21%が将来は「紙の書籍は電子書籍にとって代わる」と予想。(マクロミル調べ)

株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役グローバルCEO:スコット・アーンスト)は、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行い、ニュースレター「トレンドアイズ」として調査結果をお届けしています。
vol.32は2016年8月、「Kindle unlimited」に「楽天マガジン」と、定額制の新サービスが相次いで開始されている「電子書籍」について、15~69歳の男女2,890人を対象に調査しました。
電子書籍元年と言われる2010年から早6年。電子書籍は日本で浸透してきているのでしょうか?





<Trend Eyes vol.32>
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■Topics


電子書籍の利用経験者は41%。若者には浸透!?若い世代ほど利用経験は高い傾向。
最近話題の「電子書籍読み放題サービス」。利用経験者はわずか9%だが、利用未経験者の4人に1人は「利用してみたい」。
電子書籍市場は、漫画の天下!?読んでいるコンテンツ、1位は「コミック・マンガ」69%で圧倒的多数。2位「雑誌」36%、3位「小説・文芸書」31%に約2倍の差をつける結果に。
電子書籍の将来予測。若い世代ほど「紙の書籍は電子書籍にとって代わる」と予想する傾向に。それでも好きなのはやっぱり「紙の本」。69%が、「紙の書籍」の方が好きと回答。


■調査結果
【1】電子書籍の利用経験者は41%。若者には浸透!?若い世代ほど、利用経験は高い傾向。

電子書籍の認知状況、利用状況を聞いたところ、電子書籍の認知率は97%に上ることがわかりました。また、利用したことのある人は41%でした。年代別にみると、10代・20代は54%、30代は56%と30代以下では半数以上に利用経験があるのに対し、40代は40%、50代は33%、60代は23%と年代があがるについて利用経験率が下がりました。

<図:電子書籍の認知・利用状況(ベース:全体/n=2,890)>
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<図:電子書籍の認知・利用状況(年代別)(ベース:全体/n=2,890)>
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【2】最近話題の「電子書籍読み放題サービス」。利用経験者はわずか9%だが、未経験者の4人に1人は「利用してみたい」。

それでは、8月にAmazon.co.jpや楽天株式会社がサービス提供を開始して話題となった「電子書籍読み放題サービス」についてはどうでしょうか。「電子書籍」認知者に聞いたところ、51%がなんらかの「電子書籍読み放題サービス」を知っていましたが、利用経験者はわずか9%でした。一方で、利用未経験者の25%が「利用してみたい」と回答。4人に1人は関心を持っていることがわかりました。

なお、「電子書籍読み放題サービス」の利用経験者239名に聞いたところ、サービス開始間もない※Amazon.co.jpの「Kindle unlimited」、楽天株式会社の「楽天マガジン」の利用経験者は、共に7%でした。(※本調査実施日は8月12日。「Kindle unlimited」は8月3日、「楽天マガジン」は8月9日にサービスを開始)

<図:電子書籍読み放題サービスの認知・利用状況(ベース:電子書籍認知者/n=2,793)>
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<図:電子書籍読み放題サービスの利用意向(ベース:電子書籍認知者かつ電子書籍読み放題サービスの利用未経験者/n=2,554)>
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>>その他のTopicsの詳細や調査項目の結果は、以下URLよりご確認いただけます。
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<その他の調査項目>
・電子書籍利用未経験者が、電子書籍を利用しない理由
・読書頻度(1か月あたりの読書数)
・電子書籍/紙の書籍の利用頻度


▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査地域 全国
調査対象 15歳~69歳の男女(マクロミル提携モニタ)
割付方法 性別×年代(10代、20代、30代、40代、50代、60代)を、H28年2月人口(総務省統計局発表)の性年代別人口比率に合わせて回収 / 合計2,890サンプル
調査日時 2016年8月12日(金)

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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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