~ 大規模データセンターのニーズに応える、省スペースでハイパフォーマンスなセキュリティプラットフォーム「Thunder CFW」 ~
アプリケーションネットワーキングのテクノロジーリーダーであるA10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は、アプリケーションサービスゲートウェイThunderシリーズの新しい製品ラインとして、複数の集約型セキュリティソリューションを業界で初めて統合した “ハイパフォーマンスセキュリティプラットフォーム”「Thunder CFW(Convergent Firewall)」 を2016年第1四半期に日本市場にて提供開始することを発表します。
Thunder CFWは、セキュリティとアプリケーションネットワーキングに必要な機能を集約した、これまでにない新しい分野のセキュリティプラットフォームです。Thunder CFWでは、ACOS (Advanced Core Operating System) Harmonyプラットフォームに統合された4つの集約型セキュリティソリューションを任意に組み合わせて活用することが可能です。また、A10が従来提供してきた実績あるアプリケーション配信(ADC)やIPv4枯渇対策/IPv6移行(CGN)機能も単一のアプライアンスに包含しています。
■Thunder CFWが統合する集約型セキュリティソリューション
• セキュアWebゲートウェイ:
明示型プロキシ(Explicit Proxy)、URLフィルタリング、SSL可視化機能(SSLインサイト)が統合された高性能なセキュアWebゲートウェイ。クライアントのHTTP/HTTPSトラフィックに対してセキュリティポリシーを適用可能
• データセンターファイアウォール (DC FW):
DDoS防御機能とアプリケーション配信(ADC)機能が統合されたハイパフォーマンスなデータセンター向けファイアウォール機能。レイヤー4のステートフルファイアウォールおよびレイヤー7のアプリケーションレベルゲートウェイ(ALG)を提供
• Gi/SGiファイアウォール:
DDoS 防御機能とIPv4枯渇対策/IPv6移行機能 (CGN) が統合されたGi/SGiファイアウォール機能。ポリシー制御機能により、モバイルネットワークのインフラストラクチャーを保護
• サイト間IPSec VPN:
サイト間のアプリケーショントラフィックをパフォーマンスの高いIPSec VPNで保護することにより、グローバル企業がパブリックネットワークを使用してアプリケーショントラフィックをセキュアに転送可能
モバイルデバイスやモバイルアプリの急増に加え、SDNやNFV、クラウドへの移行により、省スペース化とコストの削減が求められるデータセンターでは、ADC、CGNに加えて、各種のセキュリティ機能やSSL可視化機能なども統合された、新しいタイプのセキュリティプラットフォームの必要性が高まっています。これからのセキュリティプラットフォームは、複数のセキュリティ機能を使用したとしても、増え続けるデータトラフィックを処理することができるよう、高いパフォーマンスを求められます。
Thunder CFWは、サービスプロバイダーやクラウドプロバイダー、大規模エンタープライズ企業の上記の課題を解決するために、セキュリティとアプリケーションネットワーキングに必要な機能を需要に合わせて選択でき、高いパフォーマンスで機能の同時利用を実現する集約型セキュリティソリューションを提供します。
■Thunder CFWの特長
• コンパクトな筐体で高いパフォーマンスと拡張性を実現:
A10の独自OSであるACOSによって、1Uのアプライアンスで150Gbps以上のスループットと500万CPSのファイアウォールパフォーマンスを実現
• 複数の機能を一つのパッケージに統合することにより運用コストと設備コストを削減:
複数のセキュリティ機能とアプリケーションネットワーキング機能を1台で提供することにより、コスト、遅延、データセンターの設置スペースを削減
• プログラマブルなプラットフォームによる運用の効率化と自動化:
業界標準のRESTful APIに対応したACOS HarmonyプラットフォームとA10の集中管理システムaGalaxyを活用することにより、ログデータや各種設定情報に対する外部からのアクセスが可能
• 精度の高いURL識別情報の取得:
Thunder CFWは、130億件のURLを83のカテゴリーで分類し、優れた拡張性と精度を提供
• 複数の他社製セキュリティ製品向けにSSL可視化機能を効率的に提供:
クラス最高の復号性能を持ったSSLトラフィックの可視化機能により、他社製セキュリティ装置のトラフィック処理を支援
• 既存セキュリティ環境を効率化:
ファイアウォール製品など、既に利用しているセキュリティ製品とThunder CFWを併用することにより、既存設備の負荷が軽減され、効率的にリソースを利用することが可能となり、既存設備を活用できる期間を延長可能
■提供開始時期
Thunder CFWシリーズは、2016年第1四半期に提供を開始します。集中管理システムaGalaxyによる、Thunder CFWシリーズへの対応は2016年第2四半期にサポートされます。
A10 NetworksのCEOであるLee Chenは以下のように述べています。
「複数の集約型セキュリティソリューションを一つのパッケージに統合した業界初のソリューションを発表できることをうれしく思います。Thunder CFWは、組織の資産を保護するために有効で、拡張性の高い、オールインワンのセキュアなアプリケーションネットワークプラットフォームを提供します。搭載されている一部の主要なセキュリティモジュールの実装のために、弊社のお客様とも協業しました。Thunder CFWは、ACOS Harmony プラットフォームの性能と汎用性を実証するソリューションです。」
A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)はアプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。お客様のデータセンターにおいて、アプリケーションとネットワークを高速化し可用性と安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
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A10 Networks, A10 ロゴ, A10 Thunder, Thunder, ACOS, A10 Harmony, SSL Insightは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
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