ハイネケン所有のギリシャ・ビール醸造所の不正行為で結論
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【コモティニ(ギリシャ)2015年11月16日PR Newswire=共同通信 JBN】ハイネケンが所有するギリシャのビール醸造所、Athenian Breweryが長年にわたってギリシャのビール市場で不正行為をしてきたとされる問題で、2年前に捜査を終えていたギリシャ競争委員会(HCC)が今月末までに最終的に結論を下すと発表したことを、Macedonian Thrace Brewery(MTB)は歓迎する。
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しかしながらMTBは、10年以上前に着手されたHCCの捜査が極めて長期間に及んだことについての懸念を継続する。
当時、ハイネケンはギリシャのビール市場の85%を占有していた。現在、2つの多国籍企業、ハイネケンとカールスバーグがそのポジションを保有、地元ギリシャの醸造所や新規市場参加者、究極的にはギリシャ消費者に損害を与えている。
HCCは今年、カールスバーグがOlympic Breweryを買収することを認可し、なんの制限もつけなかった。オープンで健全な競争原理を飲料品市場で実現し、新規投資を促し、雇用を創出する代わりに、HCCはギリシャの消費者に高価格で選択の余地を狭める状況を放任した。
長く待ち望まれた結論が下されることになったことについて、MTBはHCCに対して不正、不正慣行、不法な行いを防止する力強いメッセージを発するように求める。こうした行為は健全で競争的な市場を妨げ、結果としてギリシャ経済の回復を遅らせることになる。
Macedonian Thrace Breweryはギリシャ人が100パーセント所有する醸造所である。このプレスリリースはMacedonian Thrace Breweryの見解および主張を表明するものである。
ソース:Macedonian Thrace Brewery S.A.
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