2016年GTアジアシリーズへの準備整えるタイのTP12レーシングチーム
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【バンコク(タイ)2016年2月8日インフォクエスト=共同通信JBN】PT12レーシングチームのドライバー、マネジャーのピティ“トッド”ビロンパクディは5月に始まる2016年GTアジアシリーズのレーシングシーズンにチームが参加するのに合わせ、成功を積み上げるよう期待している。
トッドはタイの有力飲料メーカーSingha Corp.のビジネス経営というバックグラウンドとモータースポーツへの情熱を生かし、TP12チームのフェラーリ458でアジアの一流GTカー選手権に2回目のフルシーズン参加を予定している。
トッドは最近のインタビューで「楽しみのためにここにいるのではない。勝つためだ。情熱としてスタートしたものがいまでは有力プロのタイ・レーシングチームになる真剣な野心-祖国が誇ることのできるもの-になっている」と語った。
トッドは約80年前「Singha」ブランドでタイ初の醸造会社を設立した一族の第4世代である。現在タイ市場で70%のシェアを占める同グループのビール事業でマネジングディレクターを務めている。
2016年GTアジアシリーズは5月9日に霊岩の韓国国際サーキットで始まり、6月にタイのブリーラム・サーキットに移る。
レーシングチームは7月に日本に移動する。最初は7月1日の岡山国際サーキット、次いで7月15日に富士スピードウェイに登場する。昨年TP12チームが初優勝を果たした国際レースコースである。
37歳のトッドと、欧州から日本に移ってレース経験を積んだ29歳のオランダ人コドライバー、カルロ・ヴァン・ダムは今年のレースで、昨年の日本の成功を上積みしたいと考えている。
トッドは「2015年のハイライトが富士の1位、大阪の2位だったことは疑いない」と語り、「表彰台に上ることが絶対に必要だ」と付け加えた。
チームは2013年に結成され、こうしたレースで得た経験がトッド、ヴァン・ダム2人の長いレース経歴に基づくバックグラウンドに付け加わっている。チームはポルシェで始めた後、昨年フェラーリ458を採用した。トッドは少年時代のゴーカートレースの腕前からカーレーシングの夢を実現させた。
2015年はTP12レーシングチーム初のGTアジアシーズン全面参加の年だったが、2016年は新たな高みにチームを引き上げるという希望がある。
シリーズで戦うチームにはプライベートチームや大手スポーツカーブランドのファクトリーチームが含まれている。
2015年のもう1つのハイライトは、チームがマレーシアの厳しいセパン12時間耐久レースに初参加したことである。TP12チームは総合3位で予選を通過し、クラス3位、総合8位でフィニッシュした。
GTアジアシリーズの最終レースは中国-9月2日上海、10月21日から浙江サーキット-で行われる。
TP12レーシングチーム
www.facebook.com/tp12racingteam
ソース: Singha Corporation
写真リンク:リンク
(写真説明:2015年、富士スピードウェイでGTアジア初勝利をあげたTP12のドライバー、ピティ“トッド”ビロンパクディ=左=とカルロ・ヴァン・ダム=右=)
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