サインの下部にある細長いコードをスマートフォンで読み取れば、母国語で内容を表示。サインのデザインを大切にしつつ、より便利な情報提供を可能にするサービスです。
銀座交通デザイン社合資会社(東京都中央区銀座 社長 南木 徹)は、貼るだけで多言語対応できるサイン専用バーコード「XPANDコード」を2016年8月16日よりベータ版としてサービス開始いたしました。
[画像1: リンク ]
訪日外国人の増加や2020年への対応のため、案内表示・標識といったサインの多言語化対応が進められています。
銀座交通デザイン社は、先に運用が開始された東京メトロの新型行先案内表示器をはじめ、鉄道や交通向けのデザインに数多く携わってきました。
この中で取り組んできた多言語化対応への解決策のひとつとして、バーコードとスマートフォンを連携させた新サービスの開発を数年前から進めてきましたが、このたび一般向けのサービス「XPANDコード」をベータ版として提供開始しました。
サインに貼られたXPANDコードをスマートフォンで読み取ると、最大100か国語以上の母国語でサインの内容を表示するほか、列車の停車駅、地域の紹介動画、クーポンの表示など、より便利な情報を提供することができます。
※XPANDコードは、銀座交通デザイン社の登録商標及び登録意匠です
【サービスの特長】
1.貼るだけで多言語化 - 簡単に導入できます
サインにXPANDコードを貼り、スマートフォンで表示させるコンテンツを入稿するだけで導入が完了。
XPANDコードはIllustratorデータとして原稿に貼り込むこともできますし、XPANDコードだけを出力してサインに後付けすることもできます。
[画像2: リンク ]
2.サインデザインと美しく調和 - デザイン側の視点で開発されています
施設の案内サインにQRコードを貼りつけている例は多くありません。サインデザインが壊れてしまうからです。
XPANDコードはサインをデザインする側の視点で開発されています。サインの中に配置しやすい横長デザインで、配色や縦横サイズの調整も可能です。
サインデザイン、景観デザインを大切にしながら、スマートフォン連携させるための新しいバーコードです。
[画像3: リンク ]
3.オープンな仕様 - オープンな規格・技術をベースにしています
施設などで広く使われることを目指し、XPANDコードはオープンな規格・技術をベースにしています。
より自由・柔軟でスマートフォンのストレージを節約できるウェブアプリ方式を採用し、JANコードと互換性のあるバーコード形式を用いています。
ウェブアプリ方式のため、多言語表示にとどまらず、列車の停車駅やバスの接近表示案内など、サインをより便利にするさまざまな機能を、さまざまな事業者が提供できます。
[画像4: リンク ]
専用アプリのインストールが不要なウェブアプリ方式で、スマートフォンのストレージを無駄遣いしません(注1)。
表示コンテンツやリーダーは、それぞれの事業者が独自サーバーで提供することも可能ですので、デザインやドメインなどを自由に決定することができます。スマートフォンアプリと異なり、申請や審査も不要です。
コード生成方法はJANコード互換です(注2)。
注1) 汎用の無料バーコードリーダーアプリ「pic2shop」は必要です
注2) JANコードとはコード体系が異なるため、一般のバーコードリーダーで読み取りはできますが、コンテンツの表示はできません
XPANDコードを組み込んだ商品として、店舗・施設用のサイン商品「XPANDサイン」シリーズもAmazonなどで好評販売中です。鉄道サインも手掛ける翻訳者による5言語(日本語・英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語)表示のほか、スマートフォンでは自動翻訳を含めて100以上の言語をカバーします。
[画像5: リンク ]
【開発・運営・お問い合わせ】
銀座交通デザイン社合資会社
リンク
※本プレスリリース中の写真はイメージであり、実在の団体・施設とは無関係です
プレスリリース提供:PR TIMES リンク
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。