英国クラークソン社とRBS銀行間の"チヤイナウオール(China Wall)"に風穴を開けるほどのインサイダー取り引きか

JCN 2015年12月30日 21時00分
From JCN Newswire


HONG KONG, Dec 30, 2015 - ( JCN Newswire ) - 世界最大手海運ブローカー(Clarkson PLC)とローヤルスコットランド銀行(RBS PLC, Royal Bank of Scotland PLC)間で、ラカタミア裁判<ポーリハジヤノ氏(Polys Haji-Ioannou)とノブ スー氏(Nobu SU) の4年に及ぶ英国での裁判>で証拠としてクラークソン社から提出された電話記録によると、両者の間で、"チヤイナウオール(China Wall)"と呼ばれる制度があるはずのデリバティブ商品取り引きで、その垣根を破るインサイダー取り引きが、2008年に煩雑に堂々と行われていた爆弾発言の証拠書類から大きな疑惑問題に発展する可能性が濃厚となってきた。

その一例として、金融危機の2008年7月に、RBS銀行のニック ウオタートン氏(Nick Watterton) が守秘義務のある銀行の立場からクラークソンのバシリス カラカコス氏(Vassilis Karakoulakis)ブローカーに、ある美味しい取引中に、"お聞きしたいのですが、もしできなければ、バカヤ。。。お答えしなくてもいいのですが?:どうしてノブ スーは(この取り引きを)したいのですか?"と聞きつけた記録が裁判中に吐露された。引き続きバシリス氏から何らかの美味しい話をしてもらうと、銀行のウオタートン氏は、"それはうまそうですね"と答えている。

ウオタートン氏は、リンケリンでは現存英国のロイド銀行(Lloyd Bank PLC)に勤務し、世界最大の海運銀行部門を持つRBS銀行の海運クロス売り買い商品統括者であったと紹介している。彼自身を、"複雑な金融商品を駆逐して完璧に、クロス売り買いの能力が自分の取りえである"と自画自賛している。このような専門家が、2008年7月には自分は既に"多種多様で複雑な海運クロス売り買い専門家"とロイド銀行の上司達に自分のトレード能力を認めさせているのか、或いはただ金融危機後の就職難なので、ただ自分を売り込んでいるのか?英国の金融スキャンダルは今も後を絶たない。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]