デジタルハリウッド大学大学院×三越伊勢丹による産学連携「PITTI IMMAGINE UOMO89」の様子をVR、未来型インタラクションサイネージ、高精細ヴァーティカル映像など先端デジタル手法で展示

デジタルハリウッド大学大学院は、株式会社三越伊勢丹との連携により、イタリアで開催された世界最大のメンズファッションイベント「PITTI IMMAGINE UOMO89」の様子を、VRコンテンツ、アクリルの反射を活用した未来型インタラクションサイネージ、高精細ヴァーティカル(縦型)映像などの先端デジタル手法で展示をいたします。今年2月に行われた同展示に続き、新たな実験的手法による全館装飾を行います。



 ITビジネス・英語/留学・クリエイティブを学ぶデジタルハリウッド大学、および、日本初の株式会社による専門職大学院・デジタルハリウッド大学大学院、双方の研究機関である『メディアサイエンス研究所』の杉山知之研究室では、研究員のヒラタモトヨシ氏を中心に、「ファッション×テクノロジー」領域での産学協同の研究を推進しています。

 この度、株式会社三越伊勢丹との連携により、イタリアで開催された世界最大のメンズファッションイベント「PITTI IMMAGINE UOMO89」の様子を、VRコンテンツ、アクリルの反射を活用した未来型インタラクションサイネージ、高精細ヴァーティカル(縦型)映像などの先端デジタル手法で展示をいたします。今年2月に行われた同展示に続き、新たな実験的手法による全館装飾を行います。

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 展示の主な内容は次の3点です。

1)「PITTI×VR」
「STYLY」を活用した業界初の高精細3Dスキャン技術により衣服を細部までVR空間内に立体表現。
ブランドに紐づく商品ストーリーを体感する事ができるVR作品を1階プロモーションスペースに設置。
「MEN’S EX」「MEN’S CLUB」の誌面掲載アイテムとも連動。

2)「REFLECTION INTERACTIVE SIGNAGE」
アクリルの反射を活用した未来型インタラクションサイネージを1F入り口正面に設置。
第一線で活躍するクリエーターチームと連携しPITTI会場のイメージを先端デジタル技術を用いて店頭に表現。

3)「VERTICAL HIGH-DEFINITION MOVIE」
PITTIを代表するブランドのデザイナー・ディレクターへのインタビュー映像を大型の縦サイネージで館内各所に配置。現地の空気感を伝える高精細ヴァーティカル収録映像による全館装飾。「ルクルク」ARマーカーでISETAN MEN’S netと店頭を繋ぐ。スマートフォンに最適化された映像をWebからも配信。


 7月20日(水)より始まる伊勢丹新宿本店メンズ館での展示に続き、9月末から始まる全国各地の一部の三越伊勢丹店舗のイタリア展でも展示される予定です。こちらもVRを活用し、イタリアの空気を体感できるコンテンツとしてバイノーラルサウンドの手法を取り入れ、イタリアの観光名所やカンツォーネ等の音楽を織り交ぜながら“ファッション”を伝えます。また、アクリルインタラクションサイネージの全国展示用バージョンも公開予定です。


【PITTI89 収録風景】

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【PITTI*VR プレス向け内覧会でのデモ展示 テーマは「FlashBack Memories」】

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【展示コンテンツ概要】
日伊貿易150周年企画「PITTI IMMAGINE UOMO at ISETAN MEN’S」キャンペーン

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・会期:7月20日(水)~8月9日(火)
・会場:伊勢丹新宿本店メンズ館 各階

1月と6月に開催される、イタリア最大のメンズファッションの展示会「Pitti Immagine Uomo」。
イタリア・フィレンツェで開催される大規模なメンズファッション展示会に出展したさまざまなブランドの16年秋冬のコレクションを、伊勢丹新宿本店メンズ館全館にて約150ブランドを紹介するキャンペーンで、今年で6回目を迎えます。
本年のテーマは、「ジェネレーションズ」。年代に関係なくファッションを楽しむというあらたなトレンドを提案し、メンズ館限定アイテムなども取り揃え、期間中は、メンズ館全館がPITTI色に染まります。

総合テーマ: GENERATION(S)
総合監修協力: 合資会社モード・ファクトリー・ドット・コム
VRコンテンツ制作協力: オズミックコーポレーション株式会社/Psychic VR Lab
VR機材協力: マスプロ電工株式会社(Kodak PIXPRO SP360 4K)、マウスコンピュータ
ヴァーティカル映像収録機材協力: Panasonic (LUMIX DMC-GH4)
バイノーラルマイク機材協力: J.TESORI(3Dio Free Space Omni)
アクリルインタラクションサイネージ制作協力: navaproducts、elephant design 、PROTO-TYPE INC


1.PITTI×VR

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VRコンテンツの制作には、オズミックコーポレーション株式会社におけるバーチャルリアリティー(VR)技術の研究開発部門である「Psychic VR Lab」と連携。ファッション特化型VRパッケージ「STYLY」をベースとした作品を活用し店頭VRブランディングの試みを行います。

メインコンテンツは「FlashBack Memories」をテーマに、VR空間内に高精細に立体再現された衣服を「触る」と、そのブランドのバッググラウンドをも同時に体感できるバーチャルリアリティーブランディング作品。OculusDK2とLeapMotionセンサーを使いメンズ館入り口横特設スペース(1F)に2台(2種類のコンテンツ)を設置します。他フロア(4F、5F、6F)にはGEAR VRを設置し館内各所でPITTIや会場のあるフィレンツェのVR映像体験が出来ます。期間中はメンズファッション雑誌「MEN’S EX」「MEN’S CLUB」の紙面掲載アイテムと連動しメディアや空間を横断して店頭商品のプロモーションを行います。


2. REFLECTION INTERACTIVE SIGNAGE

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アクリルの反射を活用した未来型インタラクションサイネージを1F入り口正面に設置。第一線で活躍するクリエーターチーム(navaproducts、elephant design、PROTO-TYPE INC.)と連携し、初公開となる新表現手法で全体テーマ「GENERATION(S)」を象徴したPITTI会場のイメージを先端デジタル技術を用いて店頭で表現します。

従来のデジタルサイネージは味気ないディスプレイの規格に縛られていましたが、今回店頭で提案するREFLECTION INTERACTIVE SIGNAGEはアクリルの反射を利用して液晶ディスプレイから映像を取り出し、ファッションコンテンツに適したラグジュアリーな映像表現を可能にしています。更にディスプレイとユーザーとの距離をセンシングしプログラムでコンテンツを制御する事でユーザーとコンテンツの関係性を生み出し、より体感値の高い映像表現を目指しています。


3. 縦型高精細映像

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PITTIを代表するブランドのデザイナー・ディレクターインタビューを素材に、4K(収録機材:Panasonic LUMIX DMC-GH4)で元素材を高精細に縦構図収録。スマートフォンにも最適化した縦フォーマットのブランド映像をメンズ館各階(大型ディスプレイ6枚)と「ISETAN MEN’S net」経由でユーザーに公開し訴求します。また、AR・VRアプリ「ルクルク」を店頭サイネージへかざすと伊勢丹メンズ館公式メディア「ISETAN MEN’S net」へ遷移し、売り場とインターネットの融合を図ります。


【FIT INNOVATION LABについて】
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今回総合監修を行うヒラタモトヨシ研究員が主宰する「FIT INNOVATION LAB」は、ファッションと先端テクノロジーの融合による先端事例を研究・実証実験し、その研究結果から未来を創造し、業界の発展や再編に貢献する事を目的に開催いたします。そして、世界に類を見ない日本発の“Fashion×先端テクノロジー”を活用したユニークなサービスを生み出す事、または生み出すサポートをしてまいります。


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「FASHION×IT×INNOVATION×JP」という視点で先端的な研究活動を行っているメンバーが主体となり、先端実験的な取り組みを行う際に容易に連携できる「場」を創造し、単なる研究に留まらずスポンサーから活動支援等を募るなど、ダイナミックに活動していく予定です。先端事例を追求するだけではなく、未来を創造するために過去にさかのぼりファッションの基本や成り立ちも同時に研究してまいります。
2013~2015年度は、デジタルハリウッド×パナソニックの産学連携プロジェクトとして、東京ファッションウィーク、パリコレクション等世界のファッションシーンの最前線において「ファッション×4K高精細映像表現実証実験」としてグローバルに活躍する日本発ファッションブランドをLUMIX DMC-GH4で収録し、世界各地で編集しNetメディアを通じて即時4Kクオリティでグローバルに「見える化」する取組みや4K高精細カタログ(動くLOOKBOOK)の制作等を実施しました。


【総合監修 ヒラタモトヨシ氏紹介】
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平田元吉(ヒラタモトヨシ)
1971年東京都生まれ。
合資会社モードファクトリードットコム 代表 / デジタルコンテンツプランナー
デジタルハリウッド大学大学院 デジタルコンテンツマネジメント修士
杉山知之研究室研究員 FIT INNOVATION LAB JAPAN 主宰
FashionTech Summit 発起人

紳士服テーラーが家業だった影響で幼少の頃からファッションに興味を持ち、明治大学卒業後、市田(株)に就職。インポートブランド卸や直営店運営、MDなどを担当する中、インターネットと出会い衝撃を受ける。SIerでの準備期間を経て、2000年8月 ファッションとWEB/ITを繋ぐサービス提供を主軸とした会社「ModeFactory.com」を設立。Web/SocialMedia/Artディレクション、ITコンサルティング、マーケティング等を中心に活動を行い、日本で最初にファッションショーRUNWAYライブ配信を実現するなどハイクオリティライブストリーミング配信のパイオニアとして活動。ファッションイベントを中心とした数々の国内外のライブ配信を手掛ける。Mercedes-Benz Fashion Week TOKYOのライブメディアディレクションやブランドとの取組み経験を多数持ち、ファッションだけでなく政党や官邸発信のライブメディア導入設計・現場活用まで業界を横断し幅広く手掛ける。デジタルハリウッド大学杉山知之研究室ではファッション×先端テクノロジーのライブリアリティー表現等を追求。研究室内にFIT INNOVATION LAB JAPANを立ち上げ、FashionTech Summitの発起人として業界の活性化・再構築を目指す。

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