2016年5月30日
一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会
http:/www.jma-a.org
代表理事 大原 達朗
松原 良太
早嶋 聡史
一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会では、日本においてまだまだ未整備の中小企業の事業承継対策を含むM&Aを普及するため、2010年より無料セミナー「誰にでも分かるM&A入門セミナー」を毎月開催しています。
その中で、中小企業経営者に対し、自社でも十分M&A が可能であること、そしてそのために準備すべきことを広く啓蒙しております。また、有料講座の「M&Aアドバイザー養成講座」を通じ、M&Aアドバイザーを日本全国に1,500名配置することを目標として活動を継続してまいりました。2016年4月における当協会の会員はおよそ80社です。
このたび、以下のとおり2015年1月から12月の1年間における当協会の会員におけるM&A成約実績に関するデータがまとまりましたので、お知らせいたします。
今後も、中小企業M&A市場の確立に向けて尽力してまいりますので、皆様のご理解、ご指導のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
※グラフを含む詳細につきましては、下記リンク先PDFをご参照ください。
リンク
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調査対象期間:
2015年1月1日から2015年12月31日
回答会員数:
11社(ただし、全会員73社)
成約件数:
111件
着任形式別:
アドバイザリー形式とは、売り手、買い手にそれぞれアドバイザーが就任する形式です。当協会で扱ったM&Aでは売り手と買い手のアドバイザーを兼任する仲介形式が圧倒的でした。
これは、まだまだ実務の蓄積が不足している中小企業同士のM&Aではそれぞれにアドバイザーが就くよりも、両社の間に同一のアドバイザーが就いたほうが条件交渉しやすい、という実態が
あるものと考えられます。
譲渡金額別:
1千万円以下の取引が44%、3千万円までで80%を占めております。このように小さな案件であっても、実際に成約している事実を少しでも多くの方、特に経営者の方に知っていただきたいと思います。
スキーム別:
簿外債務を引き受けるリスクのない事業譲渡が小規模案件では多く使われています。事業譲渡にもデメリットだけでなく、メリットもあることをご確認いただけますとありがたいです。
補足:着任形式について
「アドバイザリー形式は、その名のとおり、買い手と売り手、双方に別のM&Aアドバイザーが着任する形式です。(中略)仲介形式は売り手と買い手の間に同一のM&Aアドバイザーが着任する形式です。」(大原達朗、松原良太、早嶋聡史「この1冊でわかる!M&A実務のプロセスとポイント」中央経済社(2014)より)
仲介形式は同一のアドバイザーが買い手と売り手と担当するため、1ケース当たり2件というように集計しております。
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■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
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・担当者: 一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会 事務局
・TEL: 03-5826-4083
・Mail: contact(at)jma-a.org ※(at)を@に変えて、お送り下さい。
・HPお問い合せ窓口: リンク
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■日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)について
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・名称: 一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会
・設立: 2010年8月
・所在地: 東京都台東区台東1‐30‐3 YOKビル4階
・連絡先: Tel. 03-5826-4083
・HP: リンク
・業務内容:
-M&Aや経営に関連する知識の啓蒙と普及
-M&Aや経営に関連する調査、研究及び情報の提供
-M&Aや経営に関連する書籍の発行
-国内外のM&A関係機関との交流
-M&Aや経営に関連する教育講座及び資格認定試験の実施
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