テルストラ、アジアでのネットワークサービスのリーダシップを拡大

テルストラ 2016年05月17日 13時29分
From PR TIMES



[画像: リンク ]



2016年5月17日、火曜日 ‐ テルストラはアジア太平洋地域におけるネットワークリーダシップの位置をより確実にし、同時にお客様により広いサービスの選択肢を提供するため、グローバルネットワークサービスシリーズの強化と新サービスを5月9日に発表しました。

テルストラの国際サービスを担当する専務取締役のDarrin Webb氏は、これらの新しいサービスは、消費者や企業のデータ通信量の爆発的な増加に伴い国際的なコネクティビティに対する要求が高まったことに対応するものだと述べました。

Webb専務取締役は「われわれはすでにアジア地域で最大規模の海底ネットワークを所有、運営していますが、これは現在、この地域の総回線容量の約30%を占めています。このような強化によりわれわれの能力はさらに拡大し、テルストラのPEN SDN(Software Defined Networking)とクラウド、セキュリティおよび統合コミュニケーションサービスといった最新技術の提供を支えていくものと考えます」と述べました。

新たなネットワークソリューションは次の通りです。
・東南アジアと北アジアにあるテルストラの主要ネットワークをインドと中東に接続するThe Bay of Bengal Gateway(BBG)ケーブルシステム
・アジアとアメリカ大陸間をFASTERケーブルシステムにより、従来とは別の回線ルートを提供
・アジア最大の自社所有の海底ケーブルネットワーク(EACおよびC2C)の運営期限を7年間、少なくとも2035年まで延長
・自然災害が多く発生するルソン海峡(Luzon Strait)を迂回する陸上の新たな光ファイバーのルートを台湾に構築しており、台北‐香港間ルートに低遅延、最短な回線ルートが提供可能
・韓国のテルストラのPoPとケーブル陸揚局を光ファイバリングネットァークで結ぶ新たなオプションを構築し、韓国内だけでなく韓国と世界を結ぶにネットワークによりすぐれた弾力性のあるサービスを提供

その他にも、最近、工事の着工が発表されたオーストラリア‐ニュージーランド間のTrans-Tasman(TGA)ケーブルにテレストラは共同事業体の一員として参加する他、シンガポールと西オーストラリア州のパースを結ぶAPX-Westケーブルに関しても複数の事業者との間で覚書(MOU)を締結しました。

*BBGケーブルシステム
BBGシステムは、シンガポール、マレーシア、インド、スリランカ、オマーン、アラブ首長国連邦を結ぶ3ファイバーペアの光ファイバーケーブルで構成される長さ8,000kmの新たな海底ケーブルシステムです。テルストラはBBGケーブルに接続することで、アジアと中東を直接結ぶことができるようになり、また、Europe India Gateway(EIG)ケーブルと接続することによりヨーロッパとも直接連結されるようになります。

BBGは最先端の100Gbps技術の採用により、システムのアップグレード機能に優れた設備として設計されています。このルートにより、お客様はシンガポールと中東間を接続するに当たり、最も速いルートの一つを使用できることを意味します」とWebb専務取締役は説明しています。

*FASTERケーブルシステム
テルストラでは、新たな太平洋横断FASTERケーブルシステムの容量を確保しました。このケーブルシステムは日本と隣接する太平洋横断ケーブルシステムがアメリカ西海岸の主要ハブとしている、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ポートランド、シアトル地域を容易に接続できます。長さ約10,00kmにおよぶこのシステムは、6ファイバーペアの光ケーブルで構成され、100Gbps光伝送技術を用いています。

「FASTERケーブルシステムは日本とアメリカ間に大容量のルートを提供しますが、テルストラはシアトルにPoPを増設することにより、自社のSDN(Software Defined Networking)ソリューションを用いてこれらの地域の間に柔軟性のある大容量サービスを提供することが可能となりました」とWebb専務取締役は説明しています。

*EAC-C2Cシステム
テルストラは回線容量を増加させ、少なくとも2035年まで、EAC-C2Cシステムが使用可能とするために投資しています。このような投資により、現在、日本、韓国、中国、台湾、香港、フィリピンおよびシンガポールを連結している長さ36,000km以上に及ぶアジア最大の自社で所有、運用しているケーブルシステムは信頼性と確実性の向上に寄与するものと考えられます。

*新たな台湾陸上光ファイバー伝送システム
テルストラの新しい陸上光ファイバールートは、台湾と接続する既存のテルストラ海底ケーブルネットワークと統合可能で新しいルートを提供します。北アジアとアメリカ西海岸を結ぶ海底ケーブルシステの大部分はルソン海峡に敷設されていますが、自然災害によりケーブルの切断やサービスの中断が時々発生することがあります。
テルストラの新たなルートはこれを代替するルートとなります。

「この新しいデュアル光ファイバーネットワークは、テルストラの光伝送ネットワークの一部として使用することができます。これはルソン海峡を通っているケーブルよりもサービスの中断リスクが小さく、台北、高雄、香港エリアのマーケットで利用可能な最も速い最短のルートとなるはずです」とWebb専務取締役は述べています。

*韓国の新しいリング型ネットワーク
テルストラの新しく、弾力性のある光ファイバーリング型ネットワークは、韓国にあるPoPとケーブル陸揚げ局間を相互接続し、最新技術による8種の異なった方法で韓国に接続する国際回線と最大100Gの速度で接続します。これらの性能向上により、お客様により多くのネットワークの弾力性と冗長性の向上を提供するのみならず、海底ケーブルシステムとの接続性の向上、ピアリング範囲の拡大が期待されます。


テルストラについて
テルストラは電気通信情報サービス事業者です。弊社はオーストラリアで最大のモバイルおよびWiFiネットワークを運営し、通信市場において広範囲なサービスを提供し、また他社と競争をしています。弊社は世界的にマネージドネットワークサービス、グローバル接続、クラウド、音声、コロケショーン、ウェブ会議、衛星通信などを含むエンドツーエンドソリューションを提供しています。弊社ではアジア、ヨーロッパ、アメリカで事業許可を得ており、全世界で2,000以上のPoPへのアクセスを提供しています。さらに詳しい情報につきましてはwww.telstra.comでご覧いただけます。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]