より多くの肺がん患者が免疫療法で恩恵を受けられる可能性、研究で明らかに

European Society for Medical Oncology (ESMO) 2015年12月21日 18時50分
From 共同通信PRワイヤー

より多くの肺がん患者が免疫療法で恩恵を受けられる可能性、研究で明らかに

AsiaNet 62936 (1665)


【シンガポール、ルガノ(スイス)2015年12月21日PR Newswire=共同通信JBN】
*KEYNOTE-010のデータは、PD-L1発現が1%以上の全ての進行NSCLC患者にペンブロリズマブの利用可能性を広げることをさらにサポート

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より多くの進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者はペンブロリズマブから恩恵を受けられると、米エール・ニューヘブンのエールがんセンターおよびスミローがん病院の腫瘍内科長、ロイ・ハーブスト教授は、ピボタルな第2/3相KEYNOTE-010試験の有望な結果をシンガポールで初めて開かれたESMOアジア会議(1)で、ランセット誌で発表した文書(2)を示しながら語っている。

この研究は、抗PD-1抗体のペンブロリズマブの2種類の投与-米食品医薬品局(FDA)が承認した体重1キロ当たり2ミリグラムの投与と治験の体重1キロ当たり10ミリグラムの投与-を3週間与えられた患者は、一般的に与えられる化学療法剤のドセタキセルと比べ、全てのPD-L1陽性患者で平均生存率が改善することを示している。この恩恵はPD-L1が腫瘍細胞の50%以上に及んでいる患者グループではさらに大きかった。

オープンラベルのKEYNOTE-010は、PD-L1発現によって選ばれた難治性肺がん患者の2次治療ないしその後の治療としての免疫療法の効果を評価する初めての研究である。2013年8月から2015年4月まで24カ国(欧州連合(EU)諸国、米国、それに日本、韓国、台湾を含むアジア)の1034人の進行したNSCLC患者が無作為でペンブロリズマブ(体重1キロ当たり2ミリグラムか10ミリグラム)またはドセタキセルを投与された。すべての患者はプラチナを含む全身療法後に病気の進行を経験し、PD-L1発現レベル(腫瘍範囲の数値、TPSが50%以上と1-49%)でグループ分けされていた。

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ソース:European Society for Medical Oncology (ESMO)

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