HIMSS Asia Pacificとタイ保健省がHIMSS AsiaPac16会議・展示会協力で覚書調印
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【シンガポール2015年9月28日PRNewswire=共同通信JBN】HIMSS Asia Pacificとタイ保健省は9月23日、バンコクのタイ保健省本部で覚書に調印した。覚書は、来年8月タイのバンコクで開催されるHIMSS AsiaPac16会議・展示会に備えて協力するためのものである。
タイは急速に発展しつつある医療技術市場である。同国は近年、成長する医療ツーリズムと富裕の増大が高度の健康管理への需要拡大につながり、多くのソリューションプロバイダーに欠かせない重点市場となった。
民間医療管理部門が技術取り込み競争をリードしているが、この覚書調印は、タイの公共医療管理部門も技術受け入れ開始の準備ができたことを示している。
HIMSSは、調印された覚書がタイと域内全体で医療技術の利益の認識をさらに広げ、最終的に、医療管理を改善しアクセスするITの取り込みと実現の拡大につながるとみている。
HIMSS Asia Pacific2016年会議・展示会は「Advancing Digital and Patient-Centered Care(デジタルと患者本位のケアの前進)」をテーマに開催される。このイベントが取り組む重要テーマは次の通り。
*よりよい健康のためのよりよいデータの適用
*スマート病院の連係創出
*患者へのより緊密な対応
*ケアモデルの転換
これらのテーマで、具体的に公共部門、民間部門の向上に役立てるためのトピックがある。公共医療管理部門では、データ管理、公衆衛生、普遍的な医療管理制度、テレビや通信を利用した遠隔医療など現在の重要問題の解決に関して学ぶことができる。一方、民間部門では、silo-edテクノロジーの取り込み方と完全なペーパーレス環境への動きを調査することができる。
HIMSS Asia Pacificのサイモン・リン常任理事は「HIMSS AsiaPacの年次会議・展示会がタイで開催されるのは初めてで、われわれはタイ保健省の積極関与を得られて大いに自信を持った。これは国家的、地域的見地から非常に大きな前進だ。これは単にイベントを共同で開催するだけでなく、医療管理と生活を協力して変えようという野心、夢、願いに関係している。バンコクでこの種の行事として初めて開催されるHIMSS AsiaPac16で、世界的な思想リーダーや医療管理専門家が新たな機会を学び、共有し、創造するために集まるこの独特のプラットフォームに、地元や地域の医療管理の仲間が容易にアクセスして恩恵を受けると想像できる。このイニシアチブは、タイだけでなくアジア太平洋地域での変容を促す触媒の一つになると確信している」と語った。
ソース:HIMSS AsiaPac16
▽問い合わせ先
Melissa Leong
Marketing and Strategic Relations Manager
HIMSS Asia Pacific
D: +65-6664-1182
M: +65-9760 7174
Email: mleong@himss.org
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