子供時代に貧困を経験したモデル・女優の高橋ユウさんがナレーションで参加。「子供の未来応援動画~支援活動紹介編~」公開

内閣府 子供の貧困対策推進室 2016年03月23日 17時50分
From PR TIMES

草の根で子供の貧困対策に取り組むNPOなどの活動を紹介します。



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 子供の未来応援国民運動推進事務局(内閣府、文部科学省、厚生労働省及び日本財団)は、いわゆる貧困の連鎖の解消を目指して、国、地方公共団体、民間の企業・団体等による応援ネットワークを形成するため、「子供の未来応援国民運動」(以下「国民運動」という。)を推進しています。

 このような中、草の根で子供の貧困対策に取り組むNPOなどの活動を紹介する動画「子供の未来応援動画~支援活動紹介編~」を、オフィシャルYouTubeアカウントにて、3月23日(水)に公開しました。この動画のナレーションには、自身も子供時代に貧困経験があり、現在、モデル、女優として活躍されている高橋ユウさんにご協力いただきました。

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子供の未来応援動画~支援活動紹介編~ リンク

※「子供の未来応援国民運動」オフィシャルYouTubeアカウント
URL: リンク


■動画制作の背景
明日の日本を支えていくのは今を生きる子供たちです。しかし、生まれ育った環境によって、教育の機会が十分に得られない子供たちや、健やかな成長を育むための衣食住が十分確保されていない子供たちがいます。

そういった貧困の状況にある子供たちを支える活動に草の根で取り組んでいるNPOなどを応援し、社会全体で子供たちを支援していく必要性を理解していただくことを目的に動画を制作しました。貧困の連鎖によって、子供たちの無限の可能性の芽を摘むようなことがあってはなりません。すべての子供たちが夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指して、今後も様々な情報を提供していきます。

■動画の内容
この動画では、子供の支援を行うNPOの活動事例を3つ紹介しています。
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一つ目は、シングルマザーとして5人の子供を育てるAさんの家庭の様子と、そこに食料を届けるNPO法人「フードバンク山梨」の取組を紹介しています。健全な食生活の基本である「栄養バランスのとれた食事」さえ、満足にとれない子供たちにとって、食料支援が大きな役割を果たしていることを伝えています。


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二つ目は、生活保護世帯と、ひとり親で児童扶養手当の支給を受けている世帯を対象に学習支援教室を行っているNPO法人「さいたまユースサポートネット」を紹介しています。進学に向けて塾などに行きたくても、経済的な理由で行けない中学生や高校生への学習支援の大切さを訴えています。


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三つ目は、NPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」が中心となって開いている「子ども食堂」を紹介しています。そこでは、普段一人で食事をすることも多い子供たちが栄養バランスのとれた食事が食べられ、みんなで食卓を囲む楽しさを味わっている様子を伝えています。最後に自身も子供時代に貧困を経験した高橋ユウさんによる、貧困の状況にある子供たちへの支援の大切さを訴えるナレーションで締めくくります。


■高橋ユウさんナレーション参加の背景
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子供の貧困について、より多くの方に関心を持っていただくため、自身も子供時代に貧困経験のある高橋ユウさんに動画のナレーションを担当していただきました。

高橋さんは、お姉さんのメアリージュンさんが中学1年生、妹であるユウさんが小学校4年生の時、お父様の会社が倒産し、一家はたちまち貧しい生活になってしまったといいます。普段は焼き肉のタレをかけただけのご飯や、クリスマスでも玉子を乗せただけのインスタントラーメンしか口にできなかったそうです。貧困だったものの、御両親の元に生まれ育ったことに心から感謝しているといい、モデルになった今も、姉妹ともに収入は実家に送って、そこから「お小遣い制」で生活しているとのことです。貧困を乗り越え、夢を掴んだ高橋さんの「子供に未来のチャンスを与えるサポートがしたい」という想いは強く、今回のナレーションをお引き受けいただけることになりました。


■動画概要
タイトル  : 「子供の未来応援動画~支援活動紹介編~」 (7分4秒)
ナレーション: 高橋ユウ
公開日 : 2016年3月23日(水)
URL : リンク


■高橋ユウさんプロフィール
◇ 高橋ユウ(Yu Takahashi)
 ・生年月日  : 1991年1月19日
 ・出身地   : 滋賀県
2006年、TVのボーカルオーディションをきっかけに芸能界入り。その後『Cawaii!』にてモデルデビュー。『仮面ライダーキバ』のヒロイン役で女優として一躍知名度を上げ、TV・映画の他『美少女戦士セーラームーン』などの舞台でも活躍されているマルチタレントです。


■収録エピソード
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収録は2016年3月上旬、都内の撮影スタジオにて行われました。高橋さんは、白のワンピース姿でナレーション撮影に臨みました。

収録スタジオに入ると、まずは監督と相談しながら、真剣な表情で動画と原稿をチェック。声のスピードやトーンについて打ち合わせを行いました。今回、社会問題に関するテーマのため、「明るすぎず、暗すぎず」という微妙な声のトーンが要求される難しいものでしたが、高橋さんは暖かい愛情を感じさせる優しい声で見事なナレーションを披露しました。高橋さん自身の子供の頃の気持ちを思い出しながら、感情を込めてナレーションを行ったそうです。

高橋さんは動画について、「自分の子供時代と重なる部分が多々ありました。例えば洗濯物が沢山干してあったり、お菓子をもらってくるとみんなでわーっと喜んだり。子供たちには楽しいことがいっぱいあることを知ってもらって、NPOをもっと身近な存在に感じて欲しいと思いました」と語りました。また、国民運動について「難しく考える必要はなくシンプルなことだと思います。活動は純粋に子供たちに夢を与えることで、子供たちはそれでチャンスを掴むことができる。存在を知らない人もいるので、もっと沢山の人に知ってもらいたいです」と想いを語りました。

高橋ユウさんによる映像紹介と、収録後の感想、子供たちへのメッセージ動画
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※以下映像より抜粋画像
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プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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