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こんにちは、デジタルサポート大喜多です。
今回はネットワーク機器のログ管理のお話です。
rsyslog実践ログ管理入門
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ネットワーク機器のログは機器のメモリに記録されますが、電源OFF/ONなどが発生すると、過去のログが消えてしまうため、トラブルシューティングに支障をきたします。またメモリがいっぱいになると古いログから削除されていくため、過去のログを追うことができなくなります。そこで、ネットワーク機器には外部のsyslogサーバへログを転送する機能が備わっています。高機能なネットワーク機器ですと、ログの量が膨大になるため、syslogサーバへの転送機能を使用しないと取得できないログが存在します(メモリに記録されないログが存在します)。
広く普及しているsyslogサーバ「syslogd」は、UNIX系OSのシステムロギングや外部機器のログ集約のために長期にわたって使われてきたプログラムです。しかし、増大する信頼性や安全性への要求、ログの適正保管/管理性向上といった要望に応えるには、syslogdでは力不足になってきました。
syslogdの限界点として挙げられる項目のうち、ネットワーク機器のログ管理に特に関係してくる部分をピックアップしました。
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