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世界人道サミット:世界の医療団、「南のNGO(途上国主体のNGO)」の人道支援における能力強化を後押し

世界の医療団 2016年05月20日 20時02分
From Digital PR Platform


2016年5月23日、24日の2日間、トルコのイスタンブールにて「世界人道サミット」が開催されます。国際社会を代表する人道支援アクターが一堂に会し、かつてないほど差し迫った人道支援ニーズに向けた各対応策の見直しを図り、また明確なコミットメントに向けてそれぞれの提案を協議します。

世界の医療団は、次の3点に焦点をあてた提案を行います

  - 「南のNGO(途上国主体のNGO)」団体とのパートナーシップの強化
  - 医療について提供する側、受ける側双方の安全の確保
  - 難民受入れ危機に対する各国の不適当な対応策

「南の NGO」との協力関係の強化
「北のNGO(先進国主体のNGO)」団体は、「南のNGO」と市民社会の能力強化を図ることにより、初めてバランスのとれた人道支援活動を実施することができるのです。30年以上にわたり、世界の医療団は常に現地の支援団体との連携を図ってきました。人道危機に際し、最初に影響を受けるのも、まず最初に対応するのもそういった現地のアクターです。その地域に精通する現地のアクターは、人道支援活動の上で貴重で不可欠な存在です。「国境を越えた人道支援活動は私たちの基本理念のひとつですが、「南のNGO」を含めたあらゆるアクターとともに人道危機に対応することは、私たちの課題なのです。今後起こりうる危機に対して、NGO、国連、そして支援者間の協力関係において抜本的な変革なしに世界が立ち向かうことはできません。125の「北のNGO」、そして375の「南のNGO」が参加する今回の世界人道サミットは、世界にとって大きな一歩となるでしょう。」世界の医療団フランスの理事フランソワーズ・シヴィニョンは、話しています。 世界の人道支援の活動資金のうち、現在「南のNGO」 に割り当てられるのは、わずか1%です。世界の医療団は、「南のNGO」の活動のための資金調達についても、支援を行ってまいります。

医療支援において、提供する側、受ける側双方の安全の確保
アレッポやイエメンなどで発生している一般市民や医療施設に対する一連の爆撃により、今、人道支援活動そのものが大きく脅かされています。負傷者や医療施設へのアクセスが滞るだけでなく、支援活動自体の大きな妨げとなっています。世界人道サミットは、医療施設、医療従事者、そして患者の保護を強く訴える場となるでしょう。「今日の人道支援活動は、危険にさらされています。先日、国連安全保障理事会にて、医療従事者および医療施設の保護に関する決議が採択されたことは、最初の一歩となりました。医療従事者が安全な環境下で活動できるよう医療施設を保護することは、喫緊の課題です。国際人道法は、遵守されなければなりません」シヴィニョンは述べています。

難民受入れ危機に対する各国の不適当な対応策
2016年現在、世界中で1億2500万人が人道支援を必要としています。住む家を追われた人や難民の数は6千万人、過去10年で約2倍となりました。難民危機の状況悪化は、政治的な解決の失敗によるものであることをこの数字は明らかにしています。今回の世界人道サミットは、300万人を超す難民を抱える世界最大の難民受入れ国のトルコで開催されます。 最後にシヴィニョン次のように締めくくりました。「トルコは人道支援において、今後に向けた一定の取り組みが実施される象徴的な地域です。先にEUとトルコが合意した難民対応策には、落胆させられました。欧州は、協調し勇敢な政治的な対応策を打ち出すことで、難民受入れ危機に取り組むべきなのです。」

史上初となる世界人道サミットの開催は、人道危機への明日のアクションにつながるまたとない機会になります。国家の主導者、政府には、責任と役割を改めて認識し、主張するだけでなく、具体的な政治的対応策についての確約がなされることを期待しています。


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