ソフトバンク、社内向けデスクトップ仮想化環境基盤および デスクトップ仮想化サービス基盤にピュア・ストレージ「FlashArrayシリーズ」を導入

オール・フラッシュ・ストレージによりデスクトップ仮想化環境のボトルネックを解消 運用管理者の負担も大幅に改善

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(日本法人:渋谷区桜丘町 代表取締役:山田秀樹)は、ソフトバンク株式会社(以下ソフトバンク、本社:港区東新橋 代表取締役社長 兼 CEO:宮内謙)がデスクトップ仮想化環境基盤および、デスクトップ仮想化サービス基盤としてピュア・ストレージのオール・フラッシュ・ストレージアレイ製品「FlashArray 420」および「FlashArray//m20」を導入したことを発表します。

ソフトバンクでは、事業拡大による大規模化が進むグループ全体の効率経営と競争力の強化を図るため、2010年頃から社員の働き方の多様化に対応したワークスタイル変革に取り組んでいます。特に2011年の震災以降、電力消費量の問題や、BCP(事業継続性)の観点から、その中核となるICT基盤として全社的に採用されたのがデスクトップ仮想化環境です。現在では、社内とグループ企業向けおよび顧客向けデスクトップ仮想化サービスも合せて国内最大級のVDI環境を構築・運用しています。

社内外でVDI活用を強力に推し進め、安定的なサービス提供を続ける一方、VDIの運用において常に正面から向き合わなければならない最重要課題がストレージでした。導入当初より安定稼働を続けるVDI環境でしたが、ストレージが原因となるパフォーマンス低下を事前に予測し、余力のないストレージ性能でいかに安定稼働させられるかが、常に課題となっていました。ストレージのコントローラのメモリ増強やストレージ台数自体の追加など運用管理での対策は講じていたものの根本的な解決には至っていませんでした。

そこで、根本的な解決を図るべく2014年4月よりストレージ基盤刷新の検討を開始しました。導入検討当初からオール・フラッシュ・ストレージの導入を視野に、他社製品を含め性能や信頼性検証を行いました。その結果、データ圧縮率の優れたインライン重複排除機能、高いI/O性能とコストパフォーマンスのみならず、運用管理面でのシンプルさや耐障害性を評価し2015年1月にピュア・ストレージの「FlashArray 420」の採用を決定し、同3月に導入が完了しました。現在では社内向け約5,000台のデスクトップ仮想化環境基盤ストレージとしてだけでなく、新たなメニューにて提供を開始するデスクトップ仮想化サービス「ホワイトクラウド デスクトップサービス」の基盤として、現行の最新機種である「FlashArray//m20」が導入されています。

「FlashArrayシリーズ」導入による主な効果は以下の通りです。
・運用管理効率の向上
従来、土日や夜間に行っていたマスターイメージの再構成作業時間を従来の約4分の1に短縮、さらに昼間の業務時間中に実行することが可能になり、運用管理者の業務負担を大幅に軽減。

・卓越したコストパフォーマンス
高効率・高パフォーマンスのインライン重複排除および圧縮機能により、通常のストレージに収容する場合と比較して8分の1程度までデータを削減可能となり、ストレージ収納ラックの占有スペースも半数程度まで削減。

ソフトバンクでは、今後オール・フラッシュ・ストレージを活用した社内向けのデスクトップ仮想化環境を段階的に拡大し、将来的には全ての仮想デスクトップをオール・フラッシュで運用することを目指しています。
なお、本システムは、当社販売パートナーである東京エレクトロン デバイス株式会社の検証支援などの協力により選定・導入が決定しています。

今回の導入に関するソフトバンク株式会社からのコメント
「ソフトバンク株式会社は、当社が提供する「ホワイトクラウド デスクトップサービス」の仮想化基盤にピュア・ストレージの 「FlashArray//m20」を採用することを決定致しました。
これは、自社仮想デスクトップ環境に先行導入した「FlashArray 420」によって、大幅な性能向上が得られることを検証した結果に基づくものです。

当社が培ったデスクトップ仮想化基盤の設計・構築・運用ノウハウに、オール・フラッシュ・ストレージであるFlashArray//m20を組み合わせることで、これまで実現し得なかった高品質・高付加価値のサービスを従来と同等の価格で提供することが可能になります。

当社は、今後もオール・フラッシュ・ストレージを積極的に活用し、サービスの強化・拡張を図ることで、さらなる顧客満足度向上に努めて参ります。」

ソフトバンク株式会社
常務執行役員兼CISO ITサービス開発本部長 鬼頭周

■ソフトバンクについて
ソフトバンクは、移動体通信、固定回線通信およびインターネット接続サービスの提供により情報通信市場において信頼と実績を築いています。また、ICTを通じたライフスタイルの変革を目標に、ソフトバンクグループ内でのシナジーを生かして、IoT事業、ロボット、エネルギーなどの新しいビジネス分野への取り組みを拡大しています。

■ピュア・ストレージについて
ピュア・ストレージはオール・フラッシュ・ストレージ市場を切り拓き、顧客中心のビジネスモデルを革新するという、次世代のエンタープライズ・ストレージ・ビジョンの実現を目指してします。最適化されたソフトウェアであるPurityオペレーティング環境、モジュラー型でアップグレード可能な設計のオール・フラッシュ型ハードウェア、そしてクラウドベースのマネージメントとサポートを提供するPure1という三つの要素が統合化されたプラットフォームを提供します。
ピュア・ストレージは米国カリフォルニア州のマウンテンビューに本社を構え、ヨーロッパ、アジアを含む全世界に拠点を展開しています。
詳細情報は、リンクにてご覧いただけます。

以下サイトでもピュア・ストレージに関する情報をご覧いただけます。
・Twitter: リンク(日本語)
・Facebook: リンク (日本語)
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■本件に関する報道関係者お問い合わせ先:
ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 広報担当 阿部 恵史
電話:03-5456-5699
E-mail:pr-japan@purestorage.com

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 広報代理店
担当:仙場、峰松
電話:03-3571-5236 FAX:03-3574-9364
E-mail:purestorage-pr@kyodo-pr.co.jp

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