次世代TCO認証、電子機器における有害な未知物質の更なる使用削減を目指す

TCOデベロップメント 2015年11月13日 11時27分
From 共同通信PRワイヤー

次世代TCO認証、電子機器における有害な未知物質の更なる使用削減を目指す

AsiaNet 62497

ストックホルム、2015年11月11日/PRニュースワイヤー/--

TCO デベロップメントは、IT製品を対象とした最新世代のTCO認証 ( リンク )持続可能性認証を本日設定しました。今回の改定には、有害な非ハロゲン化難燃性物質の削減 ( リンク )、安全な代替物質への置換に関する新基準が含まれています。最初の認証製品はEizo、デル、レノボ、LG電子とサムスンのディスプレーが含まれています。

    (Photo: リンク )

TCO デベロップメントのニクラス・ライデル認証担当部長は、次のようにコメントしています。「今日の市場には4万種類以上の化学物質が存在しており、環境および人の健康に与えている影響の大部分は分かっていません。新基準による当社の目標は、電子・化学産業に対して使用している難燃剤を検査する動機づけをし、それらの影響に関する情報を提供することです。当社は、IT産業がこの領域においてより大きな責任を持つ時期に来ていると確信しています。」

最も有害な非ハロゲン化物質が徐々に減るにつれ、有害性の少ない代替物質がそれらに取って代わるでしょう。評価は、米国を拠点とする非営利クリーン・プロダクション・アクションが開発した安全な化学物質のためのグリーンスクリーン(GreenScreen(TM) )法 ( リンク )を用いて行われます。評価された物質は、1を最も有害とした1~4段階の基準が割り当てられます。2~4段階の評価を受けた物質は、「TCOデベロップメント認定物質リスト」 ( リンク )に加えられ、認証製品での使用が認められます。

次世代TCO認証 ( リンク )では、その他下記のような重要な進展があります:

・最も有害であると特定された4種類のフタル酸エステルDEHP、BBP、DBP、DIBPの禁止
・サプライチェーンにおける労働者の権利の侵害防止のための行動規範実施と行動など、社会的責任のある製造に対するより厳しい基準
・各ブランドに対する、紛争鉱石に対処する方針設定や紛争鉱石使用に対抗する少なくとも1つのイニシアチブへの積極的な参加の要請

TCO認証を受けたIT製品は、製造、使用、廃棄処理など製品のライフサイクルを通して環境・社会的責任に関する基準を満たしていることを第三者が検証したものです。基準は、購入者、独立専門家、業界などの広範なステークホルダーグループとの協力のもと策定されています。

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TCOデベロップメントについて
TCOデベロップメント ( リンク )は、持続可能なITを発展させる、IT製品のための第三者持続可能性認証であるTCO認証を推進する組織です。TCO認証はディスプレー、ノートブック、タブレット、スマートフォン、デスクトップ、オールインワンPC、プロジェクター、ヘッドセットなどで取得できます。


(日本語リリース:クライアント提供)


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