■SeciossLinkとSlinkPassについて
SeciossLinkでは、2016年6月にネイティブアプリを利用するiOSデバイスからのアクセスを制御する新しい制限機能を追加しました。
これまでOfficeアプリや、GmailアプリなどのSaaS用ネイティブアプリはその特性上、多要素認証・端末制限をおこなうことが難しい状況でしたが、最近では認証に簡易ブラウザを介しておこなうアプリが増えてきています。しかしその一方でiOSの簡易ブラウザではクライアント証明書認証ができないなどの制約もありました。
この状況のなか、SeciossLinkでは簡易ブラウザに対応したネイティブアプリからのアクセスに対して、証明書がない端末を拒否する機能を専用認証アプリであるSlinkPassに実装しています。
(現在の動作検証済みアプリは、Office365関連では「Office365先進認証」方式に対応したOfficeアプリ、Salesforce関連では「Salesforce1」アプリ、Google関連ではGmailアプリとなります)
JS3では本ソリューションに関し、Gleasで発行しiOSデバイスにインポートしたクライアント証明書を用いて、ブラウザのみならずネイティブアプリでも端末制限が可能なことを確認しています。
これまでブラウザアクセスならば端末制限ができるが、ネイティブアプリからは不可などの理由でSaaSの利用を躊躇していた企業に最適なソリューションとなっています。
今回のソリューション連携について、セシオス代表取締役社長の関口 薫氏は次のように述べています。
『SaaS型認証・ID管理サービス SeciossLinkとプライベートCA Gleasの連携強化ソリューションの発表を歓迎致します。両社の製品、サービスが密に連携することにより、高いセキュリティを維持したまま様々なクラウドサービスを利用することができるようになります。今後も2社間の連携を深めることにより、高いセキュリティ、利便性を備えたソリューションを提供していけると確信しています。』
JS3 代表取締役の山田 公介は次のように述べています。
『プライベートCA Gleasが、SeciossLinkとのさらなる連携強化の発表をおこなえることを大変喜んでいます。国内で認証関連製品の開発をおこなう2社間の連携が深まることによって、クラウド&モバイルファースト時代にふさわしいセキュリティソリューションをこれからも提供できるものと確信しております』
■Gleasについて
Gleasは、これまでのPKI関連ビジネスで得たノウハウに基づき、さらに高い柔軟性と操作性を実現するためにJS3が開発・販売する認証局アプライアンスです。
ここ数年、Gleasはエンタープライズ市場を中心とした認証ソリューションとしての導入が増加しています。Gleasの企業の管理者業務の効率化を目的とした機能および他製品との関連ソリューションは、お客様からのニーズに基づき開発・搭載したことで高い評価をいただいています。
■JS3について
JS3は、PKI(公開鍵暗号基盤)を利用した製品開発・販売企業です。 自社開発の「プライベートCA Gleas」を中心に、クライアント証明書を用いたネットワーク認証を中心に据えたビジネスを積極的に展開しています。
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■セシオスについて
セシオスは、オープンソースソフトウェアを基盤としたシングルサインオン・統合ID管理ソリューションの開発、販売を行っている企業です。
SaaS型サービスの「SeciossLink」以外にも、オンプレミスシステム向けのシングルサインオンソリューション「Secioss Access Manager」、統合ID管理ソリューション「Secioss Identity Manager」や学術系で実績の多いシングルサインオンソフトウェアShibbolethの導入サービスを提供しています。
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■製品の詳細
・プライベートCA Gleas
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・SeciossLink
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■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ
セールス・マーケティング部
TEL 050-3821-2195
MAIL sales@jcch-sss.com
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