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サイバー攻撃の脅威増大:標的型攻撃(APT)対策ソリューションのアジア市場が成長へ

世界的にサイバー攻撃に対する脅威が増す中で、特定の企業等を標的に機密情報を盗み出すことを目的とした標的型攻撃(APT: Advanced Persistent Threat)が猛威をふるっています。APT攻撃の主な手法は、ソーシャルエンジニアリングやゼロデイ・エクスプロイトが挙げられ、フィッシングメールが最も多く用いられる攻撃手法となっています。さらに近年では、特定のウェブサイトにハッキングを行い、サイトにウイルスを仕掛けてサイトの訪問者にウイルスを感染させる「Watering Hole(たまり場)」型の攻撃がより多く行われています。

フロスト&サリバンの調査分析「アジア太平洋地域の標的型攻撃(APT)市場の展望」によると、アジア太平洋地域におけるAPT対策ソリューションの市場規模は、2014年の1億1790万米ドルから2019年には6億5870万米ドルに成長する見通しとなっています。同分析によると、オンプレミス型のAPT対策ソリューションが主要なシェアを占め、クラウド型ソリューションは将来的な成長が予測されています。

アジアにおいては、日本、オーストラリア、ニュージーランド、ASEAN(東南アジア諸国連合)がAPT対策ソリューションの市場拡大が進む主な地域となっています。業種別では、金融機関、政府機関、エネルギー、医療、法律事務所、教育機関など、機密データを取り扱う産業での導入が今後進む見込みです。

「アジア太平洋地域のAPT対策ソリューション市場では、FireEye社が最も大きなシェアを占める一方で、アジア圏内のAPT対策ソリューションベンダーのトップ10に含まれるトレンドマイクロ社や韓国のAhnLab社といったセキュリティベンダー間での競争が激しくなりつつある」と、フロスト&サリバンのICT部門シニア産業アナリスト、チャールズ・リムは述べています。

フロスト&サリバンの分析では、仮想的な環境でファイルを実行して動作を分析するサンドボックス型ソリューションが今後2~3年間で最も大きなシェアを占める見込みとなっており、クラウド型のサンドボックス型ソリューションが、特に中小企業での導入が進む見通しとなっています。これらの企業では、次世代ファイアウォールといった統合型のセキュリティ対策に付加価値を見い出すでしょう。

多くのベンダーは、サンドボックス型技術は、攻撃に用いられる高度なマルウェアの検知において不十分であると認識しています。しかし、サンドボックス分析技術やダイナミック・インテリジェンス・アーキテクチャは、今後もマルチレイヤ型の予防アーキテクチャの中心を形成する主要な要素となるでしょう。これらはスレットインテリジェンス、セキュリティ・アナリティクス、マルチフェイス型マルウェア分析、フォレンジック・ツールによって補完されるでしょう。

「企業が求める主要な技術は、サンドボックス、エミュレーション、ビッグデータアナリティクス、変則的行動分析が挙げられます。これらの技術は、他のソリューションと統合することで、保護レベルやパフォーマンス全体を最適化することが出来るだろう」と、リムは述べています。

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「サイバーフィジカルシステムの台頭:2020年に向けたコネクテッドインダストリーの未来」
日時:10月09日11:30 ~12:30
会場:幕張メッセ 国際会議場1階 101会議室
話者:フロスト&サリバン ジャパン株式会社 ICTリサーチ部門長 マーク・アインシュタイン 
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