Hotels.com中国人旅行者の最新トレンドを発表

Hotels.com 2016年08月22日 13時00分
From PR TIMES




中国人旅行者の3分の1が、たとえ景気が悪くなったとしても、来年は旅行により多くの時間をかけると回答
中国人旅行者にとって日本は、次の1年間で2番目に訪れたい旅行先にランクイン
中国人旅行者の興味は日本の美食、リゾートやビーチ、文化
中国人旅行者にとって日本の富士山は、一生に一度は訪れるべき場所として第2位にランクイン

世界最大手のグローバルな宿泊予約サービスを提供するホテル予約サイトHotels.com™は、中国人旅行者に対してアンケート調査「Chinese International Travel Monitor(CITM)」を実施し、その調査結果を発表しました。調査結果によると、中国人旅行者の92%が来年は旅行により多くの時間をかける、もしくはかけ続ける予定であるとお回答しており、その3分の1がたとえ景気が悪くなっても来年はより多くの時間をかけるという結果になりました。

中国は旅行支出において世界的消費国の首位であり続けています。パスポート所持率は14億近くいる人口の中で5%であるにも関わらず、市場の予想成長規模は莫大です。

中国人旅行者の数は、2014年に1億1700万人と初めて1億の壁が突破されてから上昇し、2015年は1億2000万程の中国人が海外へ渡航しました。今年の報告書によると、渡航した3分の2の中国人旅行者は旅行を人生から切り離せないものとして捉えており、収入の4分の1近くを旅行に費やす可能性があるため、旅行業界に莫大な成長機会をもたらすことを示唆しています。

日本へ旅行する中国人旅行者の最新動向

日本のホテルの80%以上が、過去数年間で中国人旅行者が増加したと回答しています。増加率は、35歳以下の旅行者で顕著に現れていました。CITMによると、1人で旅行する中国人旅行者は、グループツアーや旅行代理店によって選ばれるホテルよりも、自分でホテルを予約することを好みます。ホテルの約90%が、グループツアーの一員ではない中国人旅行者が過去2年間で増加したと回答しています。これまで、中国人旅行者が日本を訪れる際は、団体で行動していましたが、今は約80%が1人で訪れ、そのうちの約47%は家族のみで訪れています。中国人旅行者のホテル予約の78%がオンラインで行われていました。

Hotels.com副社長兼アジアパシフィック 経営責任者であるアビラム・チャウドリー (Abhiram Chowdhry)は、中国人旅行者を引き付けるためにワンパターンのアプローチを避けるようホテル経営者に働きかけています。アビラムは、「中国人旅行者は、中国式の朝食と中国語の通訳だけを求めているという固定観念はもはや古くなっています。私たちの調査結果は、より洗練された中国人旅行者向けの新しい製品やマーケティング戦略を練り、業界が積極的に行動する必要があることを示しています」と述べています。

中国人旅行者が次の1年間訪れたいと回答した旅行先トップ10で、日本は第2位にランクイン

中国人旅行者にとって日本は、次の1年間で2番目に訪れたい旅行先であることが調査結果から明らかになりました。
[画像1: リンク ]

また、一生に一度は訪れるべき場所として1位に輝いたのは18%でエジプトにあるギザのピラミッドでした。次いで、日本の富士山が第2位(17%)、イタリアのヴェネチアが3位に選ばれています。

中国人旅行者にとって日本は最も魅力的な国

中国人にとって、観光や買い物など旅行先で楽しみたいアクティビティの国別ランキングにおいて日本は、美食、リゾート/ビーチ、文化の3つの項目で首位を獲得しました。 多くの中国人旅行者にとって総合的に日本は訪れるのに最も魅力的な国だと調査結果が明らかにしています。また、今後日本への中国人旅行者が増えることを示しています。
[画像2: リンク ]

中国人旅行者が興味のある国や魅力

また、中国人旅行者にとって日本は、観光、買い物から冒険まで全ての魅力項目にチェックがついた国です。また、一生に一度は訪れるべき場所の項目に唯一チェックがついた旅行先でもあります。また、過去日本へ訪れた中国人旅行者の半数以上(54%)が、一回以上再び日本を訪れたことから、日本が中国人旅行者にとって人気であることを示しています。


[画像3: リンク ]

中国人旅行者にとって最も歓迎されていると感じる国に関しては、日本、韓国、香港が上位を占めました。

中国人旅行者向けに日本のホテルが提供しているサービス

より多くの中国人旅行者を引き付けるために、日本のホテルの多くはそれらの宿泊客向けのサービス改善に尽力しています。日本のホテル28%が、中国語の看板を用意し、20%が中国文化に基づいた指導をスタッフに取り入れています。中国語を話す職員を増やそうとする日本のホテルは35%あり、将来的にAlipay またはChina UnionPayでの支払を可能とするホテルは26%あります。

調査したホテルの中で、56%が無料wifiを提供しており、23%は既にChina Union PayかAlipay での支払を可能としています。中国語のウェブサイトを提供しているホテルは15%、既に翻訳されたツアー情報を提供しているホテルは14%、そして中国語を話す職員のいるホテルは12%でした。

調査によると、中国人旅行者は増え続ける見込みだろうと多くの日本のホテルが示しています。中国人旅行者にとって日本は最も魅力的な国であり、これからも日本のホテルは中国人旅行者向けにサービス投資や需要を満たす努力をするでしょう。

中国人宿泊者からよくある要求と現在日本のホテルが提供しているサービス

[画像4: リンク ]

さらに調査では、中国人旅行者の99%が携帯電話、カメラ、タブレットなどのデジタル機器を旅行中携帯しており、デジタル機器が中国人旅行者にとって身近なものであることが明らかになりました。実際に、中国人旅行者の大多数(74%)は、オンライン代理店を利用して宿泊予約をする際にもデジタル機器を使用しています。62%以上の予約がモバイル端末経由で行われており、この数値は、昨年の調査と比較して10%の上昇していることになります。

これらの調査結果を受け、Expedia Holdings K.K. ロッジング パートナー サービス、マーケット マネジメント ディレクターのマイケル・ダイクス (Michael Dykes) は、次のように述べています。「今回の調査により、私たちの宿泊提携先は、ホテルの普及戦略においてモバイルが重要であることを、今一度知る必要があること強調しています。2015年、 Expediaは8億3000万米ドル以上の金額を技術発展に費やしました。特にモバイル領域に力を入れ、現在ではホテルの予約の3分の1がモバイルでなされています。日本のホテル経営者は、Expedia Partner Centralを活用して、テクノロジーに明るい中国人旅行者を対象に、モバイル端末を使った取り引きを作りだすことができます」

調査について

Hotels.comのChinese International Travel Monitor (CITM)は、世界中の中国人旅行者とホテル経営者から集められた調査結果とHotels.com独自の所有者データや他の調査結果に基づいて作成されています。

中国人旅行者の調査に関してHotels.comは市場調査における世界的リーダーであるIPSOSを使い、2016年5月に過去1年の間に海外旅行した経験のある18歳から54歳の中国人3000人に対して行いました。 その際、コンピューター補助によるウェブインタビューテクノロジーが使用されました。サンプルは、多くの都市、社会的階級、男女から成ります。

中国人旅行者は、旅行態度、予約方法、宿泊先の種類や自身の旅行における様々な側面について回答しています。

調査をホテル経営者の意見で補足するためHotels.comは2016年5月中に5,800の宿泊提携先と世界的調査を実施しました。回答した国籍は、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、コロンビア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、インドネシア、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トルコ、イギリス、アメリカとベトナムです。

■Hotels.comについて
Hotels.com (リンク ) は、国際的ホテルチェーンからオールインクルーシブリゾート、その土地で人気のホテル、B&Bまで、世界中の施設予約と希望通りの滞在を叶えるための情報提供を行う世界最大手のオンライン宿泊予約サイトで、Hotels.com, L.P.が運営しています。モバイルおよびタブレット用アプリはリンク より ダウンロードでき、外出先からも20,000軒の直前割引施設を予約することができます。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]