「進撃の巨人」作者の諫山創氏独占インタビュー、BBC.jpで公開

BBCワールド ジャパン株式会社 2015年10月19日 10時10分
From PR TIMES

諫山氏「(ひとりの編集者に)面白いって評価いただいたんですけど、その時の感想としてはかなり諦めモードというか、自己評価低かったんで、『この人大丈夫かな』くらいのその感じだった」



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「進撃の巨人」作者の諫山創氏のBBC独占インタビューが、新たに開始した日本語版サイトBBC.jpで公開されました。

世界的に著名な漫画作者が、どのように本作の構想に至ったのか、出版に至るまでの困難や学生時代に抱えていた苦悩、そして「進撃の巨人」がこれほどまでにヒットしていなかったら何をしていたか、BBCニュースの大井真理子とのインタビューの中で語りました。

下記インタビューより一部抜粋。以下使用の際には必ずBBC.jpのクレジット記載をお願いします。

諫山氏「影響を受けたゲームがありまして。宇宙人がいっぱい攻めてきて地球が大変みたいなものなんですけど。それでその宇宙人、よくあるモンスターが地球を攻めてきて人類滅亡寸前というジャンルのもので、そのモンスターとして人食い巨人というのは面白いんじゃないかと思いまして。そのゲームの影響で思いつきました。」

「うちが農家をやってまして。稲作とかあとは梅だったりそういった農業をやって、それで食べていくみたいな兼業農家なので。それを子供のころからやってた経験からか、やっぱり生き物っていうのは基本的に生物の、有機物の栄養をとってしか生きられないっていうか。それを残酷というのは人間のただの価値観で、それは別に普通のことなんだって思いました。文明を得た人間が社会という価値観を通して、肉食動物が草食動物を食べるのは残酷な行為だと思うこともあると思うんですけど、それは基本的にいいとか悪いとかっていうのもただの人間本位な考え方で。それはちょっと違うんじゃないかみたいなことは、描きながら思いました。」

「普通に会社に就活するように、いろんな会社に自分の企画を持っていって審査してもらうっていう活動は漫画家の皆さんならだれでもやると思うんですけど、主要な出版社には3社ほど行かせてもらいました。話はちょっとほめてもらった気がしますね。でもやっぱりちょっと絵とか……もう、そうですね、とてもそれが現行作品3作目だったんですけど、それが3作目とは思えない絵のクオリティ、低いっていう方向で……だったので、もう半分、漫画家にはなれないんじゃないかなということは思ってまして。やっぱりあの、競技人口というか、すごくいろんな目指している人がいて、その中の上位に自分が食い込めるわけがないとずっと思ってましたので。最後に唯一、評価していただいたのが講談社の、「少年マガジン」の編集部だったっていうことですね。川窪(慎太郎)さんに見てもらって面白いって評価いただいたんですけど、その時の感想としてはかなり諦めモードというか、自己評価低かったんで、『この人大丈夫かな』くらいのその感じだったので、まさかそうなるとは自分でも思ってませんでした。」

インタビュー全文は、本日よりリンクにてご覧いただけます。またこのインタビューは、関連TVチャンネルBBCワールドニュースでもご覧いただけます。

先週開始したBBC.jpは、ビジネス、エンターテイメント、テクノロジーに加えて、世界の約100カ国で取材するBBCのジャーナリストたちによるニュース、読み物、特集記事の中から、見識深い日本ユーザーにとって有意義な話題を選んでお届けしています。

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プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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