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冷え性(冷え症)の傾向を全国6都市で大調査!顔がほてりながら末端が冷える 「ほてり冷え」は3大都市圏に多い。改善・対策の3つのポイントとは?

ウーマンウェルネス研究会supported by Kao 2015年10月22日 18時33分
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女性の健康力向上を通した社会の活性化への貢献を目指す『ウーマンウェルネス研究会supported by Kao』(代表:対馬ルリ子/産婦人科医)では、「身体の不調と冷えに関する調査」を6都市[札幌、仙台、東京都23区、名古屋、大阪、福岡]にて1064人(20代~50代の女性)に実施しました。自分が冷え性(冷え症)かを伺う設問では、約6割が冷え性(冷え症)であると回答(グラフ1)。また6都市全てで半数以上の人が冷え性(冷え症)と自覚しています。さらに冷え性(冷え症)の人の割合が、札幌よりも3大都市圏(東京都23区、名古屋、大阪)の平均の方が10%以上高い結果となっています。

東京有明医療大学 教授 川嶋 朗先生によると、冷え性(冷え症)は軽度なものから重度なものまで主に4つのタイプに分けられます。冷え性(冷え症)のタイプと出現率については、手先足先が冷える『(1)末端冷え』(59.8%)、下半身が特に冷える『(2)下半身冷え』(28.6%)、顔はほてるのに身体の末端が冷える『(3)ほてり冷え』(19.7%)、全身が冷える『(4)全身冷え』(18. 2%)と、症状の軽い冷えほど感じている人が多い結果でした(表2)。さらに6都市を東京都23区+名古屋+大阪の「3大都市圏グループ」と、札幌+仙台+福岡の「地方都市グループ」に分け、タイプ別の冷え性(冷え症)の平均をグループ別で比較したところ、3大都市圏グループと地方グループとの平均の差が最も大きかったのは、近年新しい冷えのタイプとして注視されている『ほてり冷え』であることが分かりました。

この結果について、川嶋先生は、「冷えの中でも顔はほてるのに、身体の末端が冷えている状態を『ほてり冷え』と言います(画像参照)。これは寒さにより、交感神経が緊張することで手足の血管が収縮し、身体の中心や頭部へ血液が流れていくことで起こります。また寒い時期は、寒い屋外と暖房が効きすぎた室内との温度差も要因となります。『ほてり冷え』は冷え性(冷え症)の中でも比較的軽度な『末端冷え』や『下半身冷え』が進行した状態で、放っておくと身体中が冷える『全身冷え』へと進行してしまいます。また、頭部に血液が集中するため、血圧の高い方は注意が必要です。」と警鐘を鳴らしています。

■『ほてり冷え』の大きな原因は、“室内外の温度差”
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『ほてり冷え』を感じる人の割合が高い都市圏グループでは、平日1日の室内と屋外の行き来が4回以上と回答した人が30%以上おり、1日の中で寒い屋外と暖かい室内を何度も行き来していることが分かりました。これに対して川嶋先生は、「体温調節には交感神経が大きく関わっています。冬は寒い屋外に出るだけで、身体が体温をあげようと交感神経がオンになり、身体の末端の血管が収縮し、血液は臓器が集まる身体の中心部~頭部へ集中します。これにより血流量が減少した末梢(手足)は冷え、血流量が増えた顔はほてることにつながります。その後、暖房が効いた温かい室内に入ると血管は緩みますが、室温が高いため、ほてる感覚は持続します。そして暖房が効きすぎていると体温維持のため今度は発汗しようと再び交感神経がオン状態になります。この状態を何度も繰り返すことで、交感神経が終始休みなくスイッチがオン状態となるため、自律神経が疲弊してたとえ適度に温かい部屋であっても血液の集まった顔がほてり、手先足先が冷える『ほてり冷え』になるのです。」と述べています。

■『ほてり冷え』チェック
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寒さが厳しくなるこれからの季節、下記項目で「ほてり冷え」度をチェックしましょう。
□上半身や顔がほてる
□首から上に汗をかく
□手先、足先が冷えている
□熟睡できない
□やる気が起きず集中力がない
□イライラしやすい
□手のひらが白っぽい、もしくはだいぶ赤っぽい、青っぽい
□生活が不規則である
⇒3つ以上当てはまると『ほてり冷え』の可能性が高いので、以下の対策を参考にしてみてください。

■『ほてり冷え』対策は、自律神経トレーニング!
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川嶋先生は『ほてり冷え』の対策について次のように述べています。「『ほてり冷え』対策には、自律神経トレーニングと温めによる血めぐり促進が有効です。あまり知られていませんが、自律神経はトレーニングにより鍛えることができます。具体的には体温、血圧、心拍数を穏やかに変化させる入浴や運動を一定期間継続することで、自律神経はトレーニングされます。また、ほてり冷えの原因になりやすい寒暖差対策として、冬は着脱をしやすい重ね着や室内の温度を上げすぎないなど、室内外の温度差をなくす工夫も重要です。」

対策(1) 38℃~40℃のお湯で炭酸入浴
38℃~40℃のお湯で炭酸ガス入り入浴剤を入れて全身入浴をしましょう。ぬるめのお湯は副交感神経が優位になるため、顔に集中していた血液が手足にまわり、全身が温まります。さらに、炭酸ガス入り入浴剤は温浴効果を高めて血めぐりをよくしてくれるため、効率よく温めることができます。入浴は、体温や血圧、心拍数などに穏やかな変化を与えることができるので、継続的な入浴で自律神経トレーニングができます。(画像・グラフ参照)

対策(2) 温熱グッズの活用
大きな筋肉がある、太ももなどを温めると全身が効率的に温まります。またお尻の真ん中より少し上にある「仙骨」には副交感神経の中枢があるため、この部分に温熱シートを貼ることで血管を広げ、血めぐりを良くしてくれます。また目元の温めも副交感神経を優位にし、血めぐり促進に効果的です。

対策(3) ペットボトルの上げ下げ運動
500ミリリットルのペットボトルを両手に持ち、走るフォームのように身体に沿って上下に腕をふる動きを1日最低10往復しましょう。3週間~1ヵ月ほど継続して行うと自律神経が整ってきます。室内でも簡単にできるため、寒い時期に手軽にできる運動としておすすめです。

<全国冷えマップ>
調査結果を基に全国冷えマップを作成しました。(イラスト参照)

<調査概要>
・調査方法 :インターネット調査
・調査期間 :2015年8月25日~8月27日
・調査対象 :札幌、仙台、東京都23区、名古屋、大阪、福岡在住の
20代~50代の女性 1064名
・調査内容 :「身体の不調と冷え」に関する意識調査


監修:東京有明医療大学 教授 川嶋 朗先生

川嶋 朗(かわしま・あきら)  東京都出身
医学博士、日本内科学会認定総合内科専門医

北海道大学医学部医学科卒業、医師。
東京女子医科大学大学院医学研究科修了、医学博士。
ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院に留学。
2003年、日本の大学病院初の統合医療診療を行う
「東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック」を開設し所長に就任。

東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科 教授
東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門担当
日本内科学会認定総合内科専門医
日本統合医療学会(IMJ)理事、認定指導医

著書
『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書)
『冷え取り美人』(アスペクト)
『太らない病気にならない体のつくり方』(実業之日本社)
『やせる!冷え取り習慣66』(講談社)
『体を温めて健康になる100の法則』(リイド社) 等

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