UAEが中東の遺跡を保存し3D技術を使ってリプリントする世界プロジェクトを開始

ドバイ未来のミュージアム財団 2015年10月29日 15時05分
From 共同通信PRワイヤー

UAEが中東の遺跡を保存し3D技術を使ってリプリントする世界プロジェクトを開始

AsiaNet 62348 (1411)

【ドバイ(UAE)2015年10月28日PR Newswire=共同通信JBN】アラブ首長国連邦(UAE)は中東の歴史と遺産を保護し、人類の歴史に対するこの地域の貴重な貢献に配慮するのは世界的な責任であると述べた。

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ドバイ未来のミュージアム財団(Dubai Museum of the Future Foundation)のモハメド・アブドゥラ・アル・ゲルガウィ評議会副議長兼常務理事は、遺跡はただの石の構造物ではないとし、この地域の遺跡ランドマークは人類の業績の偉大な遺産の重要な例であると語った。

ドバイ未来のミュージアム財団は、3次元(3D)映像技術を使って地域の遺跡を記録し、危険に陥った場合3Dプリントで再建するため、国連教育科学文化機関(ユネスコ)およびハーバード、オックスフォード両大学との合弁事業として、英国のInstitute for Digital Archaeology(IDA、デジタル考古学研究所)と世界的な提携関係を結んだと発表したが、アル・ゲルガウィ氏はその際このように述べた。

アル・ゲルガウィ氏は「遺跡の保存はイノベーター、パイオニアにとって未来を構築するためのインスピレーションの根源として役立つので重要である。本日のわれわれの行動は、地域の歴史に返して豊かな過去の業績を強固にする努力の一環である」と語った。

ユネスコのイリナ・ボコバ事務局長はその場で「過激派は世界に違うビジョンを押しつけたがっている。彼らは記憶も文化も遺産もないとわれわれに告げようとしている。われわれはドバイ未来のミュージアム財団と力を合わせて、過激派の未来ビジョンに反対し、未来世代に歴史を伝える努力に参加する」と語った。

Institute for Digital Archaeologyのロジャー・ミシェル常任理事は「ドバイ未来のミュージアム財団の寛大なサポートによって、Institute for Digital Archaeologyは中東の風景と破壊、破損された共有文化遺産の偉大な象徴を修復する努力を倍増させる。これらの象徴、古代世界の建築と物は、東と西を結びつけるものを力強く物語る。UAEはこの重要な仕事の偉大な友人である」と述べた。

ドバイ未来のミュージアム財団のサイフ・アルアレーリ最高経営責任者(CEO)は、この世界的提携は数日中に明らかにされる一連のイニシアチブの第1弾であると語った。同氏は、この提携はあらゆる領域の学術、科学機関、研究センターと長期的な協力関係を構築するというドバイ未来のミュージアム財団の戦略的ビジョンの一環であると付け加えた。

ドバイ未来のミュージアム財団の世界的プロジェクトは3次元映像技術を使って2015年末までに最大100万の遺跡デジタル映像を撮影し、この地域の遺産モニュメントを記録する。

▽問い合わせ先
Saif Al Aleeli
saif.alaleeli@pmo.gov.ae
+971-(0)-4-330-4433

ソース:Dubai Museum of the Future Foundation

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