Nexen Tire、チェコのジャテツで新工場起工式

Nexen Tire 2015年10月02日 17時14分
From 共同通信PRワイヤー

Nexen Tire、チェコのジャテツで新工場起工式

AsiaNet 62028(1287)

【ソウル(韓国)2015年10月1日PR Newswire=共同通信JBN】
*Nexen Tireはチェコ共和国のジャテツに新工場を建設し、欧州での基盤を強化

*新工場は欧州市場での販売を拡大し、世界的な自動車メーカーに新車装着(OE)タイヤを安定供給

国際的な大手タイヤ・チューブ・メーカーのNexen Tireは、世界で最大規模のタイヤ市場である欧州市場を目標にした取り組みを強化するため、チェコ共和国ジャテツの新工場用地で起工式を行った。ジャテツ新工場は用地面積が65万平方メートルで、同社が投資した建設費は8億2900万ユーロを上回った。

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Nexen Tireは2018年に工場の操業を開始し、現在の市場状況に基づいて、年間製造能力を1200万タイヤを超えるまで徐々に増強する計画。新工場はこの地域で1000人以上の雇用を創出する見通しだ。

Nexen Tireのカン・ビョンジュン会長は「チェコ共和国の新工場は中国の青島に次いで韓国国外で2番目の製造施設となる。当社の新たな躍進に向けて大きな弾みになる。欧州での基盤を強化することにより、世界のタイヤメーカーの中で国際的なトッププレーヤーになる素晴らしい機会を与えてくれると思う」と述べた。

起工式にはカン・ビョンジュン会長やカン・ホウチャン社長らNexen Tireの幹部、チェコ側からはボフスラフ・ソボトカ首相と閣僚、ウースチー州のオルドリッヒ・ブベニチェク知事、ジャテツ市のズデンカ・ハモウソフ市長、そのほか欧州のバイヤーやディーラー、地元住民ら約300人が出席した。

ジャテツの新工場建設計画は、欧州市場で拡大する需要に応え、フォルクスワーゲン(VW)、ルノー、Skoda、SEATなど世界的な自動車メーカーにOEタイヤを安定供給する態勢を確保するのが目的だ。

チェコ共和国は、欧州で残された有望市場に浮上した東欧市場へつながる戦略的な位置にあり、ドイツ、フランス、英国といった最大規模の欧州市場へのアクセスが良い。さらに新工場が位置するジャテツは、安定した大規模労働力など有利な条件を備えている。ジャテツの半径400キロ圏内には約30社の自動車メーカーが立地し、Nexen TireがOEタイヤを供給する上では最適の場所である。

こうした地理的な利便性に加えて、チェコ共和国政府が投資の誘致に積極的な努力を見せたことも、ジャテツに新工場を建設する決定的な要因になった。

Nexen Tireはさまざまな欧州自動車メーカーの車種にOEタイヤを供給してきた。車種としてはフィアットの500Xやデュカート、ルノーのトゥインゴ、フォルクスワーゲン(VW)のキャディなど。同社はブランド認知度を高めて、欧州市場で販売を拡大するために、マンチェスター・シティ・フットボール・クラブのオフィシャルスポンサー契約を結び、2015年フランクフルト・モーターショー(IAA)に参加するなど、さまざまなマーケティング活動を繰り広げている。

▽Nexen Tireについて
Nexen Tireは1942年創業の世界的なタイヤメーカー。韓国の慶尚南道の梁山と首都ソウルに本社がある。世界で最も急速に成長したタイヤ製造業者で、世界141カ国に491のディーラー網を展開する(2015年7月時点)。製造工場は韓国の2カ所(梁山と昌寧)、中国の青島にある。2018年にはチェコ共和国のジャテツ工場が操業を開始する。Nexen Tireのタイヤは乗用車やスポーツタイプ多目的車(SUV)、小型トラック向けで、最新の技術を採用し、設計に優れている。最新鋭の技術を駆使したUHP(ウルトラ・ハイ・パフォーマンス)タイヤの生産にも力を入れ、世界のさまざまな国の自動車メーカーにOEタイヤを供給している。2014年は世界のタイヤメーカーの中で初めて、優秀設計賞4賞をすべて獲得した。詳しい情報はリンク まで。

ソース:Nexen Tire

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