HCL TechnologiesがMicrosoft Dynamics CRMの有力プロバイダー、PowerObjectsを買収
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【サニーベール(米カリフォルニア州)、ミネアポリス(米ミネソタ州)2015年10月30日PR Newswire=共同通信JBN】
*買収はMicrosoft Dynamics CRMにおけるHCLの成長を加速し、デジタルサービスプロバイダーとしての地位を強化する
ITサービスプロバイダーの世界大手であるHCL Technologies(リンク )は30日、北米におけるMicrosoft Dynamics CRMの有力プロバイダーで、ミネアポリスに本社のあるPowerObjects社を買収したと発表した。この買収はHCLの世界的なアプリケーション・ビジネスを強化し、数え切れないほど多数のクライアントのテクノロジーの展望に対するプログラム転換や複雑なアプリケーション管理が可能になる。
PowerObjectsはMicrosoft Dynamics CRMに対するサービス、サポート、教育、アドオンに一貫集中するプロフェッショナルサービス企業である。同社は過去4年のうち3回、マイクロソフトの「Partner of the Year」賞を受賞し、マイクロソフトのDynamics CRMの有力パートナーの1社である。
今回の買収でHCLは、Microsoft Dynamicsが市場にある最速成長CRM製品の1つであることから、急速成長中の世界のCRM業界で有利な立場になることができる。調査会社ガートナー(Gartner Inc.)は、CRMは2014年の年成長率が13.3%で2017年までに世界市場規模が360億ドルとなり、企業は長期的な顧客関係を構築したいと望んでいることから、ほかの企業向けソフトウエアカテゴリーよりはるかに速く成長する製品の1つと予測している(リンク )。Microsoft Dynamics CRMはCRM市場の中で、2014年に21.7%成長して市場成長で群を抜いた。HCLのポートフォリオにPowerObjectsを付加したことで、HCLは生産性とビジネスプロセスを改革するマイクロソフトの希望によって成長戦略を整え、HCLとマイクロソフトの関係をさらに深める。
HCLのグレッグ・パレサノ執行副社長兼アプリケーションサービス・グローバルヘッドは「HCLとPowerObjectsは合わせて、北米最大のMicrosoft Dynamicsプラクティスの1つになる。買収は戦略的プラットフォームとしてマイクロソフトに依存するクライアントを支援するというコミットメントを強固にする。われわれはCRMサービス市場に高まるさまざまな機会を捉える立場にある世界クラスのMicrosoft Dynamics CRMビジネスを構築するため、当社のグローバルスケールをPowerObjectsの能力、専門知識と結合したいと思っている」と語った。
PowerObjectsのディーン・ジョーンズ最高経営責任者(CEO)は「われわれはHCLがPowerObjectsのイノベーションの伝統を引き継いでくれることに興奮している。クライアントはCRMプロセスとテクノロジーを改善することによって収益を伸ばそうと試みているので、われわれは当社チームと専門分野の融合によって、ますます変革をもたらす製品とサービスを生むと信じている」と語った。
マイクロソフトの企業・パートナーグループ担当コーポレート・バイスプレジデントのスーザン・ハウザー氏は「企業が顧客との関わり合いで新しいより効果的な方法を求めている時、テクノロジーは彼らがより優れた識見を得て、より敏感に反応してビジネスの価値を生み出すうえで重要な役割を果たす。HCLとPowerObjectsは、顧客との関係を図る企業を知的に支えることによって、ビジネス変革を支援する優位な立場にある」と語った。
買収の一環として、PowerObjectsの既存の経営チームは留任し、従業員の入れ替え計画されていない。今回の取引に関する総現金対価は約4600万ドルで、その中には一定の財務上のマイルストーンに対する一時金支払いが含まれる。PowerObjectsは2015年9月30日時点で直近12カ月の収益となる約3700万ドルを保有している。PowerObjectsの250人余りの従業員はHCLファミリーとして受け入れられる。
ソース
リンク
objects
▽問い合わせ先
Global Head, Corporate Communications
Ajay Davessar
HCL Technologies Ltd.
ajay.davessar@hcl.com
+911204382800
ソース:HCL Technologies Ltd.
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