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ルミネのアートアワード「LUMINE meets ART AWARD 2015」 グランプリは飯沼 英樹さんの「de Lempicka」

株式会社ルミネ 2015年11月04日 21時14分
From Digital PR Platform


 株式会社ルミネ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:新井良亮)は、ルミネ館内に展示するアート作品を広く一般から公募し、若手アーティストの発掘と支援を目指すアートアワード「LUMINE meets ART AWARD 2015(略称「LMAA」)」のグランプリ1点を含む計6点の受賞作品を決定しました。

 応募総数670点の作品の中から、グランプリ(1名)に飯沼 英樹さんの「de Lempicka」(インスタレーション部門)、準グランプリ(1名)にタムラ サトルさんの「恋マシーン」(ウィンドウ部門)、ルミネ賞(1名)に菅原 毅己さんの「月は見守る」(エレベーター部門)、入賞(3名)に奥田 昌輝さんの「A WOMAN IN A FASHION BUILDING」(映像部門)、町田 夏生さんの「華柱」(エレベーター部門)、風間 天心さんの「Ebb – Ripple」(ウィンドウ部門)の全6点を11月3日(火・祝)に実施した最終審査にて選出し、東京・表参道の「COMMUNE246」にて授賞式を行いました。

 受賞者には賞金を授与するとともに、受賞6作品は、お客さまにも作品に触れていただき、楽しんでいただけるよう2016年2月1日(日)~3月上旬までの間、ルミネ新宿のエレベーターやウィンドウ、新宿南口やルミネエスト新宿のデジタルサイネージなどルミネ館内に展示する予定です。また、映像部門次点の山田 杏里さんの「女」も今回、特別に展示します。

 本アートアワード「LMAA」では、入選作品を選ぶ審査員に、世界的に有名なアーティストを輩出し、現代アートの第一線で活躍するギャラリスト小山 登美夫氏や、ルミネのシーズンビジュアルなどを手がけるコピーライター・クリエイティブディレクターの尾形 真理子氏など国内外のアート・デザインシーンで活躍する方々を起用しています。今回は2015年8月1日(土)から2015年9月23日(水・祝)までの期間に広く作品を公募していました。

 ルミネは、「LMAA」の実施を通し、若手アーティストの発掘・支援を目指すとともに、アートを通じ、お客さまにいつものルミネでちょっとした感動や非日常を感じていただけるような“いつものルミネ+α”を提供してまいります。

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グランプリ
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インスタレーション部門:「de Lempicka」(ド・レンピッカ)/飯沼 英樹(イイヌマ ヒデキ)

◇展示場所: ルミネ新宿 ルミネ2 2F スタニングルアー前

<作品コンセプト>
この作品は20世紀初頭フランスで活躍した女性画家タマラ・ド・レンピッカからインスピレーションを得ています。男性中心の美術界で持ち前の美貌と人間性の魅力によって社交界に君臨した強い女性像は現代日本社会を生きる力強い女性たちの姿に重なります。着る服で自分をポジティブに表現する女性たちの自己肯定的な強さに興味があります。素材はケヤキの一木材から彫りだし、古典的なドレスの影に現代の服をミックスしています。動きのある形を表現するためにいくつかのパーツによって分解、組立ができます。ルミネ新宿というファッションに敏感な若者が行き交う場所でしかできないインパクトのある展示を試みたいと考えています。

<審査員コメント/小山 登美夫氏>
今回グランプリの飯沼英樹さんの作品は、ダイナミックなフォルムとカラフルな色彩で始めから審査員の多くのひとの心をつかみました。木彫というと求心的で、宗教的なストイックなものを思い浮かべますが、飯沼さんの木彫は全く違い、開かれた彫刻ともいえるもので、象徴的な強さを持ち、街の中に展示される今回のプロジェクトにはまさにぴったりと思われます。1作品だけでなく何体か置いてもらい飯沼さんの世界を多くのひとにみてもらえたらと思います。

【受賞者プロフィール】
1975年 長野県生まれ。東京都在住。愛知県立芸術大学大学院卒業後、ナント国立美術大学(フランス)に留学。各地で個展やグループ展に参加。主な展覧会、個展「6th Sense」(2014/SNOW Contemporary)、「たぐ展」タグチアートコレクション展(2014/松本市美術館)、「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2013」(2013/六甲山 兵庫) 主催者特別賞受賞、エルンスト・バルラッハ賞(2005 /ドイツ)受賞 など。

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準グランプリ
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ウィンドウ部門:「恋マシーン」(コイマシーン)/タムラ サトル

◇展示場所: ルミネ新宿 ルミネ2 2F スタニングルアー横

<作品コンセプト>
《恋 マシーン》は、1500×1500の鉄のフレームに、恋という形に機械パーツと極太のチェーンが組立てられ、恋という形に動きます。機械は何か仕事をするためにありますが、この《恋 マシーン》は、何も仕事をしません。ただ、恋という形に動くだけのナンセンスな機械です。“恋”という言葉をそのまま文字で表し、動く立体作品にすることで、恋という曖昧な概念を、物理的に強調しています。それは“恋”への皮肉にもおかしみにもとれます。会期中は、バレンタインデー2月14日もあり、恋人たちの記念日に向けて街が浮き足立つ中、機械油の香りつきの恋マシーンを前に、「何故 恋が機械なのか?何故 恋が動くのか?」大きな疑問がグルグル回り続けることになります。

<審査員コメント/尾形 真理子氏>
おしゃれをするひとつのモチベーションとして、「恋」という言葉を使ったルミネのコピーを書くことも多いのですが、その「恋」という言葉のもつ心の揺らぎや躍動が、直感的に感じられるのが素敵な作品だと思いました。10個のパーツがそれぞれに動いて、ひとつの表情を作り出すのはまさに恋心。展示が今から楽しみです。

【受賞者プロフィール】
1972年栃木県生まれ。1995年 筑波大学 芸術専門学群 総合造形コース卒業。主な展覧会に、2002年「ニュー・メディア ニュー・フェイス02」NTT InterCommunication Center[ICC](東京)、2003年「First Steps : Emerging Artists from Japan」P.S.1 Contemporary Art Center (アメリカ)、2010年「小山マシ−ン」小山市立車屋美術館(栃木)、2013年 「あいちトリエンナーレ2013 企画コンペ」、2014年「愛マシ−ン」テヅカヤマギャラリ−(大阪)、2014年「タムラサトル《真夏の遊園地》」栃木県立美術館(栃木)「開館15周年記念展「TARO賞の作家II」川崎市岡本太郎美術館(神奈川)。

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ルミネ賞
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エレベーター部門:「月は見守る」(ツキハミマモル)/菅原 毅己(スガワラ タカキ)

◇展示場所:ルミネ新宿 ルミネ1 エレベーター

<作品コンセプト>
エレベーターに乗り込む前後、目の前に現れる絵によって物語のようなものを感じられたら楽しいのでは?と思い制作しました。見上げる月景色から雲間に女性の寝姿が見え隠れする、俯瞰の月視線に。

<審査員コメント/舘鼻 則孝氏>
ストーリーがあって、とても楽しめる内容になっています。エレベーターが、観客を作品の中に招き入れるための装置のように演出されているところが特に良かったです。一枚の絵画では表現できない空間と時間の流れを感じられる作品になっているのではないでしょうか。

【受賞者プロフィール】
1966年岩手県生まれ。印刷会社、デザイン事務所勤務後、フリーランス。マンガの影響下、浮世絵や日本画を参考に制作したコンピュータドローイング。伝統衣裳柄をとりいれ、スクリーントーンのように貼り分け、プリントされた作品群から ゛ デジタルとアナログ ゛ ゛ 印刷と手描き ゛ などの対比が感じられる。

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入賞
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映像部門:「A WOMAN IN A FASHION BUILDING」」(ア・ウーマン・イン・ア・ファッションビルディング)/奥田 昌輝(オクダマサキ)

◇展示場所:ルミネエスト新宿(柱10本19面)、新宿南口(柱2本8面)、ルミネ新宿 ルミネ1 エスカレーター脇

<作品コンセプト>
ファッションビルにやってきた女の欲望と妄想と現実。あれもこれも欲しい、あそこへ行きたい、お腹空いた、ふと人混みを眺めてしまう。そんなありふれた女のファッションビルでのありきたりな欲望と妄想。

<審査員コメント/小池 博史氏>
縦型のモニターいっぱいにレイアウトされたデザイン性やイラストのクオリティ、映像のテンポ感など全体的にクオリティが高く、またポップで楽しくワクワクする感覚がデジタルサイネージにぴったりだと思います。映像はループするように構成されていて丁寧な作りこみも素晴らしいと思います。

【受賞者プロフィール】
1985年生まれ。横浜市在住。アニメーション作家。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修士課程修了。鉛筆や水彩、デジタルブラシ等様々な表現手法を用いたグラフィックをユーモラスかつ軽快なリズムで変幻自在に動かしたアニメーションを制作している。「くちゃお」がアニマドリード(スペイン)のグランプリ、ファントーシュ(スイス)の新人賞を受賞した他、ベルリン国際映画祭に入選するなど国内外の映画祭での受賞・上映多数。最近では、つじあやの「ぼくは雨だよ」MV、横浜市PR映像、NHK「かぶき者慶次」タイトルバッグアニメーションを制作している。

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入賞
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エレベーター部門:「華柱」(ハナハシラ)/町田 夏生(マチダ ナツキ)

◇展示場所:ルミネ新宿 ルミネ1 エレベーター

<作品コンセプト>
華は生命力の象徴です。そんな華に飲み込まれて見て欲しいと思いデザインしました。

<審査員コメント/千葉 由美子氏>
エレベーターという密室の空間が、外から入った時に全く違う場所に来たような、明るい華やかな空気に包まれるように感じました。現実に体験できることを楽しみにしています。

【受賞者プロフィール】
1980年兵庫県生まれ。2005年 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科(絵画領域)修士課程修了。主な展覧会に、「町田夏生 華と眉毛」(2014/YOD Gallery 大阪)、「町田夏生 MURMUR」(2009/YOD Gallery 大阪)など。

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入賞
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ウィンドウ部門:「Ebb – Ripple」(エブ リプル)/風間 天心(カザマ テンシン)

◇展示場所: ルミネ新宿 ルミネ2 2F サラベス横

<作品コンセプト>
僧侶として様々な家にお参りへ行く中で、床の間に「水引」という文化をよく見かけます。この素材は仏教でも神道でも使われますが、そのどちらでもない日本人独自の「こころ」が反映されていると感じます。他国の文化をアレンジすることが得意な日本人は、中国の文化を新たな形の「梱包装飾」として発展させました。そして、私はこれを素材にまで還元し、「西洋絵画」として再アレンジしています。
日本は現在、物理的な波、社会的な波、様々な波の脅威に晒されていますが、どんな波に飲まれたとしても、形を変えて残されるのが真の「文化」です。私はこの「水引」という文化をグローバルな姿でアレンジし、次の時代へ残そうとしています。

<審査員コメント/東出 菜代氏>
日本の生活文化、特に冠婚葬祭の場面における重要なモティーフである「水引」を使用した風間さんの応募作は、パワフルでエネルギーに満ちたヴィジュアルが、まず審査員の目を捉えました。本作はまた「水引」という素材が、生と死の両義性を仄めかし、ポジティブな表現の中に深みを感じさせるなど、ルミネのウィンドウという特殊な空間にも負けない平面作品として評価されました。実物を見るのをとても楽しみにしています。

【受賞者プロフィール】
美術家、僧侶。1979年、北海道東川町生まれ。2006年、第9回岡本太郎現代芸術賞に入選。2010年、大本山永平寺での修行を経て禅宗の僧侶になる。2011年、武蔵野美術大学パリ賞によりパリ市「Cite Internationale des Arts」に滞在。現代における「宗教と芸術」の相互作用を求めながら、国内外で多様な活動を続けている。主な展覧会に、2014年 「Think of energy From experience of Fukushima 」/ドイツ外務省(ベルリン)、2015年「Tokyo Midtown Award 2015」/東京ミッドタウン(六本木)。

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特別展示(映像部門次点)
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映像部門:「女」(オンナ)/山田 杏里(ヤマダ アンリ)

◇展示場所:ルミネエスト新宿(柱10本19面)、新宿南口(柱2本8面)、ルミネ新宿 ルミネ1 エスカレーター脇

<作品コンセプト>
性別も、年齢も、性格も付与されていない「棒人間」を使い、動きのみで「女」を表現した映像作品です。動く棒人間が女に見えた瞬間、「女とは何か」という問いが、新鮮にこの映像を見た人々の脳裏にわき上がってるのではないでしょうか。

【受賞者プロフィール】
1987年生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。Young Lions Competition2012プリント部門ファイナリスト(2012)、主な展覧会に、「結ぶ」展(2011)、「世の中ちょっとよくする展」(2013)など。

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総評
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LUMINE meets ART AWARD 2015 審査員総評/戸塚 憲太郎氏

670点もの応募があった第三回目となる「LUMINE meets ART AWARD 2015」。展示環境には商業施設ならではの制約が多くありますが、最終審査に残った作品はとてもユニークでバラエティに富んでおり、審査員も頭を悩ませました。受賞作品はどれもダイナミックで、オリジナリティに溢れているものばかりで、実際の展示が今からとても楽しみです。既存のかたちにとらわれずに、独自のアートを発信していくスペースとしてのルミネの可能性、そして今後の展開にも大いに期待ができるアワードとなりました。

※舘鼻則孝氏の作品展示は、ルミネ新宿 ルミネ2 アクアガール前で実施予定です。

※詳細については、「LUMINE meets ART AWARD 2015」公式ウェブサイトをご覧ください。
リンク


【一般のお客さまからのお問合せ先】
「LUMINE meets ART AWARD」事務局 E-mail: lmaa@hpgrp.com



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