トルコの法律事務所がランドローバー社四輪駆動車のリコール求めて訴訟
AsiaNet 62014(1278)
【イスタンブール(トルコ)2015年10月1日PR Newswire=共同通信JBN】トルコのGUROL法律事務所代理人である弁護士エンギン・ヤクート氏はこのほど、トルコにあるレンジローバー・ヴォーグの四輪駆動車全車に重大なファクトリーディフェクトがあると主張して、トルコ関係当局に正式に訴状を提訴した。訴状では、問題の車両がトルコ国防省によって市場からリコールされるべきであると要求している。訴えは、対象となった17台のレンジローバーの製造上の欠陥からして、同国の至る所にある多数の四輪駆動車についても同じ欠陥があり得るとしている。
訴状の提出後、この訴訟は「調査開始」のため、科学省、産業技術省とともに税関当局に移管される。ヤクート氏がリコール訴訟に勝訴した際には、レンジローバー・ヴォーグ全車両のリコールを求める権利は最初にトルコで、その後「国際的な承認と認証」を通じて全世界で同じ手続きが可能になる。この訴訟は、Twitterのタグ名「Land Rover Game Over (リンク )」グローバル・トップテン10リストに入った。
ヤクート氏のリコール訴訟は、イスタンブール第1消費者保護裁判所で審問され、(レンジローバーが原因で)負傷した消費者によるリコール訴訟は(イスタンブールの)バクルコイ第2消費者保護裁判所で審理される。審理は12月7日に開かれる。
ランドローバー側の弁護士インチ・アクイン氏は、9月17日に審理されたイスタンブール第1消費者保護裁判所でのリコール訴訟に同席した。
ヤクート氏はまた、トルコの販売会社に対する刑事訴訟を提出した。訴えは「公式文書の詐欺および偽造」である。イスタンブールの上席検事オフィスで開かれた取り調べに従って、販売会社の経営者は同社の見解を警察当局に提出するよう求められた。
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ソース:GUROL LAW OFFICE
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