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4組織がdigital A9 motorway test bedで初の安全アプリを公開

ノキアネットワークス 2015年11月10日 18時15分
From 共同通信PRワイヤー

4組織がdigital A9 motorway test bedで初の安全アプリを公開

AsiaNet 62488(1462)

【ミュンヘン2015年11月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*「digital A9 motorway test bed」の初プロジェクトは道路の安全と交通制御の向上が目的
*リアルタイム・テクノロジーを使ってモバイル・ネットワークをアップグレード

コンチネンタル(Continental)、ドイツテレコム(Deutsche Telekom AG)、フラウンホーファー研究所(Fraunhofer ESK)、ノキアネットワークス(Nokia Networks)は10日、アレクサンダー・ドブリント連邦交通相出席の下、LTE cellularネットワークを使って車両間のリアルタイム通信の実証実験を行った。これは「Innovation Charter for the digital A9 motorway test bed(デジタルA9モーターウエー試験台向けのイノベーション憲章)」の初プロジェクトの実証実験となった。

Photo: リンク
Photo: リンク

今回の実験は、車両がアウトバーンでドイツテレコムのLTEネットワークを使い、どのようにしてハザード情報を共有できるかを実証した。今回のプロジェクトでは極めて短い時間の送信が不可欠であり、ドイツテレコム・ネットワークの1つのセクションにはノキアネットワークスの革新的なMobile Edge Computingテクノロジーが装備され、フラウンホーファー研究所が開発した位置情報決定テクノロジーによって機能向上が図られた。この組み合わせによって、2車両間のシグナル通信時間を初めて20ミリセカンド以下にすることが可能となった。このテクノロジーをコンチネンタルが開発した車載エレクトロニクス・インターフェースと一体化させることによって、運転を安全かつ快適にすることを目指すさまざまなアプリケーションが開発できる。

アレクサンダー・ドブリント連邦交通・デジタルインフラ相は「『digital A9 motorway test bed』によって、われわれは産業や研究向けの技術中立的な製品を開発してきた。革新的な企業はアウトバーンの現実の状況下でのオートメーション化およびネットワーク化された運転を試すことができる。われわれは実際に研究室を道路に持ち込んでいる。これは、5Gに近い性能を備えた高速cellular接続を通じた車両間の通信の最初の実証実験である。これによって、われわれは道路上におけるデジタル・リアルタイム時代に向けて大きく飛躍した。これは通行をドライバーにとってより予測可能にするとともに、交通渋滞と事故を防ぐことに寄与する。今回のプロジェクトは、ドイツがデジタル世界におけるMobility 4.0への道を開いていることを明確に示している。われわれは、『ドイツのアウトバーンでテストされた』評価が標準規格として国際的に認められることを目指している」と語った。

ドイツテレコムのティム・ホッテゲス最高経営責任者(CEO)は「デジタル・モビリティーは高速の全国通信ネットワークを必要としている。われわれは欧州をリードする通信プロバイダーになることを目指しており、このために新しい規格の開発において先行している。われわれが『digital A9 motorway test bed』に参加したのは、運転を安全にし、交通事故死亡者数を大幅に減らすことに寄与したいためである」と語った。

コンチネンタルのInterior Divisionの戦略&イノベーション責任者であるラルフ・レニンガー氏は「コンチネンタルは、インターネットが車両の向上に役立つことを明確に認識している。この考えを裏付ける原理は明白である。車両は周囲の状況と他の道路利用者の行動を理解すれば、車両のエネルギー消費が減少し、交通事故死亡者数も減少する。他の車両をはじめ道路および通信インフラとのリアルタイム通信によって、車両はドライバーの目や車両センサーのいずれも感知できない状況に対応することが可能となる」と語った。

ノキアネットワークスのカトリン・ブバック最高戦略責任者は「われわれは第5世代のモバイル通信テクノロジーの開発に向かってまい進しており、ドイツテレコムを含む当社の顧客はIndustry 4.0およびインターネット・オブ・シングス(IoT)を踏まえた将来の利用ケースに備えることができる。自動車セクターのデジタル化は、とりわけドイツでは重要な役割を果たしている。この分野の通信は実用的なリアルタイムで機能しなければならない。ノキアが中心となって開発したMobile Edge Computingによって、われわれはすでに5Gの構成要素を最新のLTEネットワークに組み込み、さまざまな新アプリケーションをサポートしている。このように、われわれは未来に向けて運転を安全にするための役割を果たしている」と語った。

フラウンホーファー研究所所長であるルディ・クノール工学博士は「信頼できるネットワークはすべての道路利用者の安全を大幅に向上させる。アプリケーションに重点を置いたわれわれの研究によって、われわれは信頼できる車両ネットワーキングの迅速な開発で業界を支援している。特に、関係車両が運転上のヒントを仲立ちする協調的な運転支援システムにおいて、堅ろうで持続的なリアルタイム通信が不可欠である」と語った。

今回のテクノロジーに関する情報
このプロジェクトは、A9 motorway test bedのセクションにあるドイツテレコムの既存LTEネットワークをノキアネットワークスのMobile Edge Computingテクノロジーによって機能向上することが含まれている。LTEベースの基地局はプラグイン・モジュール(クラウドレッツ=cloudletsとして知られている)によってアップグレードされた。このクラウドレッツは、情報がクラウドによるモバイル・ネットワークを通じてデータを送信するのではなく、セル内部で直接ルーティングを実現する。これによって、エンドツーエンド遅延が大幅短縮され、20ミリセカンド以下に抑えられることになる。新しいテクノロジーを使用しなければ、LTEネットワークおよび中央クラウドを通じた2車両間のシグナルの送信は最高の条件下のシナリオでも100ミリセカンドかかり、不利な条件下では数百ミリセカンドが必要となる。モバイル・ネットワーク経由の道路安全アプリケーションはこの高速データ送信のおかげで初めて可能となった。

試験車両には車両システムに接続された車載ユニットが搭載され、無線モジュールを経由したLTEネットワークと通信する。コンチネンタルは、CANバスとタブレット・アプリケーション・ソフトウエアを通じて車両のオンボード・システムのインターフェースを提供する。フラウンホーファー研究所はGeoServiceソフトウエアを開発し、車両の位置データがLTE基地局に記録され、それを直接処理することを実現した。モバイル基地局のジオサービスによって、インシデント警告は関係地域にあるすべての車両にリアルタイムで送信される。

▽報道関係問い合わせ先
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ソース:Nokia Networks

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