セルゲイ・アルブゾフ氏のラトビア銀行口座の存在に関するウクライナ検事総局の申し立てをラトビアは否定
AsiaNet 62949
キエフ(ウクライナ)、2015年12月23日/PRニュースワイヤー/ --
ウクライナ国立銀行(NBU)元総裁のセルゲイ・アルブゾフ氏の弁護士は、ラトビア当局からの情報を踏まえてInterfax-Ukraineにて本日開かれた記者会見において、ウクライナ検事総局(PGO)が、彼らのクライアント、アルブゾフ氏がラトビアに口座を所有しており、その口座を差し押えたと報告することで世間に誤解を与えたと主張しました。
ユリ・グロトフ弁護士とセルゲイ・コバレフ弁護士は、いかにウクライナPGOがアルブゾフ氏の海外口座に関するデータを保有していることを繰り返し述べてきたかについて言及しました。それにもかかわらず、PGOは、2014年9月にラトビア警察当局がある地方銀行口座の4,930万ドルを差し押さえたと述べた際に一度数字を提示しただけだと両弁護士は主張しました。その後1年以上経過しても、PGOは、アルブゾフ氏を被告人としてその金額に関する刑事訴訟を起こしていません。この期間、PGOは、口座の存在やその差し押さえの事実に対する証拠を提供していません。
記者会見の場で、弁護側は、PGOがこのように沈黙しているのは口座が実際には存在していなかったからだと述べました。
グロトフ弁護士は、口座の差し押さえの根拠になりうるラトビアでのアルブゾフ氏に対する刑事訴訟は起こされていないことを立証する、ラトビア共和国内政部からの正式な回答を記者に提示し、「アルブゾフ氏の弁護側はラトビア当局とラトビアの銀行に対して正式な要請を行いました。そして今、PGOがウクライナ国民に誤解を与えたという証拠を立証しました」と述べました。
加えて、記者には、口座が差し押さえられる可能性があることに基づいては、いかなる判決もなされていないことを確認するラトビア大陪審員団からの回答も提示されました。
これらはPGOの主張に対して全面的に異議を唱えるのに十分だと弁護側は考えています。
弁護士は、ラトビアの全銀行に対して、元第1副首相の口座を開設しているかどうかの問い合わせを行ったことも強調しました。銀行からの回答ではアルブゾフ氏はラトビアの銀行には口座は所有していないことが示されました。
弁護側は、収集した証拠書類を考慮して、ウクライナ検事総長は、アルブゾフ氏のラトビアにおける口座差し押さえ疑惑に関する申し立てを取消し、この件についての情報の流布を止めることを要請しています。
情報源:セルゲイ・アルブゾフ報道室
(日本語リリース:クライアント提供)
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