KEYMILEがミッションクリティカル通信のための新しいセキュリティーカードを公開
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【ハノーバー(ドイツ)2016年6月16日PR Newswire=共同通信JBN】KEYMILEのセキュリティーソリューションは、厳格なクリティカル通信の高可用性および正確なタイミング要件を保証し、究極のデータ暗号化およびシステムセキュリティーの同時提供の基準を引き上げる。
ミッションクリティカル通信の大手ソリューションプロバイダーであるKEYMILEは、マルチサービス・アクセスおよび送信プラットフォームであるXMC20向けの新しい暗号化カードSECU1を発売する。このソリューションはミッションクリティカル・ネットワークにおける高度なセキュア・エンドツーエンド暗号化の提供を特徴としており、このインフラストラクチャーにとって不可欠な極めて高い水準のデータ可用性を維持する。最新鋭の暗号化は最高水準の保証を提供するために、ハードウエアベースの量子乱数発生器によって生成されたキーに基づいている。
KEYMILEの新しいソリューションは、エネルギー公益事業、ガス・石油パイプライン、鉄道会社、並びに警察、航空管制、防衛などの機関に所属するミッションクリティカル・ネットワークを対象にしている。使用される暗号化技術はセキュリティーを保証する上で極めて重要な役割を果たす。暗号化キー自体は、もともとランダム量子の状態である光量子を用いる量子乱数発生器(QRNG)で生成され、暗号化キーが偽りなくランダムかつユニークであることを保証する。
ハイブリッドでマルチサービス・アクセス、送信プラットフォームのKEYMILEのXMC20は、企業および機関がSDH/PDHベースおよびパケットベースのネットワークを1つのネットワークノードでセキュアに運営することを可能にする。XMC20プラットフォームは、ファンレス動作で傑出しており、厳しい環境での使用に最適である。XMC20は新しいソリューションと組み合わせることで、ミッションクリティカル・ネットワークの優れた高可用性に影響を与えない、信頼できる暗号化を提供する。集中型および非集中型のキー生成は、信頼できかつシールドされたキーの配布を提供する。単一障害点はなく、全てのノードが他のノードとセキュアに通信できる。このKEYMILE Permanet Encryptionアプローチはネットワーク・アイランドの形成を阻止する。
KEYMILEソリューションは、パケットベースMPLS-TP送信ネットワークでデータをエンドツーエンドで暗号化する。全てのネットワークトラフィックは、レイヤー2でカード内においてネイティブに暗号化される。ネットワーク性能に大きな影響を与えないので、このソリューションはミッションクリティカルシステムで最も重要な要求の1つであるデータ可用性を満たす。
暗号化カードはプログラマブルFPGAを使用し、動作中における最大の柔軟性を実現する。ソリューションは将来のいかなる変更にも容易に適合できるので、長期間にわたる安全な投資でもある。
ミッションクリティカル・ネットワークのオペレーターはカードを容易かつコスト効率に優れた形でネットワークに組み込むことができる。カードはサブラックの空きスロットに差し込まれることで、中央ボードに接続される。ネットワークの再構成や端末装置の変更は必要ない。カードは1枚のボードであり冗長性がある。カードは電源サプライ、ハードウエアベースの量子乱数発生器の2つの独立暗号化ユニットを持つ。さらに、カードはタンパープロテクションになっている。
KEYMILEは、いつでも検査可能で、データのインテグリティー、機密性、確認に関する高水準の要件を満たすという暗号化カードのセキュリティー概念を実践してきた。カードはドイツとスイスにあるセキュリティーチェックを受けた職員によって作製され、ドイツで生産されている。そのため、KEYMILEはバックドアなし、すなわち隠されたアクセス・オプションがないソリューションを提供することができる。KEYMILEは要請を受ければソースコードの分析を許可する。さらに同社は現在、ISO 27001規格の認証を申請中である。
新しいセキュリティー暗号化カードは第3四半期に発売される。
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KEYMILE GmbH
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ソース:KEYMILE
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