追手門学院大学が日本で初めて「笑い」を学問として追究する「笑学(しょうがく)研究所」を設立 -- 記念シンポジウムを11月26日に開催

追手門学院大学 2015年10月10日 08時05分
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追手門学院大学(大阪府茨木市 学長:坂井東洋男)は10 月1 日、創立50周年記念事業の一環として「笑学(しょうがく)研究所」を設立した。これは、笑いとユーモアの文化に関する研究や、笑いを活用した教育プログラムの研究および実施、コミュニケーション能力の育成などを行うもの。研究と活動を通して、人生の楽しさと人間の幸福に貢献することを目指す。11月26日(木)には、設立記念シンポジウムを開催する。


 追手門学院大学は、大阪の中心で生まれ育った大学として、大阪を代表する文化である「笑い」を学問として追究する「笑学研究所」を設立。10月8日の記者発表会には、大阪の観光名所である通天閣から、幸運の神様ビリケンさんも出席した。

 「笑学(しょうがく)」とは、笑いと知の融合を目指す総合的な学問研究であり、冒険的な学への挑戦という意味が込められている。現代の社会変化、国際化のなかで、人とのコミュニケーションや自己表現のための能力は必要不可欠。大学にはコミュニケーション力、人間関係能力、プレゼン能力の育成が要請されている。同研究所では、「笑い」「ユーモア」「大阪文化」「上方芸能」「放送演芸」「大阪弁」「人間関係」「自己表現」「コミュニケーション」をキーワードに、ぎくしゃくした人間関係を解きほぐし、コミュニケーションを豊かにするための有力な手段としての笑わせる能力や技能の分析研究を進めていく。

 このたびの研究所設立を記念し、11月26日(木)には記念シンポジウムを開催する。同研究所のモットー「笑う門には福来る」をテーマに笑いを考える。詳細は以下の通り。

◆追手門学院大学笑学研究所 設立記念シンポジウム 笑う門には福来る ―笑いと知の融合をめざして―
【日 時】11月26日(木)15時~18時
【場 所】追手門学院大学5号館5201教室 
【講 師】尾上 圭介 追手門学院大学客員教授(東京大学名誉教授)
【講師略歴】
 1947年大阪市生まれ。東京大学名誉教授、博士(文学)。専門は日本語文法論。大阪のことばと文化、特に落語や笑いなどにも造詣が深い。
 著書:単著/『大阪ことば学』 創元社 1999 (のち講談社文庫で再版)、『文法と意味I』 くろしお出版 2001、『文法と意味II』くろしお出版 近刊、編著/『朝倉日本語講座 第6巻 文法II』 朝倉書店 2004
【プログラム】(予定)
・開会、基調講演(尾上氏)
・公開講義(同大客員教授)
・ディスカッション(尾上氏、同大客員教授、笑学研究所員) 
【申込み方法】
 定員200名(無料、先着順)
 メールまたはFAXで件名(11月26日シンポ申込み)、氏名(フリガナ)、郵便番号、住所、電話番号、所属または学校・学年をご記入のうえ、申し込む。
 メール: showgaku@otemon.ac.jp
 FAX: 072-665-5034

◆笑学研究所
【所 長】井上 宏 日本笑い学会理事・顧問、関西大学名誉教授、日本笑い学会初代会長、元・大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)館長
【特別顧問】西上雅章 通天閣観光株式会社 代表取締役社長、同大客員教授
【副所長】高垣伸博 同大社会学部教授(マスコミ論、放送演芸論)
【所 員】浦 光博 同大心理学部長・教授(社会心理学)、真銅正宏 同大図書館・情報メディア部長、国際教養学部教授(日本近代文学)、横田 修 同大社会学部専任講師(演技・演劇論)
【主な事業】
(1)笑いとユーモアの文化に関する研究
(2)笑いを活用した教育プログラムの研究及び実施
(3)上方芸能に関する研究
(4)上記(1)~(3)に関する出版事業
(5)上記(1)~(3)に関する講演会、シンポジウム等の事業
(6) 笑いに関する図書、資料等の収集と提供に関すること

▼本件に関する問い合わせ先
 追手門学院大学 笑学研究所
 〒567-8502 大阪府茨木市西安威2 丁目1 番地15 号
 TEL: 072-641-9723(教育支援課)
 FAX: 072-665-5034
 E-mail: showgaku@otemon.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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