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関西外国語大学の中国人留学生が司馬遼太郎フェローシップ受賞 -- 2月20日に東京都内で受賞式

関西外国語大学 2016年02月17日 08時05分
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関西外国語大学(大阪府枚方市)国際言語学部国際言語コミュニケーション学科4年の中国人留学生、沈韻之(しん・いんし)さんが第19回司馬遼太郎フェローシップ(司馬遼太郎記念財団主催)に選ばれた。受賞式は2月20日、東京・日比谷公会堂で行われる。


 同フェローシップは司馬作品にインスピレーションを得た知的世界を探求する企画(調査、研究、旅行計画など)が対象。応募資格は16~25歳で、2000字以内の日本語でまとめたもの。

 沈さんの受賞企画のテーマは「華族女学校と振華女中から見る中日近代女子教育」。司馬作品の「坂の上の雲」に登場する3人の女性−正岡子規の妹・律、秋山好古の妻・多美、秋山真之の妻・季子が、明治時代の3つの階層を代表する女性像のヒントとなったという。特に、季子が通った華族女学校の生徒たちを追跡すれば、当時の女子教育の特徴をとらえられると考えた。さらに、同時代の中国を代表する女学校として江蘇省蘇州の振華女中を取り上げ、両校のカリキュラムや校訓、卒業生の進路を研究し、日中両国の近代以降の女子教育を比較することを提案した。

 明治時代の日本では、「良妻賢母」の育成が女学校の教育方針で、女性は教育を受けても妻や母親としてしか社会的価値が認められていなかったと見る。これに対し、清朝末期以降の近代中国の女子教育は、女性を旧式家庭の束縛から解放することを方針としたとする。これらの教育方針の違いを双方の近代化の歩みの中に位置づけようという試みだ。

 沈さんは振華女中の後身の中学・高校の出身。北京語言大学に入学し、3年生から関西外国語大学に留学した。今回のフェローシップには、北京時代に知り合った日本人の友人の勧めで応募。沈さんは「女子教育について疑問を持っていたので企画の原稿を書きました。これから1年間、きちんと資料を収集し、意義のあるレポートの作成をめざします」と話している。

▼本件に関する問い合わせ先
 関西外国語大学
 入試広報企画部企画広報課
 TEL: 072-805-2850
 E-mail: press@kansaigaidai.ac.jp

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