秋冬に美白ケアをやめると、「シミ・リバウンド」現象が発生! 資生堂は、「肌の乾燥=シミ悪化の要因」という、乾燥とシミの相関関係に着目

株式会社資生堂 2016年08月24日 19時42分
From PR TIMES



秋冬に美白ケアをやめる約41%※1の女性が、実は「シミ・リバウンド」現象の予備軍であるという事実も。
「シミ・リバウンド」を防ぐ美白ケアを提唱するサイト「秋冬美白応援団」を8月24日(水)に開設。

 株式会社資生堂は、2000年初頭から続けているシミ特有の肌生理の研究の中で新たにシミ生成のメカニズム”乾燥とシミ悪化因子の相関関係”に着目し、シミ悪化の要因が紫外線だけでなく、乾燥にもあることを突き止めました。美白化粧品ユーザーの約3人に1人が※2秋冬に美白ケアを中止してしまう現状をふまえ、乾燥が原因となって生成されるシミに対する新しい美白提案をすることで、年間を通じた正しい美白ケアを、提唱します。その活動の一環として8月24日(水)より「秋冬美白応援団URL: リンク 」サイトを開設し、シミ・リバウンドを防ぐための正しいノウハウ等情報を紹介していきます。

(1) これまでの秋冬期のシミに対する考え方
 一般的に秋冬の美白の悩みは、肌のくすみや、透明感のなさが挙げられ、乾燥、肌のターンオーバーの不調や血液循環の不調で起こります。一方、シミについては紫外線が最も重要な悪化要因であると認識されているため、お客さまの多くは紫外線が弱くなる秋冬はシミのケアをそれほど気にしなくていい時期であると考えています。

(2) 資生堂が突き止めた「乾燥とシミの関係」とは?
 シミ部位特有の肌状態の研究を通じて、シミ部分ではシミ悪化因子が多く存在する事、そのシミ悪化因子は肌の乾燥刺激によっても肌内で増える事を明らかにし、紫外線の弱まる秋冬の時期では乾燥に気を付けるべき要因があることを突き止めました。
 肌の乾燥を放っておくと、本来シミのケアに有効な紫外線量が減少する秋冬に、シミの悪化に都合のよい環境を与えてしまうことにつながるのです。
[画像1: リンク ]

(3) 資生堂が定義する「シミ・リバウンド」とは?
 「シミ・リバウンド」とは、春夏に美白ケアを続けていた時には抑止出来ていた肌内部のメラニン生成が、秋冬に美白ケアを止めてしまう事で肌内部のメラニン環境が美白ケアを始める前の状態に戻ってしまう事です。秋冬に紫外線が弱くなる事でつい油断して美白ケアを止めてしまうことで生じます。
 女性たちの肌悩み調査では、1年を通じて「シミ」が1位に挙がります※3が、そう感じながらも秋冬に約3人に1人が美白ケアをやめてしまっていることが分かっています。秋冬に美白をやめてしまう約41%の女性が、実は「シミ・リバウンド」予備軍であるという調査結果も出ています。※1

(4) 秋冬美白専用情報サイト「秋冬美白応援団」
 8月24日(水)より、女子のキレイを応援するWEBサイト「秋冬美白応援団」を立ち上げます。
資生堂が着目した、「乾燥とシミ」の相関関係を元に、秋冬の美白の必要性を伝え、「シミ・リバウンド」を防ぐ正しい美白ケアを訴求します。秋冬美白応援団URL: リンク


資生堂研究員、佐藤 潔が語る ”乾燥とシミ悪化因子の相関関係”

[画像2: リンク ]

 この度、我々の研究の結果、秋冬のシミ悪化要因の一つが乾燥刺激により発生するシミ悪化因子であることを突き止めました。この発見は2002年頃に肌の乾燥部位の特徴的な因子の研究をしていたときに遡ります。一方で、同時期に着手したシミ研究では、化粧品業界でいち早く遺伝子解析という最先端テクノロジーを用いて、およそ30,000個にも及ぶ遺伝子を解析し、シミの特徴を次々に明らかにしてきました。資生堂の膨大な過去の蓄積データを振り返った結果、これらの全く異なる乾燥とシミの2つの研究の偶然の共通点に気付き、この解析を通して、今回の新着目である「乾燥とシミの相関関係」を紐解く事が出来たのです。
 日本のスキンケア市場の中で美白市場は最大規模を占め、女性の美白意識は年々高まっています。真の美白ケアを実現するためには、秋冬も美白ケアを続けて「シミ・リバウンド」を防ぐことが大切なのです。

[画像3: リンク ]

佐藤 潔
株式会社資生堂 ライフサイエンス研究センター 皮膚科学研究グループ グループマネージャー
入社後、シミ、そばかすの原因であるメラニン生成に関する研究を担当。後にニューヨーク大学皮膚科へも留学し、メラニン生成に関する研究を深める。帰国後は美白薬剤研究開発に加え、製品開発や美白に関する正しい知識の普及にも努める。美白関連研究開発歴は23年。

「シミ・リバウンド」のリスク
松倉HEBU代官山 院長 草野貴子医師が語る<シミ・リバウンドと秋冬美白の重要性>
クリニックに来院される患者様で一番多い悩みが”シミ”です。
その悩みは一年を通して多く、クリニックに来る美意識の高い人は365日、シミ対策に勤しんでいますが、そういう方はごく一部で、一般的には春~夏の終わりまで美白を意識するという人がほとんどです。
今までは紫外線が原因でできたシミに関しても、肌の乾燥や、肌内部の微弱炎症、そのほかのターンオーバーを低下させる要因により、シミの悪化につながると言われていましたが、今回資生堂の発表した「乾燥とシミの相関関係」の知見により「シミ悪化因子」というメラノサイトを活性化させ、メラニンを産生させるシグナルがシミ構造の中で多く発生しているという事がわかったのです。シミの根本要因ですね。 それにより、「肌の乾燥ダメージ=シミ悪化のリスク」というきちんとした認識が醸成され、秋冬の美白に対する意識が変わってくる良きタイミングであると思います。気温が低くなると紫外線ダメージやシミのリスクを意識しなくなってしまうのですが、今回の発表を機に、通年美白の大切さを理解される方が改めて増えてくると考えます。乾燥刺激・美白の中断によるシミ悪化因子の増加も念頭に置き、美白+保湿ケアを紫外線が強い春夏のみ行うのではなく、秋冬もしっかりとケアして、一年中意識して美白ケア行うのが大切であると、言えます。

[画像4: リンク ]

草野 貴子 医師(松倉HEBE DAIKANYAMA 院長)
日本形成外科学会認定専門医
帝京大学医学部卒業、京都大学付属病院など大学病院を経て、都内美容外科クリニック院長などを歴任。
日本形成外科学会認定専門医の知識を活かし、正しい美容医療を行う。2012年1月より現職。

※1 ※3:調査委託先:マクロミル調査より(25~59才女性N数:1000名)
※2:インテージLyche15~69歳スキンケア使用女性

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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