メタデータ、『AIポジショニングマップ』および関連APIのレンタル、オンプレミス出荷を開始

~企業内機密データの高度意味分析・ポジショニングマップ作成をリスクフリーに!

メタデータ株式会社(所在地:東京都文京区 代表取締役社長:野村直之)は、機密データについてのコンプライアンス遵守を求めるお客様の声に応え、操作端末上で単独稼働し、“顧客の声”を自動分類して、競合分布のグラフ、ポジショニングマップを生成する最先端技術を用いた『AIポジショニングマップ』およびその関連APIのレンタル、オンプレミス出荷を開始しました。レンタル料は月額20万円~。

■背景
 メタデータ社の『AIポジショニングマップ』は、テキストマイニングによるビッグデータ分析を、経営判断を左右する水準にまで高度化しました。分析対象には大量の機密データが含まれ、その分析手法には集積したデータのセキュリティの観点から慎重な対応が求められます。万一情報が漏えいすれば、信用の失墜につながり、会社が深刻な影響を受けることは避けられません。クラウドでごく稀に起こるデータ漏えいの可能性は許容できないリスクであり、各端末からクラウドを経ずに分析を行う環境を作ることが喫緊の課題でした。

■リスクを抑え、コストも抑えた環境を提供
 門外不出の機密データをクライアント企業内で存分に分析できるように、レンタル機上のスタンドアローンシステムを開発し、限りなくリスクゼロに近い(※)『AIポジショニングマップ』サーバ搭載機のレンタルを開始しました。高性能サーバ4台で構築しているクラウド版の全機能をノートPC1台に集約。さらに独自開発の描画システムを導入することで、ネットワークからの完全独立環境を提供します。利用者はネットワークから完全遮断された環境で稼働させることができ、第三者に起因する情報流出のリスクをほぼゼロにすることができます。また、メンテナンスフリーなサービスを提供しつつ、レンタル料は月額20万円~です。
 お客様のAI活用サービスを最短期間で立ち上げるため、レンタル機はすべてターンキー状態で、到着後電源スイッチ入れたらID,パスワードを入れて直ちに使えるようになっています。さらに、導入に際してのコンサルティングは必要最小限で十分であり、動作環境整備にお客様の手を煩わせません。分析対象となるデータが揃えばすぐにでも事業の強化が可能となります。なお、『AIポジショニングマップ』のOEM版(エイジア社,WEBCAS Sense Analyzerなど)については、各提供会社の判断により従来通りのクラウド版、オンプレミス版・レンタル版から選んで供給されます。

※レンタル機の返却の際にドライブ(SSD)に物理フォーマットをかけて返却いただくことができます。

■関連APIについて
 標準構成の『AIポジショニングマップ』が搭載するAPIサーバは、次の2つです。
・高精度ネガポジAPI  ・意味カテゴリAPI

『高精度ネガポジAPI』は、言語学的に「少し良い(悪くない)」、「良い」、「すごく良い」の3段階の程度表現があることから文章表現(書き手の評価)のネガティブ度、ポジティブ度、を各3段階(+1,+2,+3,-1,-2,-3)、もしくはネガポジ無し、相殺して中立の「0」の7段階で記事全体のトーンを評価します。逆接、否定、仮定法等数百種類の文法、文脈解析により、きめ細かく(内部的には小数第二位まで)記事のネガティブ度、ポジティブ度を判定することにより、分析軸を象徴するキーワード群を含む記事の位置付けが精密に求められ、生データ、事実(ユーザ他の意見、感想)に基づいたポジショニングマップが生成されます。

『意味カテゴリAPI』は、入力テキストを解析して、検出された全単語(自立語)中に含まれる意味カテゴリを出力します。これは、日本語の基本語彙約10万単語について5階層、約1万種類に分類したものです。『AIポジショニングマップ』サーバは、これらの意味カテゴリがなるべく同じものが同じ分類結果になるように、AIアルゴリズムによって指定した記事群を自動分類することができます。分類結果にどんな意味カテゴリのものが多く集まったか上位10位までを読み取ることで、分類結果を意味的に理解し、優先的に対応すべき記事群を絞り込んだり、分類結果をポジショニングマップにプロットしたりすることが可能です。

■デモ・紹介のAI技術セミナーのご案内
実際のレンタル機の展示、取り扱い方、そして分析方法を豊富なデモとともにご紹介するAI技術セミナー(無償)を 9/29(木)午後2時から、文京区民センター2-A 展示室で開催いたします。このような機会に、その場で取り込んで分析トライアルを行った実機をそのままお持ち帰りいただき、試行の上、レンタルやオンプレミス利用の本契約に移行することができます。

このプレスリリースの付帯情報

レンタル版&オンプレミス版AIポジショニングマップの開発

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

■メタデータ株式会社について
 メタデータ株式会社は、2005年12月にメタデータ活用技術、セマンティック技術の応用ソフトウェア会社として設立。適合型自然言語解析エンジン『メタパーザ』を駆使した意味解析技術により、5W1H抽出によるコンテンツ連携や個人情報の自動匿名化、評判分析(ネガポジ・感情解析)、意味による自動分類やポジショニングマップ描画、Web対話ロボットなど、SaaS、クラウド向けアプリケーションを開発してまいりました。最近では、機械学習、ディープラーニング等の人工知能研究の蓄積を活かした分析エンジンやマッチングエンジンを構築し、画像認識・分類のための学習済ディープラーニングの販売事業や、超AIとも呼ぶべき超高速マッチングエンジンxTechの販売にも注力しています。
なお、代表取締役・野村は、MITマサチューセッツ工科大学・人工知能研究所の研究員時代に概念体系WordNetの理論と活用研究に貢献。その後の、WordNetをベースに1000数百万枚の写真に体系的な意味ラベルを付与したImageNetの完成によるディープラーニングの劇的精度向上にも、間接的な貢献を果たしています。

■ 本件に関するお問い合わせ先
メタデータ株式会社
担当:野村 nomuran@metadata.co.jp
TEL:03-3813-5447
FAX:03-3813-5447 リンク

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