第1回「三井ゴールデン匠賞」受賞者決定 あなたが選ぶ「モストポピュラー賞」WEB投票開始 2月16日(火)より公式WEBサイトにて

三井広報委員会 2016年02月16日 11時51分
From PR TIMES

三井グループ24社で構成する「三井広報委員会」は、2015年9月、伝統工芸の分野において革新的な取り組みをされている方を表彰する「三井ゴールデン匠賞」を創設しました。この度、予備審査通過者29組(個人および団体)を対象に厳正なる本審査を実施、第1回「三井ゴールデン匠賞」の受賞者5組(個人および団体)を決定しました。 2月16日(火)より、その受賞者を対象に一般の方のWEB投票によって選出される「モストポピュラー賞」の投票受付を開始します。



三井ゴールデン匠賞とは
―「伝統×イノベーション」を実現している担い手に注目と称賛が集まる機会を創出したい―
三井広報委員会は、「人を大切にし、多様な個性と価値を尊重することで社会を豊かにする」という理念のもと、さまざまな社会貢献活動を行っています。例えば「三井ゴールデン・グラブ賞」は攻めだけでなく守りの大切さも知って欲しいという想いから、プロ野球の「守備のベストナイン」を毎年表彰しています。

 日本の伝統工芸においては、昨今、後継者不足など課題があるなか、古来の技法や様式を継承しながら、革新的なアイデアを取り入れ、さらなる発展に貢献されている方々がいらっしゃいます。「伝統×イノベーション」の担い手に注目と称賛が集まる機会を創りたい―そんな想いから、「三井ゴールデン匠賞」を創設しました。
 今後、「三井ゴールデン匠賞」受賞者の中から、「グランプリ」と、一般の方の投票により決定する「モストポピュラー賞」を各1組選出し、3月29日(火)の贈賞式にて発表します。

[画像: リンク ]



世界に誇るべき「匠」が、あなたの一票で決まる!
日本の伝統工芸に関心のある方はもとより、普段なかなか触れる機会のない方にも、気軽にご参加いただける「モストポピュラー賞」の投票を、2月16日(火)より3月13日(日)までWEBサイト(リンク)にて受け付けます。
投票された方の中から抽選で10名様に伝統的工芸品ギフトカード(5万円相当)を進呈します。


第1回「三井ゴールデン匠賞」受賞者一覧(50音順)
株式会社 岩鋳(いわちゅう) ※団体として受賞
代表:岩清水 晃(いわしみず あきら)  南部鉄器/岩手県盛岡市
400年以上の歴史をもつ南部鉄器。黒光りする渋い鉄瓶が有名だが、南部鉄器の工房の一つである岩鋳は、木炭、ガス、IH調理器と熱源を選ばない鉄瓶やカラフルな色の急須を開発し、現在は欧州、北米、アジアなど海外においても実績をあげている。以上のように、伝統的な技術、意匠を守りながらも、現在の生活様式に順応できるような技術革新を実現している点が評価された。

杉原 吉直(すぎはら よしなお)
所属:株式会社 杉原商店  越前和紙/福井県越前市
江戸時代から続く越前和紙の紙問屋杉原商店の代表でありながら、積極的な異業種との融合や新技術の開発、海外への販路拡大などの取り組みが評価された。例えば、手漉(す)き和紙の技法にデジタル技術を組み合わせることで、オリジナルのデザインを小ロットで作成することに成功した「DECO-WASHI(デコ和紙)」や越前和紙の軽さと越前漆器の丈夫さを融合させることで、日用品雑貨から空間装飾まで用途を広げることに成功した「漆和紙(うるわし)」などが代表例として挙げられる。

立川 裕大(たちかわ ゆうだい)
所属:株式会社 t.c.k.w  伝統技術ディレクター

漆や竹細工など、日本の伝統的手仕事と現代のデザインを結び付けながら、日本各地の伝統技術の活動領域を、最新のインテリアデザインの世界に拡張させることに貢献したプロジェクト「ubushina」などの取り組みが評価された。具体的には、建築家やインテリアデザイナーに日本各地の伝統工芸の魅力をアピールすることで、物件に合わせた特注品(主に家具・照明・内装材・アート)の需要喚起を成功させたことが挙げられる。

株式会社 能作(のうさく) ※団体として受賞
代表:能作 克治(のうさく かつじ)  高岡銅器/富山県高岡市
富山県高岡市に400年にわたり伝わる伝統的な鋳造技術を受け継ぎながら、様々な新しい試みを行っている。従来の流通に頼らない独自の展示会開催や、柔らかく扱いにくいとされてきた「錫(すず)」を用い、使う人が自在に「曲げて使う器」を開発し高岡銅器のイメージを変えた。さらにこうして得たノウハウを、産業全体の発展を視野に同業者に公開、職人の減少と高齢化が進む中、雇用を増やし若年層への技術の継承に成果を上げるなど、流通、商品開発、地域貢献など多岐にわたる活動が評価された。

福島 武山(ふくしま ぶざん)
九谷焼/石川県能美市
九谷焼の伝統技法・赤絵細描の第一人者。一度目にすると、より目を凝らして見入りたくなる精緻な赤い線が特徴。その2mm幅に7本の線を描くという細かさだけでなく、線1本1本の正確さと伝統的な小紋を豊富に取り入れた意匠は他の追随を許さない。さらに、久谷焼技能向上研修を積極的に行い後継者育成に尽力する一方、仏エルメス社より時計文字盤の製作依頼を受けるなど、久谷焼における圧倒的な技術力を有しながら、国際的にも活躍の場を広げる取り組みと実績が評価された。


【審査基準】
<技術> 伝統に裏付けされた卓越した技術を提供している。
<革新性、アイデア性>※最も重視
 伝統工芸品、日用品などに新しいアイデアを加味したオリジナリティあふれる取り組みを実現している。
<作品のクリエイティブ、美、デザイン> デザイン性の高い作品を生み出している。
<有用性> 有用性のある作品を生み出している。(新たな楽しさなどの提供も含めて)
<国際性> 国際的な取り組みを行っている、あるいは今後、国際的に評価される可能性が高い。
<継続性> 今後も継続可能で、業界の発展への貢献が期待できる。


【審査員】
審査員長 飯野 健司 三井広報委員会 委員長、三井不動産 取締役常務執行役員
審査員 赤瀬 浩成 メイド・イン・ジャパン・プロジェクト 代表取締役
審査員 内村 宏 三越伊勢丹 商品統括部 呉服美術統括部 美術商品部長
審査員 グエナエル・ニコラ デザインスタジオ「キュリオシティ」 代表
審査員 酒井 正明 伝統的工芸品産業振興協会 専務理事
審査員 佐々木 千雅子 伝統的工芸品産業振興協会 相談員
審査員 佐藤 達郎 多摩美術大学 教授(広告論/マーケティング論/メディア論)、
コミュニケーション・ラボ 代表
審査員 ゾェルゲル・ニコラ 老舗梅干専門店「ちん里う本店」 役員 審査員 田中 里沙 宣伝会議 取締役副
社長兼編集室長 
審査員 ボブ 田中 東北芸術工科大学デザイン工学部 教授、創造性開発研究センター 研究員、ボブ田中事務所
代表
審査員 水野 学 クリエイティブディレクター、good design company 代表、慶應義塾大学 特別招聘准教授
審査員 矢島 里佳 和える 代表取締役
審査員 山田 遊 バイヤー 監修者


【概要】
■主催:三井広報委員会
■後援:経済産業省、 一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会
■特別協力:読売新聞社、宣伝会議


■賞の種類/賞金:
・三井ゴールデン匠賞:50万円 ※三井ゴールデン匠賞受賞者の中からグランプリ、モストポピュラー賞を選出
・グランプリ:三井ゴールデン匠賞50万円+グランプリ50万円 計100万円
・モストポピュラー賞:三井ゴールデン匠賞50万円+モストポピュラー賞20万円 計70万円
■贈賞式:2016年3月29日(火)(会場:よみうり大手町ホール)

【三井広報委員会】
三井グループ企業24社(ほか特別会員会社1社)で構成し、様々な文化活動および広報活動を通じて、国際交流や地域社会の活性化に貢献すると共に、社会の繁栄と福祉に寄与し、三井グループのより一層のイメージ向上を目指しています。
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