インドのマーケティング会社「ファウンテンヘッド社」の株式90%取得で合意

株式会社電通 2015年10月19日 13時45分
From 共同通信PRワイヤー

2015年10月19日

株式会社  電 通

インドのアクティベーション領域に強みを持つマーケティング会社
「ファウンテンヘッド社」の株式90%取得で合意

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、インドにおいて顧客企業の関心が高まり市場が活性化しているアクティベーション領域に強みを持つマーケティング会社「Fountainhead Entertainment Pvt. Ltd」(本社:ムンバイ市、以下「ファウンテンヘッド社」)の株式90%の取得と、今後段階的にシェアを拡大し完全子会社化するオプションを当社グループが有することにつき、同社株主と合意しました。

 アクティベーションとは、商品やサービスを実際に体験できるマーケティングイベントを通して消費者のエンゲージメント(ブランドに対する消費者の関与)を高め、短期的には購入促進、中長期的にはブランドに対する好意度・信頼感を高めるマーケティング手法です。
 1994年に設立されたファウンテンヘッド社は、設立当初からこの領域のビジネスを推進し、現在では音楽やスポーツ分野のイベントにも活動領域を広げています。また、SNSをはじめとするデジタル媒体を活用したマーケティングサービスも提供しています。

 買収後は、当社グループの専門領域ブランドの一つで、ファウンテンヘッド社と同様に、アクティベーション領域に強みを持つpsLIVE(ピーエスライブ)との連携を深め、2016年をめどに両社を合併させる予定です。これにより、当社グループはアクティベーション領域でインド最大のマーケティング会社を傘下に持つことになります。

 当社グループはインドにおいて既に多くの事業を展開していますが、今回の買収を契機にグループ全体での顧客サービスの付加価値を高め、インドでの成長戦略を加速させてまいります。

 なお、本件が当社の2015年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

 電通グループのインドでの事業展開およびファウンテンヘッド社の概要は以下のとおりです。


■電通グループのインドでの事業展開
 当社グループのインドでの事業展開は、総合広告会社のDentsu Communications、Dentsu Creative Impact、Dentsu Marcom、クリエーティブエージェンシーのTaproot Dentsu、メディア・コミュニケーション・エージェンシーのCarat、Dentsu Media、Vizeum、デジタルエージェンシーのDentsu Webchutney、iProspect、Isobar、WATConsult、OOHエージェンシーのMilestone Brandcom、Posterscope、アクティベーション領域専門のマーケティング会社のpsLIVE、運用型広告における先端的なトレーディングデスク・サービスを提供するAmnetで行っています。

【ファウンテンヘッド社の概要】
社  名  : Fountainhead Entertainment Pvt. Ltd
本社所在地 : インド・ムンバイ市
        デリーとバンガロールにも拠点を置く
設  立  : 1994年(1995年2月に営業開始)
株主構成  : 株式取得後
        電通イージス・ネットワーク    90%
        ファウンテンヘッド社経営幹部 10%
収  益    : 3億4,000万インドルピー(約6.3億円)(2015年3月期)
代 表 者   : Brian Tellis (Chairman)
                        Neale Murray (Managing Director)
従業員数  : 205名
事業内容  : アクティベーション領域のマーケティングイベントやプロモーション、
                        デジタルマーケティングなどのサービスを提供

以 上



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