Yahoo! JAPAN、テラデータと技術提携でビッグデータ活用を促進

次世代データ分析基盤構築に向け、 Teradata Labsとサービスやソリューションを共同開発



 日本テラデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉川 幸彦、以下日本テラデータ)は、ヤフー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮坂 学、以下Yahoo! JAPAN)が、次世代データ分析基盤の構築を目指し、テラデータ・コーポレーションと技術提携したことを発表します。
 さらに、Yahoo! JAPANは全ビジネス部門でのさらなるデータの利活用を目指し、分析基盤に最新モデルのTeradataを追加導入し、またTeradata QueryGrid™を採用しました。これにより、より高度な分析パフォーマンスの実現を目指します。

●技術提携の目的:
国内最大級のポータルサイトYahoo! JAPANは、検索、ニュース、Eコマースを含む100以上のサービスをPCやスマートデバイスで展開し、Webログ解析や売上解析、広告表示の最適化など、ビッグデータ利活用のために、TeradataやHadoop、NoSQLなどのビッグデータ関連の技術を、データの種類や性質に応じて適材適所で活用しています。今回、テラデータ・コーポレーションのR&D部門であるTeradata Labs(以下、テラデータ・ラボ)との技術提携を通じて、テラデータ・ラボが研究開発する最先端のビッグデータ関連の技術開発に参加し、次世代データ分析基盤に成果をいち早く取り入れることで、ビッグデータ利活用の進化を加速させ、サービスの改善や新規開発に役立てます。

●主な技術提携の内容:
ー 複数のデータソースに対して統一的なアクセスを可能にする機能など、Yahoo! JAPANが次世代データ分析基盤を実現する上で必要なサービス、ソリューションの共同開発。
ー テラデータの最新技術とYahoo! JAPANが持つ多様な分析方法(ユースケース)およびビッグデータを活用した先行的な共同検証。検証結果を両社の今後の技術戦略に反映。
ー 限定されたTeradataユーザーから構成されるグローバルなアドバイザリーグループ、Unified Data Architecture Product Advisory Council(UDA PAC)※への加盟。Teradata製品およびビッグデータ・ソリューションに関する課題を討議し、テラデータへフィードバックを実施。

[画像: リンク ]

 技術提携に向け、Yahoo! JAPAN様より、下記コメントをいただいております。

「今回、弊社が次世代データ分析基盤を構築するにあたり、データ分析の分野で長年の豊富な経験と技術力、また業界のリーダーシップをもつテラデータ・ラボと技術提携することにしました。この提携により、最先端の技術を活用して共同開発を行うことで、より利便性の高い、強力な課題解決エンジンを実現したいと考えています」
執行役員 データ&サイエンスソリューション統括本部長 志立 正嗣 様

「Teradataの強みは何と言っても多種多様な大量データを扱えることで、弊社が望む1,000人規模のユーザーが同時アクセスできる分析環境を構築できることです。また、ユーザーの発想に基づいた自由度の高い分析に対応できるのも強みです。今後、テラデータ・ラボとの共同開発を通して、多種多様なデータやデータソースをさらに扱いやすくすることで、弊社の技術開発やビジネスのスピードを加速していきたいです」
データ&サイエンスソリューション統括本部 データプラットフォーム本部 本部長 佐々木 潔 様

 日本テラデータの代表取締役社長 吉川 幸彦も「Yahoo! JAPAN様は、弊社の先進的な分析ノウハウ、また弊社が提唱する分析エコシステム、Teradata Unified Data Architecture™の重要性をいち早くご理解いただき、分析ソリューション、また分析コンサルティングをご利用いただいています。今後も強力なパートナーとして、弊社のグローバル戦略をいち早く共有し、Yahoo! JAPAN様の高度な分析ニーズに応えていきたいと考えています」と述べ、技術提携によるビジネス機会創出の拡大を目指します。

分析基盤に最新モデルのTeradataを追加導入し、Teradata QueryGridを活用してシームレスな分析環境を実現

 さらに今回、Yahoo! JAPANは、全ビジネス部門でさらなるデータの利活用を目指し、データ分析基盤にTeradataを追加導入しました。
 以前より分析基盤にTeradata DWHを活用し、膨大なボリュームで多種多様なデータの収集、蓄積、統合、分析を行っています。今回、社内のデータ利活用が進み、ユーザーが発行するクエリーの量が増加するとともに、種類も多様化してきたことから、既存のTeradataに加えて、最新モデルを追加導入しました。さらに複数のプラットフォームに対する透過的なアクセスを実現するTeradata QueryGridを採用し、既存のTeradataとのシームレスな分析環境を構築しました。

 これにより、従来のシステムに比べ、パフォーマンスが最大で40倍向上し、広告の効果測定、またページビュー数やアクティブユーザー等のアクセス数の分析作業が効率化しました。また、分析サイクルのスピードと精度が向上し、素早い意思決定が実現しました。さらにアクセス・ログデータのTeradataへのロードが、日次から1時間単位で可能になり、鮮度の高い分析が可能になりました。

 日本テラデータは、今後もコンサルティング、分析ソリューション、および各種サービスの提供を通じて、Yahoo! JAPANのさらなるデータ活用の高度化を支援していきます。

※ UDA PACについて:リンク

以上

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●日本テラデータウェブサイト内 プレスリリース
リンク

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◆ Teradata Corporationについて
テラデータ・コーポレーションは、顧客企業がデータ活用から、競合他社よりもより多くの価値を引き出すことを支援しています。テラデータのビッグデータ分析ソリューション、統合マーティング・アプリケーションまた専門家チームから構成される優れたポートフォリオは、顧客企業にデータ活用から持続可能な競合優位性を推進します。
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◆ 日本テラデータについて
日本テラデータ株式会社は、テラデータ・コーポレーションの日本法人です。統合データウェアハウス、ビッグデータ分析ソリューション、マーケティング・アプリケーションおよび関連サービスに関するコンサルティング、構築支援、教育、メンテナンスサポートなど各種サービスを提供しています。

* Teradata、Teradataロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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