ISEGが国際的プレゼンス拡大のためStartup Stock Exchange(SSX)を買収
AsiaNet 64325(0563)
【ロンドン2016年5月5日PR Newswire=共同通信JBN】
*European Stock ExchangeとStartup Stock ExchangeがISEGの下で活動を統合
International Stock Exchange Group(ISEG)は、初期段階企業の株式の取引のための国際市場であるStartup Stock Exchange(リンク )を買収した。
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この取引はEuropean Stock Exchange(ESE)とStartup Stock Exchange(SSX)の事業をISEGの下で一体化し、同グループの国際的プレゼンスと上場能力を拡大する。
SSXは有資格・公開上場の初期段階企業の取引のための市場を提供するため、2012年に創設された。SSXはオランダ王国のキュラソーにあるDCSXの下で、キュラソー・シントマールテン中央銀行の監督により取引を行っている。SSXは市場を拡大し、登録投資家は144カ国、企業の上場申請は80カ国、900社以上に広がっている。SSXは2014年9月にウォールストリート・ジャーナルで特集され、ブラジルからインド、シンガポールまでの新聞でも取り上げられた。
買収の動機となった要因はESEとSSXの相乗効果であった。ESEは企業に対し、次の段階の投資家を引き付けることができ、公開企業の義務に着手する前に公開企業と同じように行動するための市場を提供する。ESEは、企業がクラウドファンディングの後に上場できる唯一のプラットフォームを創り出しており、その種の資金調達と完全な取引所の規制との橋渡しをする。
ISEGの創設者であるエドワード・フィッツパトリック氏は「今日の急速なビジネスのライフサイクルにおいては、正規の証券取引所はどこも初期段階企業の目的にかなっていない。これらの取引所にふさわしいのは、経験豊かな経営陣のいる安定した会社である。ESEは言ってみれば『大学』である。クラウドファンディングを実現した企業にとって最適であるのは、これらの企業を次のラウンドに連れて行き、次の段階の投資家に目立つようにすることである。ESEは株式を取引しないプラットフォームであり、従って企業が株式を取引できるSSXと次の段階を共有することは当然の道筋である」と語った。
SSX買収の完了およびESEとの活動、経営の統合は、ビッグボード上場またはその他の出口戦略の形態を検討する前に必要とされる2つのステップの拠点を求めている数千の企業に原動力をもたらす。
SSXのイアン・ヘイト最高経営責任者(CEO)兼共同創設者は「ISEGによるSSX Holdings Corp.の買収は、SSXにとって刺激的な展開である。これはESEに対し、有資格の企業や投資家が認可された市場でそれらの株式を取引するための次のステップを提供する。共同創設者のブライアン・ニーセン氏と私はSSXをISEGの傘下に置き、ESEとSSXの持続的成長を確実なものにすることができて興奮している」と語った。
この買収はISEGに対し、株式の取引のための強固な技術的プラットフォームを提供する。ISEGは、プラットフォームの領域でさらなる大志を抱いており、初期段階企業が資本を構築し、チャンスを浮き彫りにし、最終的に有価証券を取引し、彼らの早期採用者・投資家・支持者に考え抜かれた出口戦略を与えるための普遍的な拠点をもたらすことについて、世界の他の地域で議論している。
詳細について、投資家と企業はリンク 、リンク 、リンク を参照。
ソース:ISEG
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