アートアクアリウムアーティスト木村英智が日本人アーティスト発掘・育成を行う「アートアクアリウム基金」設立

株式会社エイチアイディー・インターアクティカ 2015年12月25日 10時32分
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この度、アートアクアリウムアーティスト木村英智は、未来ある有能な日本人アーティストを海外に紹介し発信していくことを目的に、「アートアクアリウム基金」を設立いたしました。本基金は、日本国内の芸術振興に寄与すると共に、世界の芸術家と関わり合いながら、質の高いアーティストの育成を推進する基盤となることを目指しています。


今回その第一弾として、日本在住のアーティストを対象にアート作品を募集し、審査の結果選ばれたアーティストに、2016年イタリア・ミラノのギャラリーで自身の作品を展示・販売する機会を提供するプロジェクト「コンコルソ アルテ ミラノ 2016※1」を始動いたします。2015年12月17日(木)から2016年2月29日(月)の期間、アーティストから作品を募集し、厳正なる審査の結果、一次、二次選考を突破したアーティスト1名には、2016年4月頃、イタリア・ミラノにある画廊〈Carte(カルテ) Scoperte(スコペルテ)〉での展示会開催権利が与えられます。展示会開催にあたりかかる諸費用は、当プロジェクトが負担し、展示会の作品カタログの制作も行います。展示会は、審査員とアーティスト双方が合意した価格でアーティストの作品を売買する場ともなります。本基金はミラノでの第一弾プロジェクトを皮切りに、ニューヨークやロンドンなどのギャラリストの協力の下、今後も活動の幅を広げていく予定です。
※1:「コンコルソ アルテ ミラノ」とは、日本語で「ミラノでの美術コンクール」を意味します。


<アートアクアリウム基金設立経緯>
本基金を設立したアートアクアリウムアーティスト木村英智は、今年初めてアートアクアリウムの海外進出を実現させ、イタリア・ミラノで展覧会を開催いたしました。現地でアーティストとしての立場でイタリアのアーティストや有識者達と出会い、会話を交わす生活の中で強く感じたのは、日本とイタリアにおいてアーティストを取り巻く環境が随分と異なることでした。イタリアではアートへの関心が高く、アーティストの作品が売買さる環境が日本より一般的なシーンとしてある様に感じました。そこで木村は、日本人アーティストの作品を手に取ってもらう機会を増やしたいという強い思いから、アーティスト支援を目的とした「アートアクアリウム基金」を設立。日本人アーティストが海外で自らのアート作品を展示・販売し、本場のアートに触れ、世界で通用するかを試すチャンスを提供するため、第一弾プロジェクトとして「コンコルソ アルテ ミラノ 2016」を始動いたしました。


<アートアクアリウム基金 概要>
プロジェクト名: コンコルソ アルテ ミラノ 2016
受付期間: 2015年12月17日(木)~2016年2月29日(月)(予定)
応募資格: 日本在住の日本人アーティスト
応募料金: 無料
応募点数: アーティスト1名につき、3点まで
出品規格: 絵画、彫刻、イラスト、書、写真、造形など。素材やサイズは自由。 ※映像・動画作品は不可。
審査員: 木村英智、片岡鶴太郎氏、桜井博志氏、ルチアーノ・テッラローリ氏、アンドレア・ザルディン氏、他
公式サイト: リンク
応募/お問い合わせ: Concorso Arte Milano 2016 係 E-Mail:entry@h-i-d.co.jp 


<展示会開催場所>
画廊〈Carte Scoperte(カルテ スコペルテ)〉
ミラノの新しいア―ト地区、イゾラ地区。イゾラ地区でも多くの画廊が集まるマロンチェッリ通りに位置する画廊〈Carte Scoperte〉は、見出された紙たちを意味し、その名の通り紙に描かれたアートを主に扱う画廊です。特に1900年代のイタリア・モダンアートを扱っています。初代画廊主・ジャンニは、Giorgio De Chirico(デ・キリコ)、Lucio Fontana(ルーチョ・フォンターナ)といったイタリアのモダンアートの歴史を作ってきたアーティストと公私ともに交友を持ち、家族代々にわたり、未来派を代表する画家・Mario Sironi(マリオ・シロー二)、イタリアデザイン界の巨匠・Bruno Munari(ブルーノ・ムナリ)といった多くのイタリアのアーティストの紹介し育ててきました。最近では、世界で初めてポンテ・アートを始めたIgnazio Moncada(イニャツィオ・モンカーダ)、歴史あるイタリア最高のデザイン賞「Compasso d’oro(コンパッソ・ドーロ:黄金コンパス賞)」を2度受賞したPeppe di Giuli(ペッペ・ディ・ジューリ)などの個展を開いています。また、若手アーティストの発掘にも熱心に取り組み、多くの個展・集合展を開催しています。


<審査員>
◆アートアクアリウム アーティスト 木村 英智
1972年、東京生まれ。「アート」「デザイン」「エンターテインメント」と「アクアリウム」を融合させる『アートアクアリウム』という世界を確立し、アクアリウムを用いて美術館でアートとして有料展覧会を開く唯一の存在に。
今年は、“国外初”の試みとして、イタリア・ミラノでアートアクアリウム展「THE BEAUTIFUL WORLD OF ART AQUARIUM」(2015年5月29日-8月23日)を開催。1800 年代から続く、ミラノ最古の文化協会「Circolo Filologico Milanese」を舞台に、アート・デザイン・ファションの街、イタリア・ミラノで日本の美を発信。イタリアの古き良き建築物の雰囲気を活かしながら、伝統的な日本をリアルに体験・体感できる現代における江戸の花街を表現し、アートの有識者達にも高く評価されている。


◆片岡鶴太郎
1954年、東京生まれ。画家としては、1995年に初の絵画展「とんぼのように」を東京で開催。以降、毎年新しい作品での個展を開催している。2001年、初の海外個展をフランス・パリにて開催し、好評を博す。2003年~2005年には、NHK趣味悠々「鶴太郎流墨彩画塾」にて墨彩画の極意を伝授。2011年、初の本格的仏画を出展。2013年に第69代横綱白鵬の化粧まわしのデザインを担当し、伊勢神宮で奉納・お披露目された。2015年3月、書の芥川賞といわれる「第10回手島右卿賞」を受賞。同年7月、第32回産経国際書展にて「産経国際書展功労賞」を受賞。


◆桜井博志
1950年、山口県周東町の酒蔵の長男として生まれる。家業である旭酒造は、江戸時代の1770年創業。1973年に松山商科大学(現松山大学)を卒業後、西宮酒造(現日本盛)での修業を経て76年に旭酒造に入社したが、酒造りの方向性や経営をめぐって先代である父と対立して退社。79年に石材卸業の櫻井商事を設立。父の急逝を受けて84年に家業に戻り、純米大吟醸「獺祭」の開発を軸に経営再建をはかる。その後1990年に販売した「獺祭」が大ヒットし、2014年日経BP社 第13回 日本イノベーター大賞 優秀賞受賞。


◆Luciano Tellaroli(ルチアーノ・テッラロ―リ)
元銀行家。イタリア大手銀行の海外支店開設等に従事。一方で定評ある鑑識眼を持つ美術収集家としての顔も持ち、彼のコレクションはイタリア・スペインで開催された多くの美術展からの依頼を受け出展貸出しの実績がある。長年アート研究に従事し、大学・大学院、多くの文化協会でイタリア現代アーティストに関する講義を受け持っている。また、イタリアのアート専門紙、展覧会カタログ等への評論を多く寄稿。イタリア各地の美術展のコンサルタント・カタログ製作も行う。さらに、ミラノ最古の文化協会である「Circolo Filologico Milanese(ミラノ文献学協会)」の芸術責任者を務める。


◆Andrea Zardin(アンドレア・ザルディン)
画廊経営4代目。25歳と若手でありキュレーター・美術評論家としての活動実績はまだ日が浅いが、曾祖父の代からの数々のアートコレクションに囲まれて育った彼の鑑識眼は確か。ミラノの若手画廊経営者として2015年最も多くのイベントを手掛けた実績があり、ヴェネツィア・ビエンナーレ内覧会にも招待されるなど、すでに現代アート界で認められた存在である。また、「Circolo Filologico Milanese(ミラノ文献学協会)」のスタッフとしても活躍。


<第一弾プロジェクトを取り巻く取り組み>
2015年8月、東京・日本橋での『アートアクアリウム展 開催5周年』を記念して、アートアクアリウムオリジナルラベルの獺祭「獺祭アートアクアリウム・スペシャルボトル」を会場限定で販売いたしました。その収益の一部が、今回の第一弾プロジェクトの活動費用に充てられる予定です。

本企画は、様々な“縁”と“出会い”により結び付けられた3者によって生み出されたコレボレーションです。木村英智と獺祭の出会いは、木村が六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーでスカイアクアリウムを開催していた2009年まで遡ります。それから2年後の2011年、日本橋で「アートアクアリウム~江戸・金魚の涼~」の開催に伴い、金魚に特化し和を表現するという展覧会のコンセプトと“獺祭”の持つ雰囲気とのコラボでーションに魅力と確信を感じ、アートアクアリウム内に獺祭バーがオープン。今年は、木村英智と獺祭との繋がりが生まれて5周年目であることを記念し、『獺祭アートアクアリウム・スペシャルボトル』の販売が実現しました。そしてそのオリジナルラベルは、木村英智の出身高校である東京都立竹台高校の先輩であり、“獺祭”の大ファンである片岡鶴太郎氏に手掛けていただきました。


<ミラノでのアートアクアリウム開催の様子>
今年、アートアクアリウムアーティスト木村英智は、“国外初”の試みとして、ミラノ・イタリアでアートアクアリウム「THE BEAUTIFUL WORLD OF ART AQUARIUM」(2015年5月29日~8月23日)を開催いたしました。1800年代から続く、ミラノ最古の文化協会”CIRCOLO FILOLOGICO MILANESE”を舞台に、アート・デザイン・ファションの街、イタリア・ミラノで日本の美を発信。イタリアの古き良き建築物の雰囲気を活かしながら、伝統的な日本をリアルに体験・体感できる現代における江戸の花街を展開し、アートの有識者たちにも高く評価されました。



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