ElectraTherm Power+ Generator、日本で地熱地域熱供給システムの運用開始

JCN 2016年04月15日 10時00分
From JCN Newswire


Reno, Nevada, Apr 15, 2016 - ( JCN Newswire ) - 分散廃熱発電大手のElectraThermは、大分県別府でPower+ Generator(TM) 4400の運用を開始しました。これは日本初のPower+ Generatorで、地熱を利用して施設内で燃料不要で炭酸ガスを排出しない発電を行います。Power+は3月に作動開始しており、小規模地域熱供給システムによって、地熱蒸気を低温にしています。電力は再生可能エネルギーに有利な固定価格買取制度を利用して、地元公共事業に売却されます。既存の地熱井では、熱供給に利用する前に地熱資源を冷却する必要があります。Power+では環境にまったく影響を与えず、温泉の地域資源としての主要機能も損なわずに、発電時に必要なだけ冷却をすることができます。

ElectraThermは、77~122度の低温の湯または水蒸気から最大110kWeを発電するために、オーガニックランキンサイクル(ORC)と独自技術を活用しています。この温泉施設内では、110度の地熱蒸気が出ています。他の再生可能エネルギー源と違って、地熱はベースロード、つまり毎日24時間発電用の蒸気が継続的に噴出しています。費用のかかる冷却設備を使用して熱供給に適した温度に水資源を冷却する代わりに、水蒸気をPower+ Generatorに通し、クリーンな発電をしながら同時に最低20度の水にまで冷却します。

「Power+ Generatorは発電により利益を得るだけでなく、そのままでは高温すぎて利用できない温泉の蒸気を冷却するという問題も解決します。」と、プロジェクト責任者で三光電機営業マーケティング部長の上田和則氏は述べました。「日本の固定価格買取制度では、地熱エネルギーを40円/kW ($.33/kW)で買い取りますので、大分県内だけでもここや同様の施設約40か所、日本全国では他の熱供給システムや温泉数百か所で収益を生む大きな機会があります。この発電機は、設置面積が小さく静音仕様なので周辺への影響が最低限に抑えられており、地元自治体の隠れた宝として、長年運営してきた熱供給システムにおいて、今後も長きにわたって資源として機能し固定収益を生み出します。」

ElectraThermのPower+ Generatorは、内燃エンジン、バイオマスボイラー、焼却炉、地熱、排水処理施設や石油ガス田のメタン利用火力発電などの用途で、廃熱を利用しています。ElectraThermのPower+は、世界で50機以上設置され、作動時間520,000時間以上を記録しています。現在弊社ウェブサイトには、活用事例の一覧があります。 リンク

ElectraTherm, Inc.について

ElectraTherm, Inc.は、廃熱発電専門の再生可能エネルギー会社で、本社は米国ネバダ州リノにあります。弊社製品は、投資回収率の高いモジュール式の堅牢な発電機です。ElectraThermなどのクリーンエネルギー製品について詳しくは、 www.electratherm.com をご覧ください。

詳しい情報は、以下にお問い合わせください。
Celeste Erlach
cerlach@electratherm.com
+1-775-398-4690

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]