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日本映画大学が6月25日に関川夏央氏による公開講座「司馬遼太郎における『地図』の文学化」を開催

日本映画大学 2016年06月11日 08時05分
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日本映画大学(川崎市麻生区/学長:佐藤忠男)は6月25日(土)に公開講座「司馬遼太郎における『地図』の文学化」を開催する。講師は、同大教授でノンフィクション作家、小説家として活躍している関川夏央氏。事前申し込み制、参加費無料。


 今年没後20年に当たる司馬遼太郎は国民的作家として、いまも読者にその作品が愛されている。
 司馬遼太郎のあたらしさは、日本近代文学の条件のひとつとみなされてきた「告白」と「内面」をあらかじめ遠ざけたこと、また「地図」の文学化を行ったこと。
 日露戦争をえがいた『坂の上の雲』で、作家は公刊戦史の膨大な記述は顧みず、もっぱらその戦史の付図を精密に読みこんで文学化した。その連載中に開始した『街道をゆく』は、「江戸封建制=停滞の時代」という戦後史学の通念にあえて異を立てたエッセーだが、ここでも「地図と地形」を主題としている。
 それらを中心に、「戦闘的文学者」司馬遼太郎について関川夏央教授が語る。概要は下記の通り。

◆「司馬遼太郎における『地図』の文学化」
【日 時】 6月25日(土) 13:00~14:30
【会 場】 日本映画大学白山キャンパス H210教室(神奈川県川崎市麻生区白山2-1-1)
【講 師】
・関川夏央
 ノンフィクション作家、小説家。上智大学外国語学部中退。日本近代文学への深い関心をもとに、ルポルタージュ、エッセイ、小説、マンガなどの領域を横断した文筆活動を展開。主な作品に、日韓の文化摩擦を描いた『海峡を越えたホームラン』(85年、講談社ノンフィクション賞)、戦後日本、映画を分析した『昭和 が明るかった頃』(01年、講談社エッセイ賞)、日本近代を描く『二葉亭四迷の明治四十一年』(96年、司馬遼太郎賞)など。映画や鉄道などエッセイの テーマも多彩。マンガにも関心が高く、谷口ジローのマンガ『「坊っちゃん」の時代』の企画・脚本を担当、手塚治虫文化賞マンガ大賞を得た。現日本映画大学 教授。
 大学担当科目:文学1・文学2・映画ヒーロー論・映画と文学・スタートアップ演習
【内 容】
 司馬遼太郎が72歳で没して20年、その作品はいまも読者に愛されています。私は、司馬遼太郎のあたらしさは、日本近代文学の条件のひとつとみなされてきた「告白」と「内面」をあらかじめ遠ざけたこと、また「地図」の文学化を行ったことだと考えます。日露戦争をえがいた『坂の上の雲』で、作家は公刊戦史の膨大な記述は顧みず、もっぱらその戦史の付図を精密に読みこんで文学化しました。その連載中に開始した『街道をゆく』は、「江戸封建制=停滞の時代」という戦後史学の通念にあえて異を立てたエッセーですが、ここでも「地図と地形」を主題としています。そういったことを中心に、「戦闘的文学者」司馬遼太郎についてお話したいと思います。(関川夏央)
【司 会】 大澤信亮 (日本映画大学准教授/批評家)
【参加条件】 一般(高校生以上)
【参加費】 無料(事前申し込み制)
【申込締切】
 6月21日(火)先着順
 ※会場座席数の事情で、応募者多数の場合は申込受付をお断りする場合もございます。予め、ご了承下さい。
【申込方法】
 Eメールか電話で担当・芦澤(あしざわ)までお申し込みください。
 TEL: 044-951-2511(代表)、070(5542)6608 芦澤(あしざわ)
 E-mail: ashizawa@eiga.ac.jp

▼本件に関する問い合わせ先
 日本映画大学 学生支援部 芦澤(あしざわ)
 〒215-0004 川崎市麻生区万福寺1-16-30
 E-mail: ashizawa@eiga.ac.jp

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