上につなげるための取り組みを始めています。

▼280個のビーコンでネック工程まで見える化~小ロット製造代行、三松流IoT活用術 モデル工場から広がる共創の輪~
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コア技術である金属加工を軸にした小ロット製造代行サービスを展開している三松では、「1個からでもお作りする」「品質にこだわる」「納期をきちんと守る」をモットーに、さまざまな業界で700社を超える顧客を開拓してきました。
三松の製造加工製品の種類は、月9千種にも及びますが、このような多品種少量生産の現場で品質を維持し、納期遵守を徹底するためには、切削・抜き・曲げ・溶接・塗装・組立・検査などの各工程にかかる時間を細かく把握する必要がありました。

そこで三松では、台車の動きからそこに積載されたモノの流れを把握し、リアルタイムでの工程の見える化と、想定以上の時間がかかっているなど、ネックとなりがちな工程の特定につなげるために、「Location Data Analyzer」を台車管理の仕組みに採用しました。
台車に取り付けるビーコンは小型のため、台車本体への影響はなく、現場の技術員がストレスや負担を感じることもありません。このように三松では、現場になじむやり方で、生産工程・システムにIoT技術を活用し、生産性向上につなげるための取り組みを始めています。

パナソニックでは、製造業のお客様のパートナーとして、今後も、モノづくりの現場でのIoT・ICTの新しい使い方を提案していきます。

【主な効果・特長】
・軽量(約5g)・コンパクト設計(37mm×37mm)のビーコンを発信機として使うことで、台車本体や台車を運搬する人に影響を与えず、位置情報を見える化。
・クラウドサービスの画面から、台車ナンバーを入力すると、台車の位置情報を工場のマップに表示。これにより、台車捜索にかかる時間のロスを削減可能。
・台車管理システムと生産管理システムの連携により、「工番」ごとの工程をリアルタイムで把握。これにより、ネックとなりがちな工程を特定し、リードタイム短縮に向けた対策が可能(連携予定)。

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