リコー電子デバイス、シルバコEDAツールに対応したPDKの提供開始

JCN 2016年03月15日 10時00分
From JCN Newswire


YOKOHAMA, Japan, Mar 15, 2016 - ( JCN Newswire ) - リコー電子デバイス株式会社(以下リコー電子デバイス)と、株式会社シルバコ・ジャパン(以下シルバコ)は、リコー電子デバイスが展開するLSIシャトルサービスにおいてシルバコEDAツールに対応したPDK(プロセス・デザイン・キット)の提供を開始したことを発表しました。
このPDKは、高精度・低消費電力アナログLSIメーカーであるリコー電子デバイスとアナログLSI設計ソリューションベンダーであるシルバコの技術協力により開発され、実績豊富な0.35umプロセスに対応します。また、より高い耐圧オプションをサポートし、数多くの電源製品で実績のあるプロセス向けPDKの開発も計画中です。

シルバコのジェネラルマネージャである古井芳春は、次のように述べています。「長年パートナーとして携わってきたリコー電子デバイスが、シルバコPDKをリリースされることをうれしく思います。シルバコは、低消費電力や高精度を特長とするリコー電子デバイスのアナログLSI技術を最大限に活用するための設計ツールを提供します。リコー電子デバイスの半導体を利用するお客様に、シルバコPDKが設計の期間短縮と効率化に貢献することを確信しています。」

リコー電子デバイスの設計技術部長吉岡圭一は、次のように述べています。「半導体設計ツールとして幅広く支持されているシルバコ向けPDKの提供により、リコー電子デバイスをご利用いただけるお客様の拡大が可能となりました。これからも、シャトルサービス、デザインサービス、マニュファクチャリングサービスなど、リコー電子デバイスの各サービス拡大において、win-win関係のパートナーとして互いに発展していくことを期待します。」

概要:リコー電子デバイス株式会社

リコー電子デバイス株式会社は、世界に先駆けて製品化を実現したCMOSアナログ技術をコアとして、携帯機器市場向けには小型・低消費電力の電源IC、車載・産機市場向けには高耐圧・大電流・高性能を特長とした電源IC、Liイオンバッテリ市場向けには小型で高精度な保護ICを提供しています。また、自社の国内FABで、お客様設計の半導体試作を行うLSIシャトルサービスや、保有するEDAツールを活用し、半導体設計の部分工程を請け負うデザインサービスを展開しています。さらに、独自に培ってきたデバイス生産技術を活用し、お客様のご要求にカスタマイズしたプロセスによるマニュファクチャリングサービスを提供しています。
www.e-devices.ricoh.co.jp

概要:株式会社シルバコ・ジャパン

株式会社シルバコ・ジャパンは、1989年に現在のSilvaco, Inc.の日本支社として設立、1995年に日本法人として登記されました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるトップ・カンパニーを目指し、技術サポートと営業の強化、研究開発環境の拡充に全力をあげています。本社を横浜ランドマークタワーに置き、京都オフィスとともに充実したサービスを展開しています。
www.silvaco.co.jp

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press@silvaco.co.jp

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